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ママ友って何だ
田舎だったからか、時代だったのか、たまたまそうだったのか。私の子どもの時は、ママ友という言葉はもちろん、そういう付き合いもなかった。顔を合わせたら挨拶、催しなどの共同作業はてきぱきこなす。その程度。現代よりも大人優先の社会だったから。子ども同士の付き合いより、個人的にウマの合う人と母は仲良くしていた。特に誰とも話さない場面もあった。でも、子の立場として嫌な思いをしたことはない。私は私、ってなれないのかな。
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田舎だったからか、時代だったのか、たまたまそうだったのか。私の子どもの時は、ママ友という言葉はもちろん、そういう付き合いもなかった。顔を合わせたら挨拶、催しなどの共同作業はてきぱきこなす。その程度。現代よりも大人優先の社会だったから。子ども同士の付き合いより、個人的にウマの合う人と母は仲良くしていた。特に誰とも話さない場面もあった。でも、子の立場として嫌な思いをしたことはない。私は私、ってなれないのかな。
なぜ「ママ友」視点なんだろう?と最初は思いました。個人的に「ママ友」という概念が嫌なので。けど結局、この物語の核となる部分を浮き彫りにしていくのに、第三者の視点が「ママ友」しかなかったんですよね。その構造が既に、女性の生きづらさを表しているようにも思えます。人の目(姑や夫)をもっと気にしないようになれたら、こんなこじれなかったのでは。日本特有の問題な気がします。
無視は良くない。言わなきゃ伝わらない。けど、小さな子どもがいたら、腹割ってとことん話し合うヒマもエネルギーもなさそう。それに、この夫の感じだと、話して響くタイプとは思えない。無視し続けたから、夫も一所懸命考えて、反省に至ったのでは? とは言え、子どもへの影響は少なくないでしょうね。でも100%正しくなんて無理だから。
結婚って、最高と思えるパートナーとしても、「自分100%」ではなくなる。なのに嫌な相手とだと、それもいいように利用されてるだけだと、こんな惨めなことはない。人生をつかむために戦う決意をした主人公を応援し、見守るために読み続けたくなる。
30年も前の漫画なのに。こういう「女性の社会進出」ものって、数年も経てば通用しないのが大概です。でもこの漫画は十分通用する。しかも面白い。連載当時、私は10歳にもなっておらず、それでも読んで面白いと思った(勿論ビジネス面ではちんぷんかんぷんでしたが)。すごい漫画家だなぁと改めて恐れ入ってます。
共感できない。読み進めていったら共感できるのかな、と思ったけど、ダメでした。まず、病気でもないのに太っているのが理解できない。適量を遙かに超える量を食べているわけでしょ?椅子が壊れるほど。すごい環境破壊だよね。そして空間の無駄遣い。未だにテレビ番組でもあるみたいですが、不必要に食べるのって悪ですよ。
出だしは面白かったんですけど、展開するにつれ、ちょっと都合よくいきすぎ、な感が否めません。憧れのあの人(達)の反応がちょっと。大きく広がりすぎて、逆に失速した気がします。
色々言いたいことはありますが、娘との関係に的を絞ると、主人公にやはり責任があると思う。装いに無頓着過ぎて、という以前に、甘やかし過ぎ。そりゃつけあがるでしょう。育て方が悪くなくて、女捨ててる、とかなら、読み応えも違ったかな。
田村由美さんのだけ読みました。ロメロのゾンビを現代風に描いた感じでしょうか。ライト過ぎる気もしますが、短編だからこれくらいの方が良いのかもしれません。
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ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望