5.0
ブラッドムーン、赤黒い月又は皆既月食
ゲーム好きな人がブラッドムーンと聞けば、モンスターを狩ってひたすらポイントをあげて、ランクアップしていくギルドの事らしい。そのモンスターは吸血鬼やその関連のモンスターが出没するダンジョン物と思えば良いのかな?ここでは物語だから、私が勝手にそう解釈して間違っていたら、ごめんなさい🙇
17話まで読んでも、まだ序盤だからこれからどんな展開が待っているのか皆目分からない。ただプロローグで出てきた神聖騎士のノア・ジョンソンが「必ず貴女をここから救い出す」の言葉に涙するリネア。だけどリネアを離さないアレクシスに「私の可哀想なモンスター」と言って居る。ここまでの展開と、この後の展開から結末までは多分長い話しになって行きそう。
ただ17話まで部分的に分かって来た事は、まず、両親を亡くして孤児となってしまったリネアが、叔父の家で奴レイのように働いてきた。その姪を北部のマディ伯爵家へ嫁がせた。体裁はそうだが、金で売り飛ばした話し。
謎多い伯爵家の人達は、黒髪に赤い目が特徴…。それと結婚式とその儀式に飲まされた杯の中の液体はまるで血?のような色と味…。
そして独特の信仰…。リネアもひたすら求めらる懺悔…何故?
3ヶ月に一度のマディ一族の礼拝堂での礼拝…。その度に次々替わる伯爵の妻。もしかしたら儀式との関連性が?それを匂わせる映像と言葉「生と死の境で犠牲になれる者だけが実を結ぶ」と。その実をソフィアに食べさせている伯爵…。
それを何か気がついた皇帝が動き出したと思う。神聖騎士団を動かして、北部の銀鉱を探り、伯爵を帝国に呼び出した。
そしてわざとだと思うが、指に銀の指輪をして、その指に伯爵が挨拶のキスをした…。その途端伯爵の手に火傷が。
そして皇帝が北部の銀鉱の話しをするにあたり、鉱山の村が絶滅した報告を受け、神聖騎士団を派遣すると、伯爵に団長のノア・ジョンソンを紹介した。が、伯爵の弟が帝国騎士団団長をしているからと断った。そして「人間に銀は渡さない」。この吸血鬼一族を討伐して行くのと、リネアが最後に選択するのは…。
先がどれ程の物になって行くのか気になってしょうがない。
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THE BLOOD MOON