5.0
名作
幼い頃、胸躍らせて読んだ活劇ヒロイン・ロマン。今のネットフリックスより、アマゾンプライムより、テレビのドラマより、なんだか色気づいた漫画より、ずっとずっとワクワクする勇敢で美しいヒロインの物語。クラシックなストーリーテリングはどこへ行ってしまったのか。
-
0
33488位 ?
幼い頃、胸躍らせて読んだ活劇ヒロイン・ロマン。今のネットフリックスより、アマゾンプライムより、テレビのドラマより、なんだか色気づいた漫画より、ずっとずっとワクワクする勇敢で美しいヒロインの物語。クラシックなストーリーテリングはどこへ行ってしまったのか。
かろりのつやごとでファンになりました。今は仕事中のお供です。毎日2回更新、楽しみにしています。単行本買おうかどうか迷ってますが、愛蔵版絵本のような趣もあって、持っていても長く読めそうです。子供も、子供の子供も読めそうです。こちらもとても可愛い。この作家さんは丁寧で、日本語もお手本みたいだし、行儀マニュアルとしても読めます。
大学時代の慰め、その後、留学した時も持っていきました。外国の日本語を勉強している友達にたくさんプレゼントしました。素晴らしい日本語教材です。皆さんも試してください。
ウシジマくんや九条の大罪はまだ、日常の影に潜む悪、というか普通私たちが出会う人々の話でしたが、こうなるとハリウッドです。どこからこんな主題やキャラを見つけてくるのか。ブレイキングバッド、日本版です。どこで化学の先生が出てくるのでしょう。
すすめ!パイレーツの時代、すごく好きでした。女の子が可愛かった。澤村まこと! 今も学校ものを描いてくださっているようで、今度は子供に読ませます!ありがとうございます。
演出がひどい。パニックした表情アップの連続は、怠慢だ。背景を描くための調査研究をしていないから。風景はほとんど読者からの賞賛を得られないけれど、ストーリーを進める大きな助けになるはず。こちらの作者は背景が描けないように見える。
言わずと知れた社会学一般書の漫画版。漫画にした理由があまりわからない。少年院の様子や制服ジャージなどのイメージ情報は貴重だけれども。多分、原書を読む方が得るところは多いと思う。漫画家の仕事は情報をできるだけエモーショナルにすることだけれど、そのための手段としてキャラ造型がある。この作品では難しい。
暗い古い高度成長時代の日本。戦争の記憶、呪われた家系、復讐の人生。楳図かずおはジャーナリストとしても素晴らしい仕事を残したと思う。おろちのネーミングがどこから出てきたのか、教えてほしい。文化史に残る優秀ネーミングだと思う。しかもその具現化が美少女というのも。。。
梶原一騎のような作者はおそらく、昭和50年代生まれで最後です。ちばてつやのような画家も、おそらくもう出ない。両方ともスケールが桁違いの日本の文化人。ちばてつやは絵画界で巨匠になれたと思います。梶原一騎は極端なまでの反抗と夢想の能力によって現実を塗り替えることに成功した人。この二人が戦後日本の底力を体現していたとすれば、おそらく漫画もそうだったのです。そう思わせる作品です。日本民衆のドラマは、ドストエフスキーでもない、ヴィクトル・ユーゴーでもない、ドクトル・ジバゴでもない、風と共に去りぬでもない、あしたのじょーでした。
これは、必読!
萩尾望都さんも相当なエピックドラマの作家ですよね。個人的には、大島弓子にまさる独創性・作家性の女性作家はいないと決めてしまっていますが、萩尾さんや竹宮さんのドラマ性は稀有なものと思います。池田理代子さんのドラマトゥルギーはまだ大河ドラマとか、バリー・リンドンとか、昔のコスチューム演劇に近いものがあって、漫画としての利点は感じないのだけれど、萩尾さんは漫画そのもの、多分他の媒体ではこのドラマチックは出ないね。小説を書く人は読んだ方がいい。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
悪魔の花嫁