5.0
話しは二転三転してどうなって行くの?
アオハライドとストロボエッジは最後まで読んで二転三転が切なかった。
だからこの作品も、これからどうなるの?って展開が見ものじゃないのかな…。
宝生いろはが赤ちゃんの時に両親をなくし、祖父が育ててくれた。まだ小さい時に、友達に両親は亡くなって、覚えてないから寂しくない…と言った事を、逆にお父さんお母さんが可哀想だからそんな事いわないで、聞きたくないと言われてしまった。それから人との会話が苦手日なってしまった。
頑張って入りたかった高校に合格して、あの時の再現かと思う状況が、今いろはに降りかかってきた。
みんなに溶け込めないいろはを気になって見ていた神山君。外で一人でいたのを見て、いろはを問い詰めた…?それに対して話す人が居る阿久津想君だと。
ちょっと酷いのは、「頭の中の人と…」て、周りの人がいろはを危ない人を見る目に変わった時、阿久津想が現れた。
だけど、受験の為に図書館に通っていた時、知り合った阿久津想は確か上級生だった。今目の前に居る阿久津想は同級生で同じクラスだった。
何でも病気で進級できなかったらしい。
しばらく阿久津想のイマジナリーと話していたいろはが少しずつ変わって行く。
この作家さんの中の子供達は殆ど皆良い子達なんだよね。神山君にも悪げは無かった。むしろいろはを気に掛けて居る良い男子。その神山君を気にする五十嵐さん。(女子)この二人がイベントや祭りに誘ってくれる。実物阿久津想とも触れあい、イマジナリーの出現が減って行く。イマジナリー阿久津想はいろはに嫌な事は言わない…。本物阿久津想は触れると温かいし、思いもしない事を言ってくれる。例えば「感情が足りない俺と言葉が足りないいろは」とか。
もういろはは阿久津想が好きになって居るけど、病気で脳腫瘍を摘出した彼は感情が欠落していた。
高校を卒業するまでの高校生活の中でどんな展開が見れるかな?もしかしたら、卒業後の展開まで色々あるんだと思う。
二人の恋の行方が凄く楽しみ。
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ユメかウツツか