グミーノさんの投稿一覧

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41 - 50件目/全95件
  1. 評価:4.000 4.0

    花の騎士は、安らぎを求める?

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    「花の騎士」と呼ばれるエクトルは女性にモテすぎるため、本心とは違う表情をするのでだんだん本人もストレスを抱えていた。そんな時無表情な薬屋のシルルを知る。シルルは馬車事故から救ってくれた女性。優れた騎士でもあるエクトルは興味を持つ。シルルには隠された能力があり、それで身を守っていたのである。やたらと能力を使っていた訳では無いが、狭い街でもあり些細な出来事から王太子にも勘づかれる。エクトルの治療をした事もあり、二人は信頼し合う仲になる。そんな時シルルに危険が迫る。それをきっかけにシルルは王太子の保護を受ける事になり、エクトルも側に寄り添う……まだこの後は配信されてないが、二人はすんなりとは行かないだろう。何せエクトルは「花の騎士」……しかしシルルにとっては信じられるただ一人の人。能力がある故に孤独なシルルを支える事が出来るのか?
    お伽話的で素敵なストーリーなんだけど、エクトルがそこまでハンサムに見えないし、軽薄そうにも見えるので(^^)星は4つです。シルルは中身重視だから、OKだよね……

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  2. 評価:5.000 5.0

    楽しく読んでました。

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    「没落を目指します」なんてずいぶん変わった令嬢だなと思いましたが、乙女ゲームのヒロインがユウカイされた王女だから、パトリックと結婚させるとか、「悪役令嬢」って言う割にずいぶん親切で……しかしアディの気持ちには全く気付いてなくて……パトリックもアリシアもとっくに気付いてて、アディ本人も告白してもダメなのには笑えました。でも「メアリ・アルバートは変わり者令嬢」と本人も言ってますが、アルバート家が変わってるんじゃないのかしら?パトリックが説得したとは言え、従者と結婚させる決断は公爵家としてはなかなか……メアリの二人の兄はこの件では登場してないですが、パトリックも苦手な個性的な兄は……ずっと読んでいて思いが叶う日はいつかと思っていたので、パトリックの作戦勝ちでエディが晴れて夫になれて、良かったです。しかしいつも自信満々なメアリが、自分の事になるとあんなに気弱になるギャップが良かったですね。
    この日のために王女とお友達になったみたいですね。ただメアリとパトリックの関係が最後まで理解出来ませんでした。あんなにお互い分かり合える(アディは兄弟みたいなもの)のに、全く恋愛関係にならない…これも「乙女ゲームだから」で括ってしまうのでしょうか?
    続編あるならぜひ読みたいです。最後がバタバタ過ぎて、少し物足りない(^^)

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  3. 評価:4.000 4.0

    ここまでおバカとは……

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    聖女が現れたので王太子に婚約破棄をされてしまったデイジーが周りの人に支えられて幸せを掴む物語ですが、王太子がそこまでとは…聖女が登場しなくても婚約破棄が幸せだったので、むしろラッキーでした。おバカな王太子は別にしてもデイジーの父親は呆れると言うより、むしろ哀れですね。妻が亡くなるぐらいの歳になっても、自分の一方的な考え方を導いてくれる人がいなかったからです。デイジーの母親はそんな夫を優しく導いていたのでしょうけど、もう少し長生きしたら良い家庭人になったかも知れません。王太子も何事も無くデイジーと結婚していたら、そんな風になっていたでしょう。婚約破棄になって一時は辛い思いをしたデイジーですが、彼女は真実の愛(王太子の薄っぺらなものとは全く違いますが…)国は愚かな王ではなく賢王を戴くことが出来ました。しかし聖女のルーラは昔からあんな性格だったんですね。デイジーと婚約したライアンに執着してたなんて……まだこの先は配信されてませんが、デイジーとライアンに悪い事が起きませんように……

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  4. 評価:4.000 4.0

    素敵な人だけど…

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    最初は普通の政略婚にみえたのだけれど、そこには侯爵の深い思いが有ったことが分かりました。その深い思いを引き出したのが、ヒロインのライラなのですが…ただ本当に分かったのかな?と疑問も沸きました。幸せに育ってるし、年齢的にもちょっと無理かな……絵のせいかも知れませんが、伝わらなかったです。つかみは面白いのですが、上手く表現できてないのかな…と思いました。それと友人のアイザックと彼に思いを寄せるメリッサが登場した事で、読みたい物語から遠ざかった感がありました。それに侯爵は素敵な人ですが、ライラが子供っぽ過ぎるせいかいつまでも「保護者感」が抜けないですね(^^)

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  5. 評価:3.000 3.0

    初めは面白かったのだけれど…

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    お妃えらびに独特な方法がある国で、頭数の為に選ばれたお妃候補が王様に気に入られる物語ですが……初めこそなかなかユニークで面白いと思ったのですが、王様が31番目のヒロインをお妃にしたいと思った辺りから、純粋な面白さがなくなったと思いました。一口に言えば「茶番」です。
    王様にもちゃんと考えがあるのですが、読んでいてこんなのが延々と続くのか?と興味は失せました。途中経過は分からなくても、結果が見えてしまったからです。もう少し上手にやってよね、王様!

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  6. 評価:5.000 5.0

    聖弦はデニスの良心…

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    ヒロインセリアはファリントン王国の筆頭聖奏師だが原則に忠実なあまり、騎士等に疎まれていた。(聖奏を正しく理解していない為)そこに野心を持った新人のミュリアルが現れ、人気を得る。
    そこで王太子の提案で新旧対決するが、何故かセリアは敗れて追放され、王国を去る。王太子とは秘密の恋人関係だったが(これにも深い意味がある事が後で分かるが…)冷たくされた。一人長年の友人デニスが、隠した聖弦をセリアに渡す。
    それから2年後にデニスが突然セリアを尋ねて来るが……デニスには大きな秘密があった。
    最後には真実の愛がデニスを救い、偽りの愛でミュリアルを犠牲にした王(以前は王太子)は破れる。聖奏師としての力を失ったセリアは、デニスと真実の愛で結ばれる……
    祖国の為に身を捧げたデニスはセリアを欺きセリアを追放させるように仕向けたが、その良心が(セリアへの愛)結局デニス自身を救った。その時はそこまで分かってなかったが、デニスの愛が本物だった訳で、偽りの愛を利用した王は滅びた。
    ジゴクを見た二人はこれから幸せになるだろうが…セリアが大人しいだけの女性でなかった事も、良い方に働いた……のは、女性の立場からしたら、嬉しい!

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  7. 評価:5.000 5.0

    素敵なラブストーリー

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    「完璧な淑女」と言われたエリシアは火傷を負った事で、第一王子の婚約者候補から外れる。(それは事故では無いことが後で分かるが……)その後スラム育ちの第二王子のジルに会い、彼の家庭教師になるが…これは二人の主人公がそれぞれ自分の道を見つける物語である。
    まず「完璧な淑女」だったエリシアはその持てる力の全てをジル王子の教育に注ぐ。さしずめ「へレン・ケラーのアン・サリバン先生」と言ったところだろうか…野生児のヘレン・ケラーに洋服の着方から、文字を教えるなど、似たようなものである。ジル王子は母親が下女だったため王宮を追い出され、母親が亡くなってからはスラムで生きざるを得なかったが、第一王子の健康不安で王宮に連れ戻された。しかしスラムで育った経緯から国王一家と貴族に反感を抱いているし、貴族たちもジルを受け入れない。だがそんなジルをエリシアは一つ一つ心からの誠で、王子らしくする。この場合は「マイフェアレディーのイライザ」のようなものである。このあとある出来事があり、ジルは自分が本当に探していた女の子が、エリシアだと知る。そしてその頃エリシアの父親は、見捨てた娘を利用しようと迫るがそれにエリシアは立ち向かう。この二つの出来事辺りから、二人の気持ちが急接近する。そのあともまだまだ色々あったが、国王にも認められ二人は夫婦になる。
    エリシアは自分の力で生きる道を切り開き、ジル王子は人を信じられる人間になって、自らも尊厳を取り戻した。とても素敵な物語だ。
    少しエリシアが年上だと思うが、最後にはそれを感じさせないぐらいジル王子は威厳に満ちていた。(^^)

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  8. 評価:4.000 4.0

    猫の姿も可愛いかった…

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    妹に婚約者を奪われたマリーは、公爵から縁談が舞い込んだ事でその妹に嫉妬され「ブサイクな猫(ブサ猫)」に変えられてしまう。実は義母は呪術師の末裔で妹も呪術師だった。かろうじて逃げたマリーは縁談の相手のメルク公爵に拾われて、シフォンと名付けられて飼われる。恐ろしい噂のあった公爵は実はとても優しい人だった。そこで呪術を解く機会を得て、公爵にも気持ちを伝える。そして騎士団と共に呪術師の妹を捕縛し、父親に真実を伝える。しかし妹は父親には呪術をかけていなかったのは意外だった。マリーの婚約者だった王子に対しても、抗議してたし…しかし妹は実の母親に呪術を掛けて、◯に追いやっていたのには驚きだった!婚約者は第7王子なのに王妃になろうとして、計画的にマリーの婚約者を奪ったんだと思った。しかし失敗は、惨めな立場にしたマリーが「公爵夫人」になる事に耐えられなかったなんてね……嫉妬は人を狂わすんだな…
    しかしメルク公爵がかなり前からマリーを身染めていたのには、少し驚いた!マリーが婚約する前かららしい…しかし最初に公爵から縁談があったら妹はどうしたんだろう?恐ろしい噂がある公爵の婚約者になるマリーに嫉妬したのだろうか?

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  9. 評価:5.000 5.0

    婚約破棄もの?

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    伯爵令嬢のブリジットが、全くの濡れ衣で婚約者のジョセフ王子に婚約破棄されてしまうのですが……その後学年一番だけどやはり嫌われている(口が悪く無愛想)ユーリ・オーレリアスと親しくなり何かと気に掛けてもらえるようになります。
    そのうちどうもジョセフ王子がいろいろ企んでいた事が分かって来ます。ブリジットにバカになれとか、似合わないドレスを着るようにさせたりも、計画の一つだったとは……果てはブリジットを学校から追い出そうとして事件を起こそうとする(自分は表に出ない)が、ユーリたちが阻止します。その後ユーリの家で不思議な子供(ブルー)に会ったり、ユーリが兄に意味深なことを言われたり……どうやらユーリとは昔から何やら関係があったようで……ある夜突然ブリジットの何かが、突然目覚めたところで、配信は終わりました。ジョセフ王子が阻止したかったのはこれではないか?と想像しますが、なぜ王子が単独で動いていたのか?それとも王室の密命か?早く続きが見たいですね。

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  10. 評価:4.000 4.0

    凄く悪い人がいない…

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    精霊が見える伯爵令嬢が精霊に取り憑かれ過ぎている公爵を救う物語ですが、凄く悪い人が出て来ません。婚約者と噂された侯爵令嬢も公爵の事情を察していて、あっさりと解決してしまいます。(見た目には侯爵令嬢が公爵を振ったカタチですが…)精霊も資料が少なくて解明されなくてませんが、とにかく精霊がきっかけでお互いに自分に合う人を見つけた……でしょうか?
    精霊に関係無く、ヒロインのフィオナの兄がヴィンセント様(公爵)大好きなのが、面白かったですね。精霊が見えるが故に引きこもりがちで世間を恐れているフィオナの背中を、押してくれたのですから…本当のキューピッドかしら?

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