5.0
タイトルの回帰後からの展開に期待
鬼が跋扈する帝国では、爵位持ちの貴族だけが異能を持って産まれて来るらしい。
楠木男爵家の長女弥生さんは異能も無い役立たずと言われ、弥生さんを庇ったお爺様が鬼に襲われ亡くなった。だから[疫病神]とまで言われて両親と妹から嫌われていた。
弥生さんが年頃になって、父親は賭博に負けた相手に借金のカタとして弥生さんを売ってしまった。
弥生さんを迎えに来た男性は、誰もが知る御剣晴嵐様。だけど、一年契約結婚の為だと後から知らされる。
嫁いだと思ったら、あっという間に一年が過ぎた展開に。
これには「えっ?」っとなってしまった。しかし弥生さんが最終日に買い物に出かけた時、街で鬼が出現して襲われそうになった。
そこに何故か突然現れて晴嵐様が弥生さんを庇って、あっさり亡くなった。
何故か流れが呆気なくて、物足りなさを感じてしまった。
弥生さんは晴嵐様が亡くなった場所で自ら命を絶つが、何故か一年前に回帰する。
其処からがこのストーリーの展開だと思う。
それからは晴嵐様との会話も意思疎通もしっかり出来て、晴嵐様の人柄も伝わってくる。離れに囲ったとされる思い人は実は弟で、鬼から受けた呪痕で伏せっていた。無能とされた弥生さんが弟の葵さんの背中に触れると…。
弥生さんには特殊な異能が備わっていたから、今まで分からなかった…。
これからこの能力を生かす仕事をする事を願う弥生さん。
だけど、意外にも、妹皐月が軍の病院で働いていた。それには婚約者の意図が隠されていて、晴嵐様の部下なのにろくでも無い事を考えている。
晴嵐様と弥生さんに降りかかる困難を乗り越え幸せになる事を期待したいと思う。
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もう一度、御剣家に嫁ぎます~時戻りの花嫁は冷酷軍人に愛される~