5.0
ついにルドニーク殿下はユリアスの心を射止めたようですね。情けないようなところが好きなんて、ちょっと普通の男性ではプライド傷付きそうな理由だけれど、今までの場面でも余り凛々しい感じのしない殿下なので、当然かなと思います。しかし何かにつけて「慰謝料いただきます」なんて色気のないような感じもしますが、ユリアスに嫌われないように「都合の良い男」でいようなんてウジウジしてた殿下としては、凄い勇気のある発言です。隣国の皇子が目の前でユリアスにはっきりとプロポーズしたので、それもずっと友達付き合いしてた男なので、ただ国の為と言うより、強いライバル心が芽生えたのだと思います。しかし前からユリアスのことを知っていた殿下は、プレゼンの形でユリアスの「商売人」の部分に訴える形を取り、見事に関心を引き寄せる事に成功しました。ユリアスが自立した女性であると、殿下には分かってるからです。それよりその過程でユリアスの兄のローランドに変化が出たのが、面白いですね。ひたすら「妹大好き」な彼に、恋が…来る日が来るなんて思ってなかったので…(笑)
- 0