PiPiLaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全34件
  1. 評価:2.000 2.0

    いきなりの残念な展開。

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    最新話16話まで読みました。15話からの展開が残念すぎて星2つ程一気に下がりました。

    大学の図書館司書で美人なヒロイン美波の片想い相手は、20歳近く年上で本の虫で古典オタクの似鳥教授。

    年の差、同じ職場、2人のギャップ(一方が奥手)とありきたりではありますが、美波が教授に出逢い恋に落ちその後四年間も片想いをしていたあたりは、序盤にギュッと短く集約されているのでテンポは良かったです。まあ多少、大学時代は恋多き美女が、四年間も不毛な恋をしていた理由に多少の物足りなさを感じましたけど。

    そして押してダメなら引いてみる作戦の後、自分の片想いに最終決着をつけるため、理詰めには理詰めと感じた美波は、卒論という形で告白レポートを教授に提出します。
    20年近くも恋愛をお休みしていた教授は、年の差の葛藤はあるものの、自分をよく見て理解してくれている美波に心が動き、両思いカップルになった2人は間もなく同棲を始めます。

    2人の心理描写がわかりやすいのがすごく良いです。
    恋愛の仕方が分からずドキドキしながら古今和歌集で答えを探そうとしたり、美波の元彼が来るであろう同窓会の知らせを手に持ち公園がどこかのベンチでモヤモヤしながら佇む、、そんな教授が可愛いなあと思いました。
    そして、好きな相手に好きになってもらえたこと、理論武装の教授の心を溶かしたこと、お互いが心の中で”奇跡”と表現していて、大人の純愛で素敵だなと胸がキュンとし始めていた矢先、、、
    15話から残念な展開に突入します。

    一つは、20年前に恩師の妻(美波が見た写真の女性)と不倫をしていた。恩師と同じく自分も文学に夢中なためその相手に別れを告げられた。そして間もなくその相手が他界し後悔が残って拗らせていた。。そんなようなことを、もやもやしていた美波に話す教授。。大昔の事だし不倫の事実はさておき、何でも正直に今になって話すのは如何なものかと。。
    そして二つめ、その不倫相手と生写しのような娘が丁度離婚ホヤホヤだとアピールして登場。
    教授が初恋相手で母との不倫も知っていて拗らせていたと告白。そして美波の存在を聞かされてもお構いなしに付き合いたいと迫ります。予告では付き合わないと不倫を記事にする。と脅しているようで。。

    これまでの純愛な流れをガラッとチープに変えてしまった展開にがっかりしました。残念です。

    • 35
  2. 評価:5.000 5.0

    他の王族ものとは一線を画す作品です!

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    最初の数話で予想を完全に裏切られました。
    まず、後宮内の勢力争いにあまり焦点を置いていない事と主人公の魅力が独走しているおかげで、重たい気持ちにはならないです。
    第一話で慣れない中国の人物名が次々と出てきて、ん?ついていけるか?と一瞬怯みそうになりましたが。笑

    以下は最新23話までの要約と感想です。

    皇后陛下と四夫人、そしてその各妃達を後継人に雛女と呼ばれる次世代の妃候補達が5人います。

    ヒロインは、現皇后の姪で皇太子から寵愛を一身に受けていて次期皇后候補ナンバーワンの玲琳。わかりやすく”善女“とします。

    対する”悪女”は、四夫人ではトップの朱貴妃を後継人に持つも ”ドブネズミ” と呼ばれ嫌われている妃候補最下位の彗月。

    七夕の日、”悪女”彗月が道術を使って”善女“玲琳と体を入れ替えてしまう。

    “善女”になった彗月のシナリオでは、”悪女”玲琳を始末して皇太子の寵愛と夢のようなポジションを手に入れること。
    しかし“悪女”玲琳は、牢に入れられ皇太子や周りから罵られても飢えた獣と同じ檻に入れられて処刑寸前までも、起きてない事を気にしてもしょうがないと鋼のメンタルで肝が座っている様子。

    結果として無罪になり謹慎処分がくだされてからの”悪女”玲琳の魅力は炸裂していきますが、”善女“彗月は、”玲琳は虚弱体質だった”という番狂わせで逆に苦しむことになります。

    このあたりの”善女“と”悪女”の対比と、物語の核心を的確に付いている所が素晴らしいです。

    健康になった”悪女”玲琳が、そのありがたみがわかるからこそ物事に感謝し生き生き輝いていく。
     その一方で、虚弱になった”善女“彗月は、嫉妬心に囚われ大切な事を見失っているのでもがき苦しんでいく。

    “悪女”玲琳の様子から、女官、皇太子の異母弟である鷲官長は、入れ替わりに気づき始めますが、現時点で皇太子はまだ冷静な目で見れていない。気付いた時、打ちのめされるんでしょうけど。

    そして”悪女”玲琳の大切な女官を追い込んだ謎の人は、彗月の後継人朱貴妃かなと推測してます。慈悲心とか胡散臭いし、後宮内のナンバー2って悪い女が定説ですから。笑

    入れ替わり解消後どのような結末になるか緊張感期待感が高まる面白さです。

    王族貴族ものが好きな方はドンピシャにハマるのではないでしょうか。他とは一線を画す素晴らしい作品だと思います!

    • 29
  3. 評価:1.000 1.0

    最新19話まで読みました。

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    18話くらいまでなら星4くらいでした。ストーリーも仁科さん気に入っていたので。。でも最新話で、仁科さんの秘密がここまでのストーカーだったなんて、、しかも髪の毛まで管理とか、、もう衝撃的すぎて、、もう少し違う展開はなかったのか、、先を読む気持ちが消えてしまいました。

    • 37
  4. 評価:5.000 5.0

    予想に反して面白いです!

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    配信されている47話まで一気に読みました。
    最初、よくある”可哀想なヒロインがお金持ちイケメン王子に見初められ溺愛される”というような王道漫画だと思い、評価されているほど期待はしていませんでしたが、ちょっとびっくり、面白いです!
    タイトルでも一目瞭然ですが、表向きはシンデレラストーリーなのでしょうが、それと並行して裏ではミステリー要素が散りばめられていて、ヒロインや家族に関する謎解きが進行していきます。

    更には、異文化や自分のルーツ、アイデンティティについて考えさせられるテーマが盛り込まれているのですが、私自身や家族が混血や異文化が生じる軋轢に悩む経験もあり実体験と重ねながら興味深く読むことができました。

    蝶よ花よと大切に育てられた美少女の姉とは違い、実の両親から虐げられ使用人以下のように力仕事、汚れ仕事、家長の仕事までしながら生きてきたヒロイン、マリー。
    自分の誕生日会の日でも着飾ることは許されず、金持ちな婿探しという両親の目論みで華やかな姉のお披露目会のようになっていて、そんな時、ひっそりと中庭で時間を潰すマリーに出逢うのが、誕生日会に招待されていて、外見の特徴で混血とわかる富豪の伯爵様キュロス。
    装いからイプサンドロス共和国のものだと見抜き、実はその異国の文化や言葉に心酔するほどの教養があり目を輝かせながら話すマリーに対して、最初は使用人と間違えたものの恋をするキュロス。
    その後、立場逆転の誕生日会のおかげで、キュロスはマリーを姉のアナスタジアと勘違いしたまま求婚の手紙を送るのですが、、、
    姉が嫁ぐ道中で消息不明の事故死。
    その身代わりで慰み者として嫁ぐと勘違いするマリー。家族からの虐待や自分の勘違いが原因で自己評価の低すぎるマリーへの恋は長期戦と覚悟するキュロス。
    、、とポンポン話が進んでいきます。

    マリーを大切に想う溺愛っぷりは勿論のこと、異国人を嫌う王国で、育ちの良くない移民たちを使用人として雇い家族のように大切にして接しているキュロスが本当に素敵です。
    そんな所が異文化に憧れリスペクトする苦労人マリーと惹かれ合うのだと思います。
    女子の好きな”磨き上げたら想像以上に美女だった”ボーナスポイントあり!マリーの言動に一喜一憂するキュロスが可愛いです。二人を取り巻く使用人達との絆も見所です。

    異文化に興味ある方には読んで欲しい作品です。

    • 18
  5. 評価:4.000 4.0

    意外と23話から見所満載です!

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    序盤の掴みや展開の流れも良く、話の主軸や方向性が明確なので、配信中の26話まで楽しみながらサクサク読めました。

    最初は、お決まりの対比から。
    ヒロインのクリスタは、領主代理として火の車になった家や領地経営の立て直しに奔走する真面目な貴族令嬢。

    それに対する悪い連中。
    父の愛人から昇格した義母と義母妹は、豪遊三昧で財産を食い潰し、クリスタの婚約者は義母妹と子供を作り婚約破棄を突きつけ指輪を取り上げる。
    自業自得の父は酒に溺れ病に伏せる中、悪い義母達3人は結託し、冷酷と噂される大富豪の仮面伯爵ジェラルドに資金援助の約束をとりつけクリスタから全てを奪ってから嫁がせます。

    初夜の儀式で初対面となったクリスタと仮面伯爵ジェラルド。アバズレのように聞かされていたクリスタの様子に途中で違和感を覚えながらも、目隠しをさせて最後まで致してしまうジェラルドにアレ?と思いましたが。

    後にジェラルド視点でわかるのは、クリスタに一目惚れをして、替え玉だとしても彼女を手放したくないという己の欲に負けてしまった。と
    憎めない(笑)

    初動の失態を挽回しようとするジェラルドのシャイで優しく誠実なところが可愛らしいのでぐっと印象が良くなりました。

    どんな形でクリスタがジェラルドの秘密を知るのか。それが、序盤において一つの大切なポイントだったかと。
    わりと早めの22話で、ジェラルドが素顔を見せてお互いの気持ちを確かめ合ったところ、
    そして、どんな経緯で宝石人は人を豹変させ周りに災いをもたらすことを知ったか、執事ダンテとの絆など、、、
    クリスタを信用して全て話していく流れは良かったです。

    今後の気になるポイントは、
    まあジェラルドの溺愛は当然始まるとして(笑)

    秘密を知ったクリスタがどんな災いに巻き込まれて二人で立ち向かっていくのか。。
    9歳であの体験をした執事ダンテに抱えている闇はないのか。。
    あとは、タイトルにある黒水晶は魔除けとかで有名なので意味深。
    クリスタの黒水晶の瞳が何か重要な役割があるのか? ジェラルドの宝石人としての呪縛から解き放たれていくような役割があるのか。。
    この先、結構見所ありそうです。

    それから一番重要なこと。
    義母達悪い連中に因果応報のごとく、とことん堕ちるまでの裁きを所望。
    絶対、義母達はもっと悪いことしてそうです。

    作者さん、徹底的にお願いします!

    • 17
  6. 評価:5.000 5.0

    配信中13話まで予想に反して星5!

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    正直なところ、乙ゲーに詳しくないし転生ものにもそれ程興味がない自分ですが、この作品は序盤からサクサク読めて面白いです。

    まず転生前。
    乙ゲーに無関心の主人公が友達にゲーム内容のプレゼンをされるところから物語が始まるため、私の様な初心者にも入りやすいという点が良かったです。

    そして、主人公がイケオジが大好物なため攻略キャラとなる5人のイケメンに全く興味がないという点、
    サブキャラのイケオジ騎士サミュエルを見つけた途端、そのちょい役のイケオジを見たいがためにゲームにのめり込むという点が、これまで読んだ主人公と一味違うので序盤から興味が湧きました。

    転生後の主人公。
    例に漏れず、攻略キャラの一人である王子の婚約者•悪徳令嬢アビゲイルに転生します。

    なんとか婚約解消し、優しい家族を守り、破滅ルートを回避して、あわよくばイケオジ騎士サミュエルにお近づきになりたいアビゲイルの奮闘が始まります。

    前のアビゲイルの行き過ぎた行動から婚約者に毛嫌いされていて接触ができない。
    例え婚約者にどんな扱いされようが、ゲームのヒロインと婚約者がいちゃついていようが、
    心の中はサミュエル様一色でノーダメージなアビゲイル、
    これまでの汚名を晴らすべく友情を育んでいくところに物語のヒロインとしての好感度がぐっと上がりました。
    イケメンだろうが攻略キャラ誰だろうが全くときめかない、媚びてないヒロインは清々しいですね。

    10話で、商会の娘で新しく出来た友人の兄繋がりで、ようやく近衛騎士団団長のサミュエル様に出逢うチャンスを掴んだアビゲイル。

    初対面の挨拶で緊張のあまり噛んでしまって、団長サミュエル様から頭ポンポン、撫で撫でされるアビゲイルが内心有頂天になる姿が可愛いすぎて、読んでるこちらまでドキドキしてしまいます。

    13話まで、攻略キャラ全員の登場はまだありませんが、むしろこの作品では全員脇役なのかな?
    個人的には、団長サミュエルの爽やかな登場に一番ときめきました。

    騎士達からも人望があるあんな素敵な団長が、果たしてシングルなのかどうかも今のところ謎ですが、アビゲイルとの関係がどう進展するか今後の配信がすごく楽しみになりました。

    イケオジ好きな方にはおすすめしたい作品です。

    • 11
  7. 評価:4.000 4.0

    最新8話までは第一話のフラグ回収

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    ポイント還元キャンペーン実施中で、王族貴族ものが好きだったので最新8話まで読みました。

    まず、無料第一話では、数多くの側室の一人になり後宮に入ったヒロイン•マルグリット嬢とイケメンの王様のご対面はありません。
    8話まで二人のご対面は一切無し。
    後宮嫌いの王様は、マルグリットの存在すら知りません。

    以下は要約と感想です。

    王様と出逢うのは、下女と入れ替わり後のヒロイン”下女マルグリット”。

    入れ替わりを反対する侍女との約束もあり、なるべく城内で目立ってはいけないと思いつつも、好奇心を抑えられず探検を始める”下女マルグリット”。
    その様子を目撃して興味を持ち始めた王様が声を掛けるというパターンです。

    それならばと、王様の印象に残らないようにと心がける”下女マルグリット”ですが、
    偶然も重なり、やることなす事全てが裏目に出て王様が感謝するほど事態が大事に発展していきます。

    最初は暇つぶしで”下女マルグリット”に会いに来ていた王様も、彼女の知識量、洞察力、判断力、行動力に感服し始めて、この下女は何者だ?ってなるのですが、
    そんな下女の噂がマルグリットの兄の耳にも当然入り、何かを勘づいている様子で、”お転婆はほどほどに”と兄から軽く嗜められるマルグリット。
    読んでわかるのは、マルグリットと王様の価値観が似ているということ。

    側室の生活に退屈していて、生粋貴族のように下女の身分が低いと見下したくないお転婆気質のマルグリットと、
    後宮制度や自分に媚びた側室達に辟易していて、身分の低い下女マルグリットの本質に一目置く王様。

    但し、入れ替わってる状態で急接近した二人がお茶会ドク入り事件の中心人物なので、今後は事件がどのように動き、いつまで身分を隠し通せるか、等が見所の一つかなと思います。

    そしてもう一つ気になる点。
    マルグリットの影武者エイミィが、他の側室達と親睦を深めながら贅沢で華やかな生活を満喫していて、”マルグリットより自分の方が貴族に相応しい”と、本人や侍女の前で平然と言ってのけたこと。
    ある意味、王様の嫌う媚びた側室のようになっている下女エイミィ。

    今後、マルグリットに反旗をひるがえすような事をするのか、下女エイミィの状態の時に王様の好意につけこむ可能性もなきにしもあらず。

    個人的願望は、二人いいコンビで入れ替わりを楽しんで欲しいですけど。^_^

    • 11
  8. 評価:4.000 4.0

    13話まで読みました。

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    主人公のことは応援したくなるかわいさです。
    クラブデビューした日に出会った派手ないおりくん、実は歯科学生でバイト三昧でしっかりしている上に、主人公が運命の人を見つける応援をしてくれたり心配してくあり本当に優しいです。とりあえず今のところはまだ兄が妹を守るみたいな雰囲気ですが。一方で、主人公の初恋の瀬野くんとの再会前後は、プチ同窓会のはずが主人公だけをいきなりバーに連れて行くし、裏がありそうで信用ならなかったのですが、当時の真実を正直に話したあたりから見る目が少し変わりました。でも主人公はもういおりくんに意識しはじめてる様子だし今後どうなるのか続きを楽しみにしてます。

    • 10
  9. 評価:5.000 5.0

    配信分6話までの感想。

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    タイトルから想像すると、、遅咲きの初恋なんでしょうかね。イケメン御曹司としてずっと周りからチヤホヤ特別扱いされ数多くの女性からも意識されまくってきた倫太郎さんは、自分を特別扱いしなかったヒロインに恋をした。恐らく30年生きてきて初めての恋。その年の初恋だったら、ずれまくってくるの容易に想像できますね。笑
    まあここまではよくありがちですけど、彼女のバックグラウンドをすべて徹底的に調べ上げて、自己紹介で正々堂々と詳細に本人に伝えてプロポーズするところは逆に潔いと思います。

    よくこのテのストーリーは、ずるずる引き延ばしてヒントを小出しにしながら正体を明かしていくパターンが多い気がするので、この作品は1話目でやってのけるので、読み始めから掴みがいいテンポの良さだと思います。

    ヒロインの男運の無さについてですが、たしかにDV男やヒモ男は本当に最低のクズ野郎たちなんです。だけど、ヒロインもなかなか目が覚めない。浮気を疑いつつもケガを負わされても、相手のことが頭にあって気にしてる。目が曇ってしまって自分から離れられない理由はいろいろあると思いますが、、、個人的に思うのは、こういうクズ男たちから抜け出すには、まさに倫太郎さんみたいな人だと思うんですよね。
    配信分から察するに、彼の場合はストーカーとは全然違うと思ういます。DV彼氏のことも調べ上げた上でヒロインの窮地も助けてあげてるし、家に引っ越させ胃袋を掴んで髪まで洗ってあげたり強引だけど献身的。プロポーズ2回くらいしてましたか?笑 ヒロインと結婚する気満々です。それくらい強引に徹底的じゃないと、ヒロインみたいな人は目が覚めない。倫太郎の勢いにタジタジなってるくらいの出会い方が、ヒロインにとってはちょうどよいのではないかと思います。
    あとやっぱり男が女を溺愛してる方が、長続きもするし、DV男に疲れてきたヒロインみたいな女性にはその方が良いと思います。
    過去、友人からプロフェッショナルクズメーカーだ、目を覚ませ、と言われた経験があるので、ヒロインと自分を重ねた個人的な意見です。
    続きの配信楽しみにしています。

    • 7
  10. 評価:4.000 4.0

    途中〜最新13話まで面白さが加速します。

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    作画担当さんの単独作品が面白かったので、その流れで最新話まで読みました。

    この作品の好き嫌いの別れ目は、
    主人公のヲタっぷりを受け入れられるかどうか。に尽きると個人的には思います。

    以下は要約と感想です。

    まず、生涯同人活動に生きたアラサーヲタ女子が”六恋”という乙女ゲームの中の悪徳令嬢として転生するところから始まります。

    “六恋”の攻略キャラたち=6つの国の王子たち&従者たち。

    イケメン達は小出しなので判別で混乱する事はなく、主人公の推し&婚約者であるリヒト様ですら、ヲタ妄想での登場の方が多い序盤。

    主人公の願いは、婚約者ではなくモブとして、リヒト様を陰から愛でたい、ゲームのヒロインとのハッピーライフを見守りたい。
    そのためには、修道院送りと夢展開は回避。
    そんなヲタ思考の初動は、まず同志を見つける事。
    早速、ヲタレーダーで探知したのは同じ熱量のヲタ女子プロ作家。秘密のガゼボで、推しグッズやヲタ談義に花を咲かせる主人公たち。

    主人公の行動で、ゲームのシナリオが少しずつ変わっていきます。

    まず、婚約者レティーツィアが最近自分の側にいない事にそわそわし始めるリヒト様。

    そして、シナリオ通りにいかないわ、リヒト様に相手にされないわ、と苛立つヒロインマリナ。
    こちらも転生者だと思われますが、腹真っ黒の完全な悪役ポジションとなっていて、レティーツィアを陥れようと画策します。


    8話から10話は、ようやく主人公レティーツィアとリヒト様二人だけの回。

    突然リヒト様登場に、神!!と拝む主人公、妄想からすぐ抜け出せない癖にもリヒト様はサラッと対応、妄想願望にも早速応えてあげるところも良かったです。
    おそらく、今後の道を示すような重要なエピソードだと思います。

    そしてこのあたりから、王子達や従者達の表情や台詞などで今後の展開を読み解く場面が増えてくるので、それに乗じてストーリーの面白さも加速しているように感じました。

    最新話の13話、腹真っ黒マリナの思惑通りいくかどうか、リヒト様と主人公の関係にどう響くか、いいところで一巻が終わったので、続きの配信が楽しみです。

    • 7

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