はなになるさんの投稿一覧

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評価2 10% 2
評価1 35% 7
1 - 8件目/全8件
  1. 評価:5.000 5.0

    おひとり様最高!

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    屈託なく楽しそうにおひとり様の道を歩むニコルが清々しい。
    しかも我が道を行くことでニコルが台風の目となり、ケイオスはじめ周りを無邪気に無自覚にブンブン振り回しているのがすごく笑える。
    取り敢えずニコルは自分の好きな事を見つけて日々を楽しみ満ち足りているので大丈夫。

    周囲の勝手な勘違いや善意が錯綜して起こるドタバタに毒々しさや悪意が全くないので、安心してお腹が捩れるほど笑える。
    そのドタバタの中心で悲惨なことになっているケイオスには悪いが、彼の悲壮感がはたから見ると面白すぎ、次のすれ違いのネタが何かをついつい期待してしまう。
    すまんケイオス、がんばれ(笑)

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    転生物の中では秀逸でオススメ

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    転生物の中では秀逸。
    ヒロインのやり直し人生を楽しみたい人にも、不器用で焦ったい恋の進展を楽しみたい人にも、深みのある作品を楽しみたい人にもオススメ。
    どのような年齢層でもどのような読み方でも楽しめる。

    女性が男性の飾りにすぎなかった中世ヨーロッパをモデルとする世界で、自分の意思で生き抜く女性を描いている。

    まずヒロインのビアンカが18歳に戻っても欠点が全く治っていないのが良い。
    意地っ張りでトラブルも起こすが、年の功のせいか観察眼、審美眼、賢さ、抜け目のなさを持ち合わせ、過去の過ちを繰り返さないよう知恵を絞って乗り越えていく。
    自信がなくても怖くても「一歩踏み出すのよ」と自分を鼓舞して踏み出すビアンカは非常に魅力的で勇気付けられる。

    愛されているかお互いにいつまでも自信が持てず、いつまでも噛み合わないビアンカとザカリーの恋、その陰で深まるイボンヌとガスパルの恋の物語は購入して楽しんで頂くとして…

    最終盤、ビアンカとザカリーの間に生まれた子供は大変活発な子として描かれ、最後に統一大陸セブランの初代皇帝であると紹介される。
    その子に「アレック」という男女どちらにでも付けられる愛称を充てることで、読者の先入観を見事にひっくり返してくれる点に唸った。

    またエピローグはこの物語が帝位の正統性を示す物語である事も暗示していて、そうなるとセブラン王家はどのような運命を辿ったのだろうかという事も気になってくる。

    惜しむらくは韓国語を安直に訳したようで、熟語の誤用、助詞の誤用により意味が逆転するなど、推測しながら読まなければならない箇所があった。

    それらの部分を差し引いても絶対にオススメ!

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    ほっこりしている

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    悪霊の棲むお屋敷をメモ一枚で除霊してしまい、以来神様たちが次々にお屋敷の庭に居着くお話のようです。
    湊君、基本悪いものは見えないそうですが、最初だけ屋敷の上にかかる黒い霧は見えていたので、余程すごい悪霊だったのでしょう。
    陰陽師が御礼を渡して大真面目に受け取って帰る護符が和菓子のメモ書きだったり、のほほんとしています。
    この先事件が起こってもシリアスな展開になる気がしません。
    ゆったりしたテンポで読みやすいので、毎日無料を楽しみに読んでいます。

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    箏の描写が正確で嬉しい

    箏曲部が舞台の青春漫画と聞いて目が点になったが、作者の経歴を聞いて納得した。

    何より他の漫画と違い、箏や楽譜の描写が正確なのが嬉しい。
    最初に愛が入部しようと部室に押しかけた時に置いてあった楽器はそれなりに良いけど練習用。
    愛が持っていて練習用に使おうとした楽器は本番用に使うくり甲と描き分けていて、おおっそこまで木目を描き分けるか!とびっくりした。

    楽譜も実際に販売している楽譜を著作権に抵触しない程度に描いてある。

    十年くらい前だったか…新宿駅に大きなポスターがズラッと並べて貼ってあった時は感動した。
    職業、箏レッスンプロ兼演奏家です。

    でも未だに登場人物の名前を正確に読めません。この漫画を好きな生徒が話題にする度に、いつも名前の読みを聞いてます。
    すみません。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    初瀬さん素敵

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    まだ7話目ですが初瀬さんが素敵です。ダメなところはダメとはっきり言い、庇っている人が窮地に追い込まれないよう引く時はスッと引く、大人です。
    現在50歳、あと10年ぐらいで初瀬さんのような大人になれるかなぁ。
    推定60歳だそうですが、絵の描写は私には70歳くらいの女性に見えます。
    最近の60歳はそれこそ「若見え」ですから。
    でもバブル期の服を着ているという事はやはり60歳くらいと言う事ですね。
    あまり若く見える描写だと説得力ないし、描写どおり70歳くらいだと会社にいられませんしね。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    示唆に富む内容

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    実在の伝説を基に、高麗時代を舞台として設定していると思われる。

    当時は女性は成仏できないとされたので(だからこそ日本では浄土系仏教が爆発的に広まった)、和尚の偏見は彼個人だけのものとは言えない。

    すぐに忘れ去られる美談
    身分制度社会における「身分を超えた友情」に見えるものの正体
    など、示唆に富む内容と思われたので、全話購入しないうちに配信停止になったのは非常に残念。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    大変良い作品

    とても良い作品だと思う。
    実際にこう言うことは起こらなくても、親しい人の死は、この男の子のように何度も何度も拒絶しながら、しかし最後は如何ともしがたいものとして受け入れるのだろう。
    人の死を受けれる過程をお伽噺の形で表現しているように感じた。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    一番最初はカッコよかったのに(笑)

    以前テレビドラマを見て面白いなと思っていたら、
    漫画版があるのに気付き読み始めた。
    本当の最初のエピソードではクールにカッコよくキメていたのに、恋愛し始めたらなんだか思いっきりカワイイ女の子になっている。

    テレビドラマではあまり分からなかったけど
    へぇ〜こんな人生観の人なんだと面白く思った。

    ところで太陽くん、確か最初は25歳くらいの森若さんより年下の設定じゃなかったっけ?いつの間にか27歳になってる…と思ったのは私の勘違い?

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