ほんと、モヤモヤしてる時に翔に呼び出されて
会社に行ってみたら、翔が会ってるのがまたもや
あの女。
…となれば、腹わた煮えくり返るでしょう。
わざわざ呼び出されたかのように見せつけれて。
あれで翔のことを信じる人がどれだけいるんだか。
「不幸体質またか」って花音さんが思い、突っ走るのもわかる。
翔も毎回藤堂さんに「爪痕残されて」苦労してるとは
思うけども、自分のしてきた過去がそうさせるのだから仕方ない。
翔の過去の恋愛はまともではなかったのかな、こういう時にまるで言葉が足りない。お金と地位と顔とあとは肉体でつながってた恋愛しかしてこなかったのでしょう。
「まともな恋愛は花音さんが初めてだ」とか、あとは
どれだけ花音さんが自分に必要なのかも言うべきだけど、肝心な好きだとか愛してるとか、他の女性には言ってこなかった直接的な愛の言葉をなぜここでかけてはくれないのかな。社内だから?そうじゃないよね。
いや、ほんと、花音さんのほしい言葉が足りなすぎ。
翔の心の内の感情をそのまま口に出してくれたら、
それだけでもかなり違ってくるのに。
翔も本来は恋愛には不器用みたいだけど、
だけど大事なもの、失いたくないものにはちゃんと
わかりやすい愛情もかけないとダメだよ。
関係に嫉妬をしているおじい様と花音ちゃんの関係。
あれが結構ヒントになるんじゃないかな。
花音ちゃんがあれだけ楽しそうにしてるんだから、
おじい様から花音ちゃんの楽しませる会話なりから
色々盗んでみてはどうでしょう。
まさかの恋愛までおじい様に学ぶのはすごく嫌だろうけどね。
言葉が足りないながらも、とりあえず花音さんの
気持ちも落ち着いた様子。
おそらく貸切ディナーは無事に行けそうですね。
翔、ここからが挽回のチャンス。このあとしっかり
頼みますよ。
-
10
幼い妻
034話
第34話