漫画好きになりましたさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全77件
  1. 評価:3.000 3.0

    天才は一夜にして成らず

    後ハッピーマニアで、誰この作家、天才?!と思った事がきっかけで、モヨコ先生の多作品を読ませていただいて、腑に落ちました。天才は一夜にして成らず。名作の影には幾多の失敗した試作品がある、と。正直、先生自身若い頃の漫画は、今ではかなり古いと思います。一生を風靡した漫画家のチャレンジは、40歳・50歳となっていく読者を惹きつけられるか、と言うこと。ほとんどが成功しない。モヨコ先生は少ない成功者、しかも完全に先に進んでいる。多分すごい努力があったのだと思います。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    教科書!

    超最先端の職業ですね。毎日孤独死が報じられて、誰もが心の底でいつかは自分と震えている。まだ10年、まだ20年ある、その間に愛してくれる誰かが見つかるだろうとか、近所付き合いが密で、誰もが誰もの家に入り込むような昔の共同体のような社会が見つかるだろうとか、独り言を言っているけれど。10年後も20年後も孤独なままだという確信がどこかにある。そういう私たちに警鐘を鳴らす職業。日本人すべての看取り人、それが特殊清掃人。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    画力!

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    画力が素晴らしいので、30年前の前編も読んでみました。元々イラストレーターとか画家の修行をした人なんでしょうかね。デザイナーかな。絵の才能はすごいですね。少女漫画にはあまりいないタイプだけれど、ちばてつやとか大友克洋とか、画家としての能力がストーリーテラーとしての能力を凌駕するような人は少年漫画に多いように思う。しかもこのユーモア!ギャグは完全に少年ジャンプですよね。もしかして男性ですか?

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    絵の可愛さとは裏腹に…

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    すごい人間観察が隅々まで行き届いた作品と思います。デッサン力半端ない。日本はいい国ですよね、漫画という教育ツールがある。つとむさん、前職の係長によく似ている。ただタフで無神経で、時にナイスガイ、時にファミリーガイ、時にパワハラだったI係長も、以前に精神を病んで長く休職していたと聞きました。つとむさんにそっくりでした。驚くべきは、こんな複雑で陰影のある一人の人間の典型的な姿が、3本の線で描かれた顔に実現していることです。本当、すごいです。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    面白いけども

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    法医学漫画からこちらに。面白いけど、面白いと思っている自分が嫌になる。勧善懲悪、と言うよりも歯には歯を。超能力レベルの異才を駆使して、警視庁エリートが悪い人を成敗していくんですが、仕置人という日本特有のストーリーはもう古い。すでに書いておられる方もいますが、日本にまだ極刑が残っている事実を世界がどう見ているか、漫画のレベルでももっと気をつけた方がいいと思います。裁くのは人間でしょうか。ギロチン廃止になった国の戦いを漫画にできないものでしょうか。

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    介護の現実ではありません

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    おお、やっと介護漫画が現れた!と喜んで2話読みましたが、これは介護の漫画じゃありません。読者は介護に興味があるのか、日本で現在一番資産を溜め込んでいると言われる65歳以上の高齢者の生活に興味があるのか、どっちなんでしょうか。二つは満足させられないと思いますよ。もちろん、有料老人ホームに集う超富裕層かつ認知症アドバンスド老人の資産管理はすごく面白い分野で、誰か漫画にしてほしいけれども。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    狂気ですか

    最近まで、都内富裕層の高校生のお子さんの海外大学受験用家庭教師をしていました。

    子供と一心同体になったお母さん。お母さんの鏡となった子供。同じでした。ある意味、お母さんにとっては幸せなことですよね。社会がそんな責任を預けてくれることなんて、普通の女性にはないことだから。一方、子供があの自他撞着を愛情と思い込んだら。。。これが怖いんですよね。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    漫画らしい勧善懲悪

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    も、ちょっとあまりに遠近感なさすぎて、もう一度写生からお勉強してほしいようにも。いきなり「バーン」と扉を開いて現れて、全ての元凶である優柔不断な夫の頬に平手打ちを浦和せるパートの主婦とか、小学校低学年の読者は喜びそうですよね。で、時々小学生になった気分になって読みました。荒唐無稽さと絵の下手さと徹底した勧善懲悪の少年探偵団的な倫理観に癒されました。

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  9. 評価:4.000 4.0

    精神疾患の教科書?

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    素人にはなかなか入りにくい精神疾患の世界の入門書とも言えるでしょうか。先生が隠れた天才とか、昔の恋人の悲しいエピソードとか、はたまた精神疾患は心が弱いからとか、心が弱いままで生きていける社会がいい社会だとか、そういう余計なストーリーの潤滑油のような仕掛けはさておき、専門的な知識へのアクセスが容易になります。パニック障害なんてすごくハードルの高い領域ですし。

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