ミアにしてみれば、1年に満たない期間でラピレオン家内で存在感を増すペレシャティの事が気に入らないのは分からないではないけど、ほぼ八当りだもんね、そりゃいい加減怒るよ。
ここはまず、フィニアスが無事だった事を喜ぶべきところだもん。
テルデオとペレシャティが遠慮がちではあるけれど、お互いを気遣う姿がとても良い。階段で寄り添った後姿は本当の夫婦のよう。
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ミアにしてみれば、1年に満たない期間でラピレオン家内で存在感を増すペレシャティの事が気に入らないのは分からないではないけど、ほぼ八当りだもんね、そりゃいい加減怒るよ。
ここはまず、フィニアスが無事だった事を喜ぶべきところだもん。
テルデオとペレシャティが遠慮がちではあるけれど、お互いを気遣う姿がとても良い。階段で寄り添った後姿は本当の夫婦のよう。
ついに形勢逆転。
今度はデミアンがクロエに翻弄される側になるのかな?まぁ、それだけの事をしたからね、致し方ないか。
百歩譲って、ヨーロッパの貴族が結婚相手の家系や資産状況を内部調査するのはよくある事だけど(故ダイアナ妃がチャールズ現国王と婚約した時も、王室がスペンサー伯爵家の家系図を何百年も遡って調査させたのは有名)、さつ人容疑を着せたのはやっぱりいただけないよね、私でも怒り心頭致しますもん、多分思い出しては一生怒ってます(笑)。
加えて今回の流産、完全にクロエの中で自分とデミアンを繋ぐ最後の心の糸が切れてしまったのだろうね。
ただ、クロエ、断言してもいいけど、この先愛情も憎しみという感情もデミアン以上にあなたに与えてくれる人間は現れないと思う。
ヒドイなぁ、デミアン、…と思いつつ、どこかいいところを捜そうとする自分がいるのよ(〒﹏〒)
デミアンのいいところ。
上官としてはかなり優秀。
意外とクロエ一筋。
…まぁ、容姿端麗。
マキャベリズムを体現したかの様な超現実主義者のデミアンと、愛と理性の女性クロエ。この2人が相反するのは必然。
クロエに望むのは愛を自覚した上で、デミアンから逃げないで正面から戦って欲しい。
この結婚は闘い、そんな気がする。そしてそれが出来るのはクロエだけ。
…すぐコロしちゃうんですね、基本的に。
テルデオ、ナイス!はめたね!
…難しくて何度も読み返してしまった。
医学的見地からではなくて、呪術的見地からの考察、呪いは呪いで相さいする、ということだよね?
1年後のプロローグでフィニアスが生きて登場するということが、何よりの証し。
妻が有能である事に越した事はないよね。
さずがに気づいちゃったか、ヘリオス。
でもヘスの能力は、カエルスのためなら何をする事も厭わないという強い愛情に裏打ちされた物なので、あなたの為に使われるべき物じゃないのだよ。
ヘリオスとカエルス、再び全面対立の予感…、今度はヘスを巡って。
…何だろう?
この場合、他の人間から尾ひれがついて聞かされるよりは、デミアン本人から聞かされたのがせめてもの救い、だと思った。
開き直り度120%、デミアン。
変にオロオロしないのが良い、と言えば良い。
ただ、今迄自分がやってきた事を堂々と受け止める態度は、国をこれから動かそうとする人の器なのかな。実際社会でもこのくらいの事はどの国もやってるし。綺麗事だけじゃやっていけないからね。
これがデミアンという人なのかも。
受け入れるかどうかはクロエしだい。
あああ~っ。
いいところで次回までお預けね。
じゃれつき方が高校生みたいでかわいい。
えええぇ…。
まさかペレシャティが呪い解明の糸口を!?
あれだけの人数の医者達が研究してもわからなかったものを…。
義家族に執着されています【タテヨミ】
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