5.0
無料分だけでやめるつもりが
うっかり全部読んでしまい、そしてレビューを書き始める始末…!(笑)
ジャンプコミック3巻分なのでわりとサクッと読めてしまいますが、中身はギュッとしてます。
「見える」主人公の周りに「見える」人が増えていくという展開。
作中の時間経過はたった一週間くらいの間の話なのですが、キャラが皆立っていて面白い。
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1155位 ?
うっかり全部読んでしまい、そしてレビューを書き始める始末…!(笑)
ジャンプコミック3巻分なのでわりとサクッと読めてしまいますが、中身はギュッとしてます。
「見える」主人公の周りに「見える」人が増えていくという展開。
作中の時間経過はたった一週間くらいの間の話なのですが、キャラが皆立っていて面白い。
主人公がまだ若い女の子なのに、周囲の大人より物知りという、異世界じゃないけどちょっとなろう系探偵ものだろうか。
今だったら常識であることや、少しでも謎解きものが好きな人には特に珍しくないトリックではあります。
キャラクターもちょっと類型的。
なんだけども、キレイな絵柄と人と簡単には馴れ合おうとしない主人公のキャラクター、古代中国っぽい舞台と
こういう設定が好きな人にはハマる。
結局、配信分うっかり全部読んでしまいました(笑)
何度も何度も広告が表示されてたけど
まとめサイトでよくある嫁の立場の愚痴をマンガにしたものと思って読んでいませんでした。
が、「私の一日が悠々自適に見える?」の場面が広告になって「あ、奥さんやり返すんだ」と思い読んで見ました。
前半の旦那さんの言動は本当に許しがたく「役割分担」「自分の母親はやってた」を免罪符に言いたい放題で本当に腹が立ちます。
が、主人公も友達に指摘されるまで「ママにふさわしい仕事の探し方」が分かっていなかったりと、旦那さんにツッこまれても仕方ない甘さがあったんだなぁと思ったり。
これだけ絵が描けて、独身時代はそれで稼いでいたのに、なぜ「主婦の仕事」として外で働くことしか考えなかったのか。
とは思うけど、子どもが幼児の頃から小学生までを描いてるから
「子どもを保育園に預けて男性同等に働く」ってのが主人公の頭の中に出来上がってしまってたのかなと思ったり。
主人公が在宅で絵の仕事をして軌道に乗り始めた時に旦那さんが事故に合うという、まさにドラマのような出来事で、旦那さんとの関係性も変わってくる。
主人公の気持ちに余裕が出来て旦那さんとの生活をやり直してみようと思うのは本当にえらい。
主人公が激怒していた頃の旦那さん側の心情も書いてあるから、作者さんはいろんなことを飲み込んだ上でこのマンガを描いたのだなぁ。
そしてマンガ家さんはやはり観察力が優れているなぁと思いました。というか観察力がある人が描いたマンガがおもしろいんだろうな。
「コタローは一人暮らし」を配信分読み終えてしまったらオススメに出てきたのて読んでみました。
さすが5歳児一人暮らしを許可する「アパートの清水」の大家さん、ただものではない!
かなり毒もありつつ、読んでてほんわかします。そこはコタローも同じ。
キャラクター作りが本当に上手いです。
マイペースな接客にクレームも多そうですが(笑)、反比例してコアなファンも少なくなさそうなコンビニ。
近所にあったら行ってしまいそう。
それとコタローくんが通ってる幼稚園が確か「幼稚園の清水」。
この二人、ほんとは資産家の地主なのでは?と想像が膨らむ今日この頃。
他の作品をかなり絡めた感想ですみません~
例えば「よつばと!」「うさぎドロップ」なんかも社会的にみれば、本当の親じゃない男性と児童が暮らす物語。
この作品は一緒に暮らす大人はいない4歳児が主人公だけど、同じアパートの住人たちが何かとおせっかいを焼いてくれる。
4歳児がひとり暮らしで料理も得意、基本的になんでも一人で出来るなんてまずありえないんだけど
時々描かれるコタローの過去が、コタローの言葉づかいが「とのさま」で、妙に老成していて、ひとり暮らしせざるを得ない事情に少しだけリアリティを与えてる。
またコタローが時々子供らしい反応を見せるのもかわいい。
周囲の大人も幼稚園の友達も、孤独なコタローに優しくて読んでてほっこり、どんどん続きを読みたくなる。
作者さんの身近に小さい子どもがいたり、児童養護施設が身近な存在なんだろうか。
養護施設で働いていたとかなのかなぁ。
施設の児童の心の機敏や問題ある親の描き方が分かりやすく
「こんな状態なら、優しい他人に囲まれて暮らした方がいいよなぁ」と
「4歳児ひとり暮らし」というあり得ない設定を私に納得させている。
見た目はいいけど浅はかな女性が主人公のよくあるマンガ。
この手のものにしては絵がうまく、テンポよく進み読みやすかった。
特殊清掃を題材にした漫画はありますが、やはりまだまだ知らないことも多いのだなぁと改めて思いました。
また沖田さんのほのぼのとしたタッチながらも的確な表現力が存分に発揮されてますね。
孤独死などしないに越したことはありませんが、生まれ方と死に方は基本的選べないのでどうなるかわからないものだとしみじみ思います。
続きが楽しみです。
わざわざ人の悪い面を切り取ったような漫画は基本的にすきではないのですが
広告がよく表示されるのでつい読んでしまいました。
同じ作者のゴミ屋敷とプードルシリーズなどSNSネタのマンガは元ネタをネットから拾ったものが多いです。そして今回は某アパレル社長と女優のSNSネタを元にしたと思われるエピソードもひとコマぶっ込んであって、使うの早いな~と感心(笑)
女性が不幸になるマンガが多いのであまり好きな作風じゃないなと思ってましたが、もうこの作者さんのファンかも(笑)
ちなみにこの作者さんの作品のなかでは主人公たちが前向きな「胡蝶伝説シリーズ」が好きです。
10代の女の子が主人公であることが多い篠原先生のマンガですが
こちらと「霧の森ホテル」は大人の女性が主人公。
さらりと読める、上質なサスペンスです。
篠原先生だけにハズレなく面白いのですが…いかんせん、未完。
先生はすっかり古代中東に夢中でいらっしゃるので続きが描かれるのかどうか…
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