sakuranbouさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全86件
  1. 評価:4.000 4.0

    淡々とした中にある温かさ

    お題の通り、舞妓さんたちのために日々おいしいご飯を作る主人公の日常を描く。
    主人公もごく若く、一緒に過ごす舞妓さんたちと同じくらいの歳で。
    それが年季の入ったおばさんよろしく皆の気持ちに沿いながら毎日おいしい賄いを。
    しっかりしているのにいじらしい、それは舞妓さんたちの生活とも重なる。
    生きていくのは楽じゃないけれど、が毎日おいしいご飯を食べる瞬間は生きててよかったと思える、
    そんなお話。ついでに読んでるこちらもおいしいものに癒されます。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    良い塩梅の料理物語

    第二次世界大戦後、経営の傾いた老舗の料理屋の再建物語。
    料理人でもある急きょ跡取りとなった女主人公の生き様が清々しく、好感がもてる。
    戦争未亡人の主人公と15歳も年下の切れ者夫の結婚という突拍子もないスタート、
    終戦後の駐在米軍とのからみなど、飽きさせないストーリー展開。
    無料分だけ、と思いちょっと開いたらどんどん読み進めてしまった。おすすめです。
    付け足し
    ありがちな男性向けグルメに特化したくどい(笑)展開でないため、女性には読みやすいと思います。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    ちょっと中途半端かな

    えっ、これ「ブラックジャック」と「美味しんぼ」を足して2で割ったみたいな‥
    と思ったら既に同じこと書いてる方がいました。
    ブラックジャックは言わずと知れた天才にして大御所の手塚治虫氏の画だし、
    美味しんぼはグルメ漫画のザ元祖だし、いろいろな面で本作はちょっともの足らない。
    そういう意味で読み進めるには中途半端かなぁ、ということでごめんなさい。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    自分の人生、はじめから主人公

    主人公の葵は、華やかに生きている兄と母と自分を比較しては落ち込んで卑屈に暮らしていた。
    が、イケメン男子の世那に「自分の人生でははじめから自分が主人公」と言われてはっとする。
    当たり前の一言だけれど、ぼうっと生きているとなかなか気づかないものだと私自身はっとしました。
    心に響く一言を言われた葵がどんな風に変わっていくのか、期待して推します!がんばって。

    • 0
  5. 評価:2.000 2.0

    怖いお話

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    主婦が不倫されて、その相手の女性が配送員になり主人公にひたひたと近づいてくる話。
    ネットでの買い物からマンションの扉まで近づいたり、
    それぞれがSNSで暮らしをアップしつつ互いのことを知っていくなど、
    どちらも薄気味悪い。申し訳ないけれど課金はないです、読んですかっとする可能性が薄そうで‥

    • 3
  6. 評価:5.000 5.0

    読んでみて。きっと損はさせない

    文庫本で持っていました、古本屋に売ったことを悔やんでいます。
    とにかく掛居くんがいい。
    その辺にいそうでいない、ミステリアスだけど現実的な存在感。推します。

    • 0
  7. 評価:2.000 2.0

    美味しい話と思いきや

    わっぱ飯のお弁当箱が主人公に語りかける、というちょっといい感じの話だなあと期待して読み始めました。
    けれど、登場人物たちに品格がないというか‥好きになれないので読み続けるのをやめました。
    すごく凝って描いているのにもったいないです。すっきり感、清々しさに欠けました。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    若き島耕作とモーレツサラリーマンの時代

    面白い!
    時代を駆け抜けていく入社したての島耕作物語。
    主人公だけでなく、今若い人が見たら驚きそのものの会社員たち。
    この時代を知っている人も未知の人も惹き込まれる良作。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    痛快!島耕作の政治家版

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    島耕作は面白いのでほとんどのシリーズを読みました。
    本作は島耕作に顔が似た加治隆介が、父と兄の事故死により急きょ跡を継ぐべく政治家になることから始まります。
    本作の良いところは、門外漢だった加治が政治を変えようとするのですが、単に既成の政治家批判をするのでなく、一般庶民の知らない(考えない)政治家のつらさや苦労なども同時に知らせてくれるところ。
    「みんな、文句だけ言ってるんじゃなく、俺らも一緒によい世の中作るよう協力しようぜ」
    といういわば当たり前のことに気づかせてくれるところ。
    それから特筆すべきは、島耕作と違って行く先々で新しい女が出てきて都合よく助けてはくれないところ。
    (逆に心から加治を愛する一人の女性がどこまでも一途に助けてくれるけれど)
    ふだん政治に興味ない、うっかり選挙日を忘れちゃうような私でも面白く読めました。おすすめです。

    • 0
  10. 評価:1.000 1.0

    主人公の良さがよくわからない

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    古墳研究会というマイナーだけれど興味深いサークル、一生懸命に古墳のミニレプリカを作る綺麗め系男子、それが乾かないよう水やりする地味だけど真面目な女子、そんな彼女を見守る癒し系男子‥と始まりはおもしろく読み始めました。
    けれど、ただ「古墳の形と体型が似てる」しか長所(?)が見つからない彼女の身近にい続ける男子二人の気持ちがよくわからず。
    この年頃の男子は見た目重視で女子を見る傾向があると思うし、もちろん見た目はおいといて主人公にきらりと光る非凡な何かがあればそれはそれでありだけど‥
    腑に落ちないので、読むのがしんどくなりました。ごめんなさい。

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