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父親からも母親からも上辺だけ愛されて心を病み、寄ってくる男性の心を奪って遊ぶようになってしまった令嬢。かわいそうだなあ、ひどい親、と思ったけれど、お母様、本当は男の子が欲しかったのに、ちゃんとうわべだけは愛しているように接してくれたんだね?それって、人としては超頑張ってるよね?良い人かも。父親も褒められたもんではないけど、心って自由よね?それだけに心の声が聞こえてしまうというのは、もう地獄ですねー。そりゃ、母親の裏表を知りながら育ったら、ひねくれて済むなんてもんじゃ本当はないくらいだろうから、16才で普通に育った主人公と中身入れ替わって、もとのエレノアさんも助かったかも。無料分までしか読んでないのでもとのエレノアさんが今後出てくるかはわからないけれど、もとのエレノアさんもお疲れ様でしたね。
そして、入れ替わった主人公が、心の声が聞こえることに、恐怖や嫌な思いを抱きながらも、その特性をいかして王子さまのためにけなげにがんばったり、とにかく王子さまがかわいかったり、そんな王子さまにエレノアちゃんが癒されていく過程が読んでいて楽しいです。
そして、王子さまの側近も、まるで心を読まれないように予防線はってんのかっていうくらいとにかくエレノアちゃんを見たら「ぼんきゅっぼん」しか言わないので、最初、怪しいと思ったけども、傾国の美女エレノアちゃんに心を持ってかれないように予防線はってるのかもしれないとおもったり。
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心の声が聞こえる悪役令嬢は、今日も子犬殿下に翻弄される@COMIC