4.0
終わった気がしないのは残念ですが
わくわくドキドキしながら読みました。
でも、最後は消化不良で、残念です。
結局、はなさんの出自をはじめとした、「知りたかったこと」は置き去りで、胡桃ちゃんの成長も描ききれてないように感じます。
それでも、たくさん星をつけたくなる内容の良さでした。
この作者さんの長編作品、ストーリーは面白いのに、ラストがなんか力業でまとめあげてたり、「え?そうくる?」みたいなのが多い気がします。
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3107位 ?
わくわくドキドキしながら読みました。
でも、最後は消化不良で、残念です。
結局、はなさんの出自をはじめとした、「知りたかったこと」は置き去りで、胡桃ちゃんの成長も描ききれてないように感じます。
それでも、たくさん星をつけたくなる内容の良さでした。
この作者さんの長編作品、ストーリーは面白いのに、ラストがなんか力業でまとめあげてたり、「え?そうくる?」みたいなのが多い気がします。
アイドルとは言っても、いわゆる芸能人のアイドルだけではなくクラスのアイドルだったり「可愛い」を消費されていく女の子、そして、消費する存在である男性の間にある齟齬が物語を動かしてゆきます。
日本のアイドル文化の根底にある可愛さの消費(あくまで「可愛さ」であり「美しさ」ではない)とその功罪が「ミニスカート」に集約され、大人としては居たたまれなさを感じます。
この幼稚な日本の「可愛さ消費文化」が女の子を傷つけない未来になってほしい。願いながら読むけど、この漫画のリアリティあるクラスの男子たちがどう見てもすでに可愛さ消費に向かっていて、ゾワゾワします。
やっぱり、だめなのかな。
私達が子供の頃も学校に行けない子はいたのです。いじめもありました。
だからこそ、「知ってること」と思ってしまいがちで、それが怖いなと思います。
あの頃と今、何が違うのか。そして何が同じで普遍的な本質なのか。
漫画はフィクションですが、今、学校で傷ついて行けなくなってしまった子達のリアルが根底にはあるように思います。
大人には見えてこない子供だけの世界で、子供に傷つき、そして子供に救われるストーリー。
それが現実なんだろうけど、それでも救われないときは助けになれる大人でいるために、フィクションに触れるだけでも、知りたいと思います。
子供の時に読んだ漫画で、今はデジタルで読めるのはいろいろあるんだけど、見辛いのが多いです。
現代の漫画はデジタルで作成されているのでスマホなどでも気持ち良く読み進められますが、古いものはやはりオリジナル原稿でないものから作られているのか、とにかく美しく仕上がっていない。
この作品もそういったデジタル加工の見辛さはあるんだけど、もっとどうしようもなく「漫画がかわいそうなんだけど!」みたいなのに比べればまあまあ、見られますよね。
でもやはり、紙で読みたい漫画かも。
漫画自体は子供のとき本当に好きだったので懐かしく、楽しめました。
子供の時、夢中になって読んで「本格的な推理漫画だ」と思ってました。その印象がこびりついていて、大人になっては読み返すこともなかったんだけど、このスピンオフが読みたくて、オリジナルを読み返しました。
子供向けだったわ!ビックリした!
暴いてくださいと言わんばかりの荒いトリックも、成功率の低そうな運に頼る計画も、少年が読みながら金田一くんより先に犯人見つけられる可能性がちゃんとある。
そして大人になったら、その少年向けに開かれた粗を笑い飛ばすスピンオフだもんね。上手いもんだよ。と本当に感心しました。
押川さんのインタビューを読み、漫画にたどり着きました。
リアリティーなんかない、これが現実とは思えない。特にクリスマスの話とか親が酷すぎて悔し涙が出るほどで。
でも、押川さんの存在がリアルだからこれが現実なのかと腑に落ちてしまい、本当に辛いです。
精神の病には個人の個性もあろうけど、やはり外的な因果があるように思える話が多いのが逆に救いかなと思います。
誰にでも起こりうるけど、手の打ちようによっては最悪の事態は免れられるのかな?
これからも永くつづき、多くを学ばせて頂きたいです。
このような漫画を読ませて貰えてありがたいです。
悲しみと希望が何度も寄せては返す波のように繰り返されますが、渓ちゃんに歯が生えるエピソードが、とても励まされます。
また、家族だけでなくて、病院で出会う多くの人々がとても素敵で続きがとても気になります。
配信を待っています。
多分、このお母さんの手記とかが原作で探せば読めるんだろうけど、やっぱり漫画、読みたいです。
あまりにも悲しいので、こんなに引っ張るのはついていけないです。
子供が悲しくて無力なストーリーは、ある程度の長さで報われないとしんどくてついていけなくなります。
子供がある程度の強い、大人に負けない話なら少し大河的な長期スパンでも良いのだけど(少公女とか、おしんみたいな。)、ひたすらにつらい時間ばかりが積み重なるのは違うと思う。
透明なゆりかご同様に、滑稽さに対する眼差しの温かさが心地よく、心に沁みます。
奇をてらわない、子供のような素直な切り込みと、諦念を伴う老人のような懐深さが同居していると感じます。
この作者の漫画でしか出せない不思議な雰囲気です。
めくるめく一瞬先が読めない展開と、個性的でアイコン化してるような深みのないわき役、性格が展開に会わせて変わってしまうメインキャラクター。
人気の出る昼ドラみたいで読むのを止められなかった!
好みの問題はあるけど、このタイプの漫画の傑作の1つではあるかもです。
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ガレージ・ママ