4.0
うーん、オーダーシューズは私なら履かせないかな。
最初に自分が一度履いたとはいえ、
オーダーとは違う型の足が入るなんて…。
というより、オーダーシューズを私が貸されたら
私なら断るかな。
そして、貸してくれるなら、今履いてるその靴を
貸せと。
その人のサイズに合わせてるオーダーの靴より
店舗で売ってる一般向けの靴ほうが
どの足にも合うし、靴も馴染んでるから(主人公は秘書だからきっとそこそこの値段の革靴でしょう)
柔らかくて履きやすいし、何より新品オーダーシューズより遠慮はいらない。
しかしライバルに挑んで、結果相手に認めさせるなんて、やっぱり秘書室長が選ぶだけあるかも。
99%、いやほぼ100%秘書室長がスキルが上だけど、唯一彼にないものが主人公にはある感じ?
何でもできる人って、同じように努力するタイプが好きな人ももちろんいるけるど、自分が努力して手に入れたようなものを、ひょいとやってのける人に
惹かれてしまう人もいる。普段平凡な人なのに自分にない数%のものを持っているというだけでリスペクトしてみたり。
完璧な人が完璧な人を選ぶとは限らない。
だから完璧でないその他の人も希望を持てるし、世の中面白いのかも。
さて、恋のライバル同士がタッグを組んだら
この先どんなことが起きるのでしょうか。
なんだかんだでこの2人はこの先良き飲み友達とかになりそうな予感。
主人公は自分をミジンコ扱い、それをあえて否定しない相手。
でもミジンコに負けたはイヤだからミジンコ言うなと言うし、2人は面白すぎる。
きっと2人一緒にいる光景を見た室長は
そんな光景を見て、また主人公に惹かれてしまうんだろうな。
ああ、主人公は何をライバルと計画してるのか。
次話が楽しみで仕方ない。
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黒崎秘書に褒められたい
111話
第44話 -3