5.0
ギャップがいいです
この作者さんの作品の何がいいのかな、いつも面白いけど、、、と思ったら、女心を掴むちょっと?ダメなオトコが毎回出てきてる気がします(笑)
酔っていいギャップがある人、、、
自分が主人公だったらめちゃ振り回されそうだけど、それも幸せかも、、、?
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728位 ?
この作者さんの作品の何がいいのかな、いつも面白いけど、、、と思ったら、女心を掴むちょっと?ダメなオトコが毎回出てきてる気がします(笑)
酔っていいギャップがある人、、、
自分が主人公だったらめちゃ振り回されそうだけど、それも幸せかも、、、?
はるこ先生の作品ってハズレがほぼ無い気がします。
今回のお話は主人公のキャラが今までと違うのですごく新鮮です!
正直に書くと女の子の絵が好みじゃなかったんですが、そんなことが気にならないくらい話の内容が面白くて次々読んでしまいました。
強い主人公の話は読んでて元氣をもらえていいな、と思います。
料理系漫画はレシピや作る行程が漫画で見れる良さがありますが、この作品は主人公のジルや周りの人達もすごく個性的で、描かれる人間像がすごく面白いです。
不器用だったジルが、色んな人と出会い、関わって行くことで少しずつ変化していく様、またジルの周りの人も同じように変わっていく姿が興味深い作品です。
最初は面白く読んでいたんですが、何故か途中からちょっと飽きてしまいました。問題起きたりはしてるんだけど、結局は大丈夫なんでしょ?と思うからかなぁ?
これもすごく個人的な感覚だとは思いますが、こういう漫画はカラーじゃなく白黒で読む方が好きです。
最初はあり得ないと思いながら読み進めていると、「こういう結婚があってもいいかも」と思わされてしまう作話のセンスがすごい。
焦ったさや切なく辛い感じになってもおかしくないのに、主人公の持ち前のエネルギッシュさや明るさでシリアスになり過ぎないのも読みやすいです。
え?そっちですか?
っていう方向に行きまくりで予想もつかない展開に話がどんどん進んで行くところが最高です!
みんなのキャラもそれぞれがすごくいいです。
無料の10話まで一気に読みましたが続きが気になります。
聖徳太子の徳の高さ、叡智に優れた面は勿論ですが、蘇我馬子がビジュアルは良くなくともどこか憎みきれない様に描かれていて、人物像の分からない時代の話ではありますが登場人物が魅力的なところが池田先生らしいな、と感じました。
小野妹子の遣隋使の件や、煬帝の描かれ方も、当時の様子の想像を掻き立てられます。
華やかで徳高い聖徳太子の一族が早々に滅んでしまうところは、インドの叙事詩マハーバーラタで、ガンジス川の女神が生まれた赤子達を次々に川に流しに行ってしまった様を思い起こさせられました。実際には天界の神々が、早くこの世から解放される為にしていたことでしたが、私達から見ると無慈悲に子供を殺していく母に見えるように、、聖徳太子が疑問を投げかけていた、滅びていってしまうことも仏の慈悲ということなのかもしれません。
最終回があっさり終わってしまったようで、エピローグがもう少し番外編でも読みたいところでしたが、馬子が厩戸皇子を回想するシーンはとても感動的でした。
また時々読み返したいと思います。
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酒と恋には酔って然るべき