ニシキ鯉さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全10件
  1. 評価:4.000 4.0

    惹かれるアイドルの魅力満載。

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    アニメから原作へと入った口で、瞬く間にのめり込める作品でした。
    アイドルという世界に蔓延る小ネタ、一般常識とはかけ離れた「常識」に
    鋭く切り込んでいくのが痛快です。

    …個人的には堂々の☆5を付けたいのですが、懸念事項がひとつだけ。
    基本的には各章ともアイドルたちの闇を暴くような形式のうえ、
    特異な生い立ちの双子の主人公たちが神に導かれるように復讐に駆られる展開。
    衝撃の事前情報をネット等で多少手にしていたため免疫がありましたが、
    いきなり読み始めていたら「なんでこんな救われない話にもっていくのか…」と
    ショックが大きすぎて購読を途中リタイアしていたかもしれません。

    他のアイドル漫画とは一線を画す作品なので、万人にオススメ、とは言い難いかも。
    クオリティは素晴らしいので、向き不向きの問題かと思われます。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    痛快お転婆お嬢様!

    悪役令嬢系の先駆けとなったとも言われる、この作品。
    とりわけ周囲が逸材ぞろいのなか剣も魔法も頭脳も実力がまるで足りなくて、
    それでもめげずに明るく、それこそ周囲を振り回しながら暴走して突っ走る。

    破滅を防ぎたいがゆえに空回り、頓珍漢なことばかりしでかすけれど、
    周囲が抱える悩み・不安には絶妙なクリティカルヒットをして絆が深まる。
    誰が不幸になる、誰がツケを払わされる…といったこととは無縁で、
    カタリナを中心とした大団円ルート(と本人は思っているが実態はそれ以上に…)を
    非常に楽しく読み進めることができます!


    …念のための注意点がひとつ。参照元の乙女ゲームに準じ、カタリナのスペック自体は極端に低め。
    カタリナの根幹は良くも悪くも「周囲とは一線を画す考え方で人々を魅了する」ことに尽きます。
    魅了された仲間がその想いから最高のチカラを発揮して局面を打開する、
    あるいは敵そのものをなし崩し的に味方にしてしまうというのが事件解決の王道になっています。
    カタリナが窮鼠猫を噛むで必死になった結果敵を倒すとかのドラマは冗談抜きに皆無で、
    話が進んで、カタリナ命の頼もしい味方が増えるほど「闘争を丸投げしてあっさり事件が片付いた」
    ということが多くなります。あっさりとした戦闘描写等が合わない…という読者は出てくるかも。

    • 9
  3. 評価:1.000 1.0

    無印もZもGTもキマグレで「破壊」します

    不朽の名作、ドラゴンボール。
    DB、DBZまで大人気のまま一度フィナーレを迎えました。

    暫く経って産声を上げたドラゴンボールGT。
    たしかに、幼稚なネタ要素もあって賛否両論ではありました。
    それでも、少なくとも原作の世界観や背景を愛する心と悟空たちのカッコよさは色褪せなかった。
    万能に思われていたドラゴンボールの使い過ぎで手痛いしっぺ返しを受ける、
    というコンセプトもなかなか考えられたものでした。

    …そこへきて、このドラゴンボール超。
    鳥山明氏が直接関与したと大々的に謳っていながら、どうしてこうなった。

    DBZどころか少年遍の悟空の方がよほど迫力あるバトルをしていたし、
    DBZおよびGTにまるで歴史をつなげようとしない矛盾点や新しい強化法を引っ提げる。
    超が正史になると、300年以上前に界王様はビルスの強さを見せつけられておきながら
    何万分の1、何億分の1の強さしかないフリーザたちに顔面蒼白になっていたことになるんですが…。
    もちろんこの矛盾は、数えきれない数多の矛盾の中の1つにすぎません。

    せめて日常回が面白いか、敵が魅力的かといえば全くそんなことはない。
    グラフィックだけは時代の流れでよくなりましたが…結局は作画が台無しにしています。

    幸いなことに、これでもアニメ版よりはだいぶマシ。
    元々動きがないぶん、粗が多少は緩和されるので…。
    アニメ版の、界王星での悟空とビルスの初戦闘とか、それはもう酷い。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    有希ちゃんが可愛いスピンオフ

    有名すぎる「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズのスピンオフ。
    本家の方の人物設定を熟知していないと楽しめないのでは?とか
    本家を読まないでスピンオフだけ読むのは邪道だろう、とか言われそうですが、そんなことはありません。
    (私も宇宙人、未来人、超能力者といった当たり障りのないSOS団知識しか知らない)

    ごく普通の引っ込み思案少女の長門有希が、ごく普通に文芸部としての活動(?)をして、時には恋愛もする、
    そんなIFのお話を体験できます。寡黙・無表情の長門有希とはまた違った魅力にあふれています。
    なんだかんだでいつものメンバーも自然と集まって、土日に集まったり旅行に行ったり。

    本家を知らないと楽しめないのではなく、本家を知らなくても楽しめる。
    本家を知っていればもっと楽しめる…そんな作品だと思います。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    只野くんは、古見さんの1人目の友達です。

    容姿端麗文武両道なのに、コミュ症のせいで友達0人街道まっしぐらだった古見さん。
    伊旦高校でもそうなりかけていたところを、隣の席の只野くんと知り合ったことで
    人生が大きく変わっていきます。そんな青春物語。

    変人が多いこの高校で友達100人作ることは至難の業だけど、
    只野くんやなじみに応援されながら一歩一歩足を踏み出していく古見さんの成長ぶり。
    もどかしいけれど応援したくなる、どこか不器用だけれど魅力満載の女性です。

    ある程度読み進めて、それこそ「古見さんって友達多いんだね」と言われるような状態になったころに、
    「もし1話目で只野くんがいなかったらどうなっていたんだろう」とぜひ想像してみてください。

    最初のきっかけがなかったら、イベント事には全くの無縁で、
    誤解されたまま・孤立したままの古見さんのできあがり。

    話の中で古見さん自身が「只野くんがいなかったら私はまた1人に戻ってしまう」と不安に駆られるくらい、
    古見さんにとって只野くんの存在は大きくなっていきます。そんな感情の芽生えと恋愛模様の行方も必見です。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    ドタバタホームコメディ、ときどき任務。

    アニメからハマって漫画も読み出しました。
    互いの素性を隠しつつ偽りの家族として集まった父と母と子が、
    徐々に絆を深めていくのがとても面白いです。
    そのほかの登場人物たちも、誰もかれも曲者ぞろい。

    あくまで娘アーニャの学園生活を中心としたドタバタホームコメディが主体で、
    スパイや殺し屋としての活動がそれほど血生臭く描写されることはありません。
    日常からちょっとはみ出た非日常として、アクロバティックな活動・活躍がひとつまみ。
    シリアスな駆け引きの連続をストイックに欲する人にとっては物足りないと感じるかも。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    いつもいつでもマイペースな、つば九郎

    歯に衣着せない発言を連発して周りを振り回すつば九郎が笑いを誘います。
    現実のつば九郎の無茶ぶりを知っているとなお良し。
    野球ネタに詳しいとさらによく楽しめます。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    からかい皆伝の(元)高木さん

    人をからかい続けるというのは案外難しくて、中途半端だと反撃を食らうし、
    やりすぎて相手の心を折るのはただの苛めや犯罪。
    高木さんはその塩梅が絶妙だったからこそ、「悔しいけどなんか憎めない」という感情を相手にもたらし、
    結果として(元)高木さんになったわけです。

    その考えは昔も今も変わらず、なんなら子供にも受け継いではっちゃけ続ける。
    相変わらずやり込められてばかりだけれど、やっぱり惚れた弱みで苦笑いするお父さん。
    たまには小さな反撃を食らって内心あたふたするところ含めて、とても和やかで理想的な家庭だと思います。

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    アニメと漫画で2倍楽しめる!

    アニメを見てハマり、ならば人気の漫画のほうも当然読んでおこうということで購入を始めました。
    ロイドさん凄い。ヨルさん強い。そしてアーニャは可愛い。
    最初はギクシャクしていた偽りの家族が、紆余曲折を経て徐々に固い絆で結ばれていくのがとてもいいですね。
    絆(ほだ)されるというのは生粋のスパイや殺し屋にとっては不要なものかもしれませんが、はてさて…。

    星(と雷)を集め始めたばかりですが、小ネタのある漫画と迫力ある動きのあるアニメ、
    それぞれの良いところを相違点を見比べつつ楽しんでいます。

    • 6
  10. 評価:5.000 5.0

    原作組ですが漫画も面白いです!

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    この漫画を探していたというわけではないのですが、原作を読んでいた状態で偶然目に入ってきたので早速漫画も読んでみた、という感じ。頭の中で想像していた以上にエルフさんの可愛さ美しさが際立っているし、主人公は主人公でマイペースながら爽快に活躍するし、面白く読み進められました。今後も継続して読み進める予定です。

    強いて問題点を挙げるとするなら、原作通りなら主人公サイドの戦力が早いうちに最強格にのし上がってしまうこと、でしょうか。ウリドラその他の「誰もが畏れ慄く存在」が絶対的な後ろ盾となるため、ドタバタコメディとほのぼの日常、困った人を見かけての勧善懲悪が主体。主人公サイドが大ピンチ、という場面は滅多にありません。シリアスや手に汗握る展開を求めてやまない人にとっては、好みが分かれるでしょう。ただ、タイトルの明るさにもある通り、もともと異文化交流の楽しさに重きを置いているのは明白なので、自分としては全然ありだと思っています。

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