グミーノさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全216件
  1. 評価:4.000 4.0

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    面白くて、一気に読んだ!

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    婚約者に裏切られた上「ダサくて地味な女」と罵られた主人公のクララベルが、美しく変わって行く話であるが、持ち前の頭の良さ(それを誇る場面はない)と素直さがどんどん味方を増やすのが、とても愛おしいと感じる。
    結果を見れば元々婚約者はクララベルを気に入っておらず、共に田舎貴族である事を恥じていた。
    一足先に王都に出た婚約者はミエを張って後戻り出来ないところまで来てしまっていたので、優秀なクララベルが飛び級で王都に来なくても、遠からず破綻していたと思われる。
    婚約者の裏切りがバレたのは、むしろクララベルには幸運だった。未来の王子妃に見出され、未来の夫と出会い、大きく運命を変えられたのだから……一重に優秀さを鼻にかけず謙虚で素直な性格であるからなのであるが……しかし王子妃ヴィクトリアや王宮の女官達が、苦い過去を持ちながら前向きに進む強さが単なる優しさにならないのが凄いと思う。
    元婚約者のアランがより田舎の領地で子連れ未亡人と結婚してそれなりに努力している姿と、より華々しく活躍しているクララベルと正反対になったのは皮肉であるが、これがあるべきカタチだったのかな?最後に連れ子のお陰でクララベルに再開したアランが直接謝罪出来たのが、良かった。
    しかしクララベルの努力を家族が一番軽視していた事実には、驚かされた。2番目の兄が自覚してくれたり、夫のロイドがクギをサシテくれたり……ようやく分かってもらえて良かった!

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  2. 評価:4.000 4.0

    却って良かったのかも……

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    「王子様を助けると幸せになる」と転生したけれど、その世界で母親を助けてしまったので、王子様とお友達にはなったのに、碌でもない男と二度も結婚する羽目に……はずれくじを引いてしまったのが、父親のせいだなんて元から転生先の条件も悪かったのでは?
    しかし薬師としてヘンタイ師匠にも鍛えられて、王子様も夫になったラウルも救えたのだから、結果としては良かったと思いますね。リディアの性格では王妃様になるより婿取りをした方が、のびのび過ごせるでしょうから……
    王太子様はちょっと軽い感じがしますけど、友人のナタリーとはその後どうなるのでしょう?
    そちらも気になります!(^^)

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  3. 評価:4.000 4.0

    運命の巡り合い

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    魔力の少ないアシュリーは魔力が強過ぎて制御出来ないディートフリートの先生になるのですが……そこには二人の関係(ディートフリートは知らず、アシュリーも本当の目的まで知らず)を利用した国の企みがあった!二人が初めて塔の外に出た時に見せた長官の笑い方がとても嫌な感じで、気が付いた読者の人も多いでしょうね……
    その後は色々な駆け引きで二人は生徒と舎監として、同じ学園で生活しますが……
    本作は「魔法至上主義」が主題です。そもそもアシュリーとディートフリートの関係がそうですし、魔力の強いディートフリートを巡ってアシュリーをオトシイレようとする事件が起きたり、国家間を揺るがすような事件もあり……
    先生と生徒・師匠と弟子の作品が好きでこれもそんな経緯で見たのですが、これはちょっと違うなと感じました。カタチは生徒と先生ですが、アシュリーの過去をディートフリートが癒していく話だと思います。年上とか年下とかは、関係ないですね。
    それと魔術至上主義者の長官は自分の目的の為なら誰でも利用するようなレイケツカンに見えますが、グレースの件で少しは変わったでしょうか?

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  4. 評価:4.000 4.0

    題名に惹かれて(面白い?)……

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    最初は「行き遅れ」に引っかかって、興味が湧きました。今の時代かも知れませんが男でも「行き遅れ?」って言うんだ!と……「灰かぶり」はすぐ分かりましたが、内容を見ると「灰かぶり」かな?と疑問が湧きましたけど?……
    実際は売られて来てるんですが、「ララもララの母親も聖女」で義弟のヤニックが知るまでは、父親は知りません。終盤に母親の幻のような光景が
    現れても遂に明かされませんでした。母親がララに秘密にするように言ったのは父親の性格を考えれば分かりますが、尚更誰も結婚の経緯さえも、母方の関係も分からないのはなぜでしょう?
    似たような作品から推察するに「母親は不思議な力を持つとの噂で借金のカタのようなカタチで連れて来られた?」のでしょうね……だから母親は能力を隠した……
    本作でもう一つの隠れた主題は「王族はままならぬ」です。兄を助ける為に王太子になったフィンは、その代わりに好きな女性とは結ばれませんでしたし、ララの夫になったロイでさえ王太子になった弟の代わりに(国の為に)ララと結婚するのは自分の役目だと思っていた程です。幸いララは聖女で性格も良くて、最初の予定通りに義妹のメアリなら、王国もロイも地獄でしたね(^^)
    ララもロイも幸せになれましたが(シイタゲラレ令嬢と国の為にぼろぼろになった元王太子)それは母親が必死に秘密を守ったからですね。母の愛は強し!です。フィンもその地位に相応しい女性を得て、王国もますます繁栄です。
    しかしトコトン分からないのがララの父親です。
    聖女の力が分かってからも「また小屋に閉じ込めようとしてた」事です。もっと秘密がありそうですね……
    絵はとても綺麗でドレスのセンスも良かったですが、若干ララの表情が気になりましたね。生育環境が悪かったのに何処か浮世離れしてるような……聖女だから神がかっているのかな?ですか?(^.^)

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  5. 評価:3.000 3.0

    途中まで面白かったのですが……

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    夫が浮気して妻を蔑ろにしているのに都合の良い時だけ利用して、(離婚した後でさえ)それを妻も許してしまう(優しい気持ちを利用されてるのは分かっているのだけど……)
    しかし「世間は狭い」とは言うけれど、このお話はちょっと狭過ぎません?お話が進むにつれ何処かで関係していた人ばかり……無料分全部でこれほどのご縁だと、この先もっと出て来そう(^^)
    ちょっとご都合主義的な感じがして、もう見る気が無くなりました。
    しかし友人同士でお互いの彼氏が、それも友人同士で浮気していたなんてね……似たもの同士は友人になりやすいんですかね?倫理観が似ているから、友人になるんでしょうね。昔何かの本で「その人の交友関係でその人の人間性が分かる」って書いてありましたが、その通りでしたね。

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  6. 評価:3.000 3.0

    配信全部読みました

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    最初の頃はテンポも良く謎解きの部分もあり面白かったのですが、アンゼリカが謎の男から不思議な力を得て、ララ達がネズミに変えられてしまった辺りからなかなか話が進まず、配信も遅くなったせいか面白さが途切れがちになり、似たような場面ばかりでつまらなく感じてます。
    シラーの姉のギャグも度々出て来ると新鮮さも無くなるし……
    そろそろ見切りの付けどきかな?と思います。
    評価も最初は4でしたが、今は3か2でしょうか?
    取り敢えずネージュの可愛さに免じて、3にしますが……

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  7. 評価:2.000 2.0

    焦ったい作品

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    38話まで読見ましたが焦ったくて、これ以上は読む気力がなくなりました。
    この作品は魔法とか一切ないリアルな貴族社会のお話だとは思いますが、庶民に理解できない倫理観がどうにも受け入れられません。
    主人公の元婚約者の言い分も、新しい婚約者のミステリアス行動もどちらもいい気持ちがしません。
    それに姫とキーサの因縁がずいぶん昔からあるのには驚きましたが、それに対する姫の母親の回答が慰めになっていないのも、皮肉ですね(^^)
    キーサに対する社交界流の意地悪も、これに起因しているような気がして来ました。こんな一面を見せられると身分制度も考えものだと思いますが、庶民も程度の差こそあるものの似たような事をしているので、人間の本質は変わらないですね。

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  8. 評価:2.000 2.0

    誓略(政略)結婚の失敗例?

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    主人公のエミリアは「父親の為、領民を守る為」に辺境伯の息子と結婚するが……彼には「想い人」かあり、結婚を決めた父親への不満を全てエミリアにぶつける。政略婚は貴族社会にはよくある事だとは思うのに、ここまで礼儀を欠くのは珍しい。父親と話し合おうともせず、ひたすらエミリアのみを貶める。夫になったマティアスに想い人がいるのを知るのは弟のイーサンだけだから、エミリアは最後まで真実を知る事はなかった。エミリアの領地経営を認めざるを得ないところまで来たのに、妻としては認める事はなく遂には妹が良かったとまで言い放つ。それが決定打となり、エミリアは去る。その後の数年間は絵のみで描かれているが、マティアスの父親立ち合いの元に国王からも認められ、実家に戻り領民の為に働き、第三王子カリス(おそらく)と結婚、成長したジェラルドが訪ねて来る……となったようだ。
    最後まで読んで作者は何を言いたいのか?と考えた結果、イプセンの「人形の家の進化系」かなと思った。話の内容は全然違うが「人間が他者の期待や社会の役割にしばられず、自分自身の意志で生きる事、と言う普遍的な人間解放の問題」私の質問に「AIがまとめてくれた回答」がピッタリだった。
    マティアスにも言い分があるとは思うが、自分の想いに一途過ぎて他者を傷つけている事に全く考えが至らない。弟のイーサンは次男らしく要領は良いと思うが、兄弟の順列から出てまで兄を諌められない。幼いジェラルドのみが、素直に受け入れられた。国防には必要であるが、戦い一辺倒の生活は人間形成には問題があると言わざるを得ない。エミリア自身も最初は結婚を嫌だと思ったが、出来る努力は全てしたのだからそれほど責められない。ジェラルド以外の辺境伯家がどうなったか全く分からないけれど、一度は結婚したエミリアが王子と結婚したのは、国王が「婚姻無効」にしたからだろうし、エミリアの領地経営の功績もあったかも知れないな……まあ二人とも世間の噂には負けない人達だし(^^)
    この作品で唯一と言っていいくらいの良い話だし……
    ジェラルドも良かったよ(o^^o)

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  9. 評価:3.000 3.0

    題名は軽いが、中身が重すぎる!

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    冒頭の酔っ払っている場面とか、題名とかでかなり誤解してしまったので、皇帝(酒場でフード被っていた男)が時々意味不明に聞こえるような事を言ったりとか主人公のエレノアをとてもよく知っているような素振りをしているのが、ずっと不思議と言うか不自然過ぎるぐらいだったのに、まさかの繰り返しだとは全く分からなかったですね。それも数十回とか……段々とエレノアがシンデイルような場面が増えて来てからはもしやとは思いましたが、その回数の多さには驚きました。
    解決法が分かるまでがちょっと長過ぎたとは思いましたが、無料分が多かったのでついつい読んでしまいました。
    しかしこの作品は女性の自立とか社会進出とかが何度も語られているからその点は評価したいのですが、それを邪魔した家族を「サツガイ」という手段で排除する必要があったのでしょうか?そんな重いテーマも抱えているのに、皇帝とエレノアが妙に軽く他人事っぽい感じでバランスが悪いと思いました。
    それと作画がイマイチ内容の良さを伝えきれてないように思います。それがとても残念です。

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  10. 評価:4.000 4.0

    愛の奇跡!

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    浮気者の婚約者に婚約破棄された挙句、ドクサツされたと思ったら……ドクサツされた前日に戻っていた。しかし短編だからイマイチ事件の真相が曖昧な部分があるけれど、シャロンが主犯で義兄が共犯?しかしマヤクまで発見されたなら当主もグルだろうな?しかし当主は全然登場しなかったね……アホ王子をシャロンが誑かして、ヤクブツ中毒にして離れられないようにして、王家に入り込み第一王子をナキモノにして、アホ王子を王太子にしてゆくゆくは……ぐらい考えていたのかな?
    しかし無理やり婚約破棄させた元婚約者と主人公のメルローの絆が強くて奇跡が起こり、悪事は暴かれてしまった!
    お守りのブローチが奇跡を起こすなんて奇想天外だけど、そもそも無理やり婚約破棄させた元婚約者のイブリースに招待状を送るなんて悪趣味(婚約破棄の場面を見せる)が、墓穴を掘った訳だけどシャロンと王子のどちらの発案?

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