5.0
とても面白いですけど……
11話まで読みました。聖女教育に励んでいたのに、突然婚約者の王子から婚約破棄破棄されてしまった……よくある婚約破棄モノ?かなと思いましたが、そこにはとても深い意味の込められた背景があり、簡単な「婚約破棄」とは済まない訳で……婚約者の王子と、彼を騙して唆した(王子は騙されているのだけど、自分の常日頃の思いと一致しているので騙されてるとは思ってない(^^))男爵令嬢はキッチリかなり重い罰を受けてしまいましたね。
しかしこれは王子や男爵令嬢から見たら「魔力第一主義」に対する反逆の意味もありましたね。
しかし現在これで国が成り立っているのだから、根回しもせずいきなり「婚約破棄」で事が済むと考えてる事態で、「ダメ王子」は間違いなし!
聖女の序列の秘密・改ざんの理由まで分かってしまったので、もうこれ以上は読まなくても良いかな……ちょうどしばらく配信は無さそうだし……
しかし王族は本当に自分の事なのに、自分の意思はないのが悲しいね。勢力バランスとかなんかはよくあるのは他の作品にもあるけど、この作品では建国の出来事に遡ってまで制約があったとは……
しかし元王子になってしまった元婚約者のバーランドとか国外追放になったココ・ミドルトンはなんらかのフクシュウを仕掛けてくるでしょうから、王太子と魔術師とロレッタと三人で戦うしかないですが、それも故事に倣ってますね。
最終話が面白かったら、読み返すかも知れません。ロレッタと魔術師が結ばれるのが、正しい終わり方⁈だと思いますがどうでしょうね……(^^)
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紅の魔術師に全てを注ぎます。好き。@COMIC