5.0
ミュリエルの成長がいい❣️
引きこもりの伯爵令嬢だったミュリエルは、親から皇室で大好きな図書館の仕事ができると吹き込まれ、行ってみたら聖獣のお世話係へ。これって親のせい?それとも騎士団長のせい?
ずっと引きこもっていたから、お水を運んだりブラッシングするのも重労働だと思うんだけど…。
でも彼女には、『聖獣と話ができる』という特技があることがここへきて分かった!よかったよね。だからこそ、いろんな種類の動物なのに聖獣という括りで、お話ができる❣️聖獣達も「話が分かる子がきたー」と喜んでいた。でもやっぱりかなりの体力不足…。次の日は、動けない…。聖獣さん達が水汲みを手伝ってくれて。申し訳ないので物語を読み聞かせしたら、一番怖そうなウサギのボスが目に涙を溜めたり!とってもいい職場です!イノシシさんは趣味ではないベルトをつけていたので「とって!」と言われてとってあげたり。きつそうなのでこういうのがいいですよと、助言したり笑いあり涙ありです!!
考えてみれば、聖獣さん達が好きで聖獣に選ばれた訳でなく、自分の本当の仲間から離されたりする話を聞き、彼女は成長していくしかないよね。みんなのために❣️すごくいいお話です❣️
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引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番