ヨルネズコさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全408件
  1. 評価:5.000 5.0

    断片的奈気負が繋がった時…

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    カリナン島で両親と幸せに暮らしているアンジー。本土で起きた凄惨な戦争の直後、生存者がこの島に来て、仲良く幸せに暮らしている…と思っていた。
    小さな時に、両親とこの地にきた事、ブラックウェル公爵の慈悲の恩恵を受け、平和が成り立っていると思っていた。
    アンジーは明るい性格で、ある日ブラックウェル公爵家の後継者となるカイレックの話し相手として、公爵家に行くようになるが…シルエットだけしか分からない布越しでの会話を3年続けた。
    その間も釈然としない不可解な事が起きていた。
    海を越えて本土へ渡ろうとした少年がサメに襲われて亡くなった…少年の母親が泣き悲しんでいたのに、数日後には楽しそうに笑っていた?誰かに記憶を消されたように…。
    アンジー達と一緒に刺繍をしていた赤毛の少女は、ある日カイレックの悪口を言った。その後彼女が居なくなっても、誰も彼女が居たのさえ知らない…。
    誰かに記憶を消されたように。
    孤島の中で、時折島の洞窟で咆哮が聞こえていた。だけど島民は誰一人気がつかない…多分皆熟睡していた?
    風邪をひいたアンジーが、いつも飲んでいた薔薇茶を飲むのを止めて、蜂蜜茶を飲むようになったら、不可思議な夢を見るようになって、その男性が話しかけて来て自分の名前を名乗った。
    そして薔薇茶は飲まないようにと…。
    アンジーが色々疑問を感じるようになると、両親のことまで信じられなくなった。実はアンジーの両親でも無い。アンジーはカイレックの《レマディ》らしい。そのレマディとは?最初の頃も出ていきた言葉。
    そしてアンジーに夢で話しかけて来ていた男性の場面も出てくる来る。
    ブラックウェル公爵のおこなった禁断の儀式《エターニティ》黒ミサは10年前らしい。そしてレマディはミサに使う供物だと。
    そうなると、アンジーの記憶は全て操作されたもの?周りの人達も皆ここへ来たのは10年そこそこ?皆記憶を塗り替えられている事が分かる。
    断片的なもの、これが全部繋がった時は空恐ろしい事が待っていそう。
    カイレックはこの“のロい”を克服しようと努力しているが、消し去る事が出来るのか?

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    入れ替わった二人の活躍が楽しみ

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    物心ついた時から両親に構って貰わ無いまま育った公女カサンドラ。
    小さい時は両親の気を引こうとしたけど、全然効果無しだった。それではそんな事や~めた!って、自分でも生き方を変えて、思い通りに生きてやれっ!って、方向転換した…?
    それからは周りに悪女と呼ばれ、陰口叩かれ…だけどそんなのは何のその!
    王宮の集いで、好きでも無い婚約者の第2王子がカサンドラに、「お前を婚約者と認め無い…」と、公衆の面前でどなりこんで来た。それはカサンドラも、こんなクズ王子何か相手にするつもりもない…はずだったのに、気を失って倒れてしまった。
    目覚めると、どうやら聖女(エリアナ)に乗り移って居たらしい…。そしてエリアナはカサンドラに乗り移っていた。
    どうなるの…?って心配していたら、教会自体が二手に分かれて対立しているし、神官達がクズの集まりで、何処が神に使える者達なんだ?って分かってきた。エリアナは貧しい平民から聖女として教会に来たから、神官達が馬鹿にしたり虐げたりで、辛い思いをしていた。
    一見見た目だけ良いロレンソ枢機卿も、エリアナが虐められていたのを見て見ぬ振りしていた。なのに注目を集め出すと、エリアナの機嫌とりを始めた。
    エリアナを虐めた多数の神官達を排除しはじめ、エリアナ付きの神官モニカを外から探して連れてきた。
    まだ序盤だから、二人はお互いの他は信用出来る人は今は居ない。
    第2王子はクズだし、ロレンソ枢機卿も腹黒で欲の塊、第1王子もまだ信用出来るか分からない。
    だけど、元のお互いに入れ替わって二人が困難を乗り越えて、素敵な相手に出会って行けると良いなぁ!
    先が凄く楽しみ!✌

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    余韻が残るうちに…。

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    凄い!凄すぎて溜息が出た…。
    途中から、一気に課金してしまった。
    人物のタッチが柔らかく、ヒロインのお目々くりくりから想像出来ない内容で、ジェットコースターを何回も上げ下げした位興奮してしまった!
    ヒロイン瑠璃さんがいつものように家に帰ったら、両親と弟が血だらけで倒れていた…。その時父親が鬼月の名前を口にして事切れた。
    そこに何故か借金取りのゴロつき二人と、九条家の東麿がいた。
    父親の借金を肩代わりするかわりに、東麿の条件を受け入れて、九条沙世子として鬼月雪嶺に嫁ぐ事に。鬼月は瑠璃さんの両親の仇と吹き込まれていたが、雪嶺さんは兎に角瑠璃さんに優しい。
    沙世子と偽る自分が罪の意識に苛まれて苦悶する瑠璃さん。
    東麿に抗議しに行くが、最初は上手く交わされていた。が、東麿の行動に違和感を感じ始める瑠璃さんは自分は本当は沙世子と双子だと知る。
    実の母親も生きていて、亡くなったとされていた沙世子も生きていた。
    そこからはもうドキドキもので、東麿に沙世子の隠れ家がみつかったり…段々東麿の歪な本性が表に出て来る。
    最後は自業自得で東麿が亡くなるが…。
    だけど、急展開で瑠璃さんと雪嶺さん…そして沙世子と匿ってくれていた医師が結婚式をあげる事になる。
    話しの流れに違和感は無くて、幸せな気持ちを与えて貰えたと思う。
    先生の「元奴○の身代わり姫は…」を読んでいて、良いなと思っていたが、こっちを先に読み切ってしまった…。😍👍

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    粋な設定する先生

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    最初に女子高校生がファミレスの店長に恋をする。45歳のバツ1子ども有りのさもない中年男…。その男の何が良くてと思っていたら、女子高校生のあきらちゃんなりの理由があった。この理由も納得できる…けど若いだけに情熱的。
    若さもあってか、相手の都合や状況を顧みず、店長が具合悪くて休んだ時も風雨の中を押しかけるように自宅に行ったりもした。
    だけど、店長が実はずっと自分の夢(小説家)を目指す、内面は熱い人だったみたい。家庭を壊して可愛い息子を母子家庭にさせてまで…。
    店長が本が好きで古本市に行くのについて行くあきらちゃん。
    この時はあきらちゃんの言葉や思っている事を漫画家先生は書かない。あきらちゃんの表情だけ…。なのに、あきらちゃんが変わり始めるキッカケのようなものを感じてしまった。(私だけ?)
    あきらちゃんの本当にやりたい事好きな事…陸上。
    今、店長と同じ時代同じ時間に生きて居るけど、方向性が違うんだよ。
    そして年齢も違うし。将来性が沢山あるあきらちゃん。に対して頑張っても夢が叶うか分からない店長…。
    最初は純粋な恋が始まりだったけど、店長から何かを学び取って行くように見えてきた。
    みんな出発点も方向や速度も違うけど、自分なりの生き方を今生きているんだね。だから、やり直しの利くあきらちゃんには諦めて欲しくないし、店長にも其れなりに頑張って欲しい。
    昔、先輩が言っていた言葉を思い出した。《今、今と言う間に今は無く、今と言う間に今は去り行く》と。

    • 7
  5. 評価:4.000 4.0

    10話ではまだまだ展開が読めない

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    最近契約結婚の作品を数話読んだけど、その中に大好きなおばあちゃんの話しがあった。やはり好きなおばあちゃんを安心させたいからと…。
    一見おばあちゃん孝行に見えるが、本当のところ、どんなもんかなぁって考えさせられる。
    おばあちゃんに結婚して幸せな家庭を持てました…。って、けど、おばあちゃんが生きて居るうちの話しで、おばあちゃんが亡くなったら終わりと言う事。
    亡くなってしまえばそれまでだけど、そういうのって、おばあちゃんの為じゃ無く、自己満足の為なんじゃないかな…。
    上條雅貴さん、おばあちゃん子で育てて貰ったから、苦肉の策で藤中蛍さんに一年契約で頼み込んだ契約結婚。
    蛍さんは銀行で、一緒に仕事をしていた男性のミスを被らされた。その為退職をしてしまったけど、勤め先だった銀行の取引先だった製薬会社の副社長だった雅貴さんから手紙を貰った。
    再会後、契約結婚の内容を知るのだけど、両親は今経営して居る病院が思わしくない。それも調べた挙げ句の申し込み。
    両親の事が心配な蛍さんは提案を受け入れることにした。
    だけどここでも両親の為とは言え、内緒の契約結婚。両親はお金関係無く喜んで居るのを騙す事になる。
    雅貴さんは蛍さんの父親を知っていた。そんな間柄なのに、蛍さんに頼んで良心が痛まないのだろうか?一年後離婚しましたと言われたら、どんなに悲しむだろうか…?それに蛍さんはバツ1になるから、次の結婚に響いて行くでしょう?
    家を出て遠くで生活やり直しとかしないと、生活しづらくなっちゃうよね…。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    何気なく読み始めて嵌まって最後まで

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    優しいタッチの絵で、男女共に可愛い感じで描かれていた。
    社内恋愛をして同棲をはじめた二人が、どんな展開をしていくのかなくらいにしか興味が湧かなかった。
    案の定一緒に住み始めたら、男性(爽太)のクズっぷりが出て来た。バリバリ仕事をこなす女性(香澄)が浮気されてしまう。
    この段階でもクズ男が、多分こんなセリフを言うだろうと、想像する言葉を言った。そこへイケメンの仕事ができる男性(萱沼)が現れて、ショックを受けている香澄さんを助けながら好きになって行く。
    益々ベタなストーリーだなと思い、そろそろそろ読むのやめようと思ったら、意表を突かれた。そして嵌まって一気に課金して最新話まで読んでしまった。
    爽太クズだったけど、香澄さんをやっかんだ春陽がクズ男を横取りした感じだった。
    それよりも香澄さんを助けて、傷ついた心を癒してくれる優しい言葉をかけていた萱沼さんか、謎だらけの男性だった…。香澄さんのような女性ばかり狙っていたのかな?それとも前から香澄さん狙いで、この時を待っていたのかな?
    二度もクズ男に捕まったとしたら、香澄さんが壊れそうで可哀想。その前に気がついて欲しい!
    だけど、もしかしたらもっとサイコがかった怖いストーリーになってしまうの?
    20話まで読んでドキドキしてしまった。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    両想いの二人だった

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    前に一度読んで居たんだけど、本はレンタルだったから、もう一回殆ど無料で読めるなんて嬉しい!
    ぶっちゃけ幼なじみと再会して、紆余曲折して結婚までこぎつける話しだけど、息つく暇も無い殆ど次々色んな事にぶつかって、愛を深めて行くストーリー。
    30歳の誕生日まで夢中に働いて来た遥さんが、前はアイドルで俳優のSORAの大ファン。良く考えてみると、大学と高校と中学に好きになった男性はSORAに似た男性ばかりだった。
    それから小学生の時、6年生だった遥さんが、3年生だったSORA似の男の子を好きだった事まで思いだして行く。
    この思い出の手助けを頼む幼なじみの同級生の猫作。この猫作はずうっと遥さんを好きで、遥さんが3年生だった男の子を好きな事を知っていて、意地悪や邪魔をしていた。
    意地悪された事がトラウマで、遥さんは今でも猫作が嫌いなんだけど、猫作は遥さんが今でも好きだった。
    SORAがこうちゃんだと分かって行くし、二人が接触して気持ちを確かめあっていく。
    だけど、今話題のSORAと合うのは大変!それに、猫作との絡みも出てくる。
    猫作は今や地元のワイナリーの社長になっている。この猫作が遥さんを庇って大怪我を負ってしまう。一時は猫作との結婚を考える。
    SORAことこうちゃんの方も、小学3年の時にどうして急に引っ越しして行ったか、両親がどうして亡くなったか、芸能人になるまでとか、内容が濃い。
    悲しい事もあるけど、前向きな生き方を選択して行くし、二人の友人や取り巻きが良い味出して面白い。
    これは読んで見て欲しい。多分最後まで読まずにいられなくなると思う。
    個人的には、東村アキコ先生の《かくかくしかじか、ひまわり、雪の花》も大好き!

    • 41
  8. 評価:5.000 5.0

    8歳からの自立!何でも出来る女の子

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    普通だったら、お洒落して遊びたい年頃なのに、コニーさんは何でも出来る。それもそつなく完璧。
    何故そうなったか、少しずつ明らかになって行く。母親の繰り返す再婚が原因なんだけど、母親がただの母親じゃ無く、魅了の能力を持っている為に、コニーさんが小さい時から、酷い目に会っていた。そして今回はダグラス公爵との再婚。公爵は勿論、後継者のリーンハルトまで母親に魅了されてしまった。
    コニーさんを、ダグラス公爵領地へ連れ帰って欲しいと言うミッシェルの言うなりになったリーンハルトが力尽くでコニーさんを連れ帰えろうとして酷い事ばかり繰り返す。
    やがてリーンハルトが気がついてコニーさんを義妹じゃ無く意識しはじめる。
    コニーさんもあの母親に生まれたから、魅了の能力ではない、身体能力が他人より優れている。だから五倍の仕事を掛け持ちしている。
    頭も良く、経理の仕事もするようになったし、第2皇子の影の仕事もしている。
    コニーさんのいる世界は魔物や憑物士が出る世界。夜回りして怪しい物がいた時は笛を吹き知らせる事。
    第2皇子は経理室長のアベル様に、コニーさんを嫁候補にと勧めて来た。
    既に名前で呼び合う仲だから、コニーさんを見守っているアベル様。そのコニーさんに必要以上に接近するリーンハルト。そればかりか、普段お調子者のジョンがコニーさんに近づこうとしている。
    コニーさんはどちらを選ぶ?
    これは無料が終わったら、課金しないではいられない。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    ロマンス詐欺じゃ無かったんだけど…

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    SNSで大ファンのショコラティエの、シャルル・ボジェットのバレンタインチョコレートを見つけて、投稿したミナさん。そこへ直ぐ返信があり、それをキッカケに三ヶ月メッセージのやり取りをして、シャルルから日本に行くと連絡があった。フランス人なのに何故か日本語でって、最初から胡散臭いけど、本人に会って数日観光して回って、すっかり信じてしまった。
    たった数日でシャルルがミナさんにプロポーズをして、婚約指輪💍までくれた。会社も辞めて結婚の為に、フランスに向けて飛行機✈に乗り込んだ。そのミナさんを先にフランスに帰ったはずのシャルルが見送っていた。その顔は訳ありそうだった…。
    ミナさんも空港で搭乗時間待ちの間にある作家の女性の“ロマンス詐欺”のニュースを見ていたのに、幸せいっぱいで人事に見ていた…。
    けど、いざフランスに着いて見ると、シャルルは迎えに来れなくなり、待ち合わせのレストランにも来なかった。その挙げ句、スリに遭ってレストランの支払いも出来なくなってしまった。弱り目に祟り目で、ホテルの予約も嘘だった。
    レストランのオーナー、レヴィに頼んで一月雇って貰い、シャルルを探して理由を聞こうとするが…。
    本当にシャルル本人だったのか、そこから確認するために、レヴィやレヴィの知り合いの手を借りて、少しずつ分かり始めた。どうやら個人情報を隠している本人らしい。考えて見ると、シャルルの事は何も知らないまま結婚しか考えていなかったミナさんだった。
    嘘かと思えば、本人がレヴィの店に現れるが、本当の事は話さないまま結婚しようとミナさんに迫るシャルル。
    本当は凄く悲しい話しなのに、助けてくれるレヴィのおかげと、明るく健気なミナさんの性格が、ストーリーをドロドロ化しない前向きな読みごたえのあるものになっている。途中シャルルに婚約者がいたり、その女性が関わって来る。
    シャルルは凄い資産家の後継者で、家同士の結婚で数万人の使用人を守っていかなければならない御曹司。ミナさんを本気で愛した?と思うけど、自分の意志を通すと、彼女に何が起こるか分からないからはっきり言えない。そのまま婚約者との結婚を選択して行く。
    ミナさんが日本に帰ってから、レヴィが日本に会いに来て…♡
    まだストーリーが終わらない!
    先が気になるなぁ。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    端折り過ぎる~!

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    最後が余りにも端折り過ぎでびっくりしてしまった!
    前世でカイルと聖女アイネに裏切られた挙げ句、カイルが剣でシンディを刺した。一年前に転生していたからは、シンディは家をあっさり捨てた。父親が外で作った娘だから、シンディに辛くあたった。妹ダイアナも事あるごとに、ダイアナを馬鹿にして意地悪をしてきた。
    転生後はカイルと関わりを持たないようにした。そして、膨大な魔力を持ち、忌み子として王家から捨てられたギル・エイブラハムを探した。なんとか彼の弟子にして貰う事に成功してから、エイブラハムに国王になって欲しいと頼んだ。
    とんとん拍子に会う必要のある人に会い、ストーリーももたもたしないで良いかも…って思っていたら、何か最後の見せ場が大部分を端折ってしまったように終わってしまった…。🤔
    そのクライマックスを終えて、国民からの声援を受けて、ギルとシンディが幸せになる設定かと期待してしまった…!
    まあ最後はギルがシンディに愛を告げてくれたから、良しとしましょう!

    • 1

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