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莉子は27歳にして、彼氏が出来たこともなく、仕事をするだけの毎日、高校の3年間白井の事が好きで、今もあの時に告白してればと後悔の日々
しかし、ある日莉子の勤務する会社に白井が入社してきた。
莉子は驚きと共に、すぐに白井に気づいたが白井は、この時は気付かなかったが、2人で残業することになり、作業を進めていたら、高校の時から笹本ってこういう作業得意だったよなと言われ、
だって白井君がとうっかり口を滑らし、バレてしまう。
友人に結婚してるか指輪を確認しろと言われ指を見ると指輪はなかった。
ある日白井から結婚の挨拶の為実家に戻ると聞き告白もせず終わってしまったと泣き崩れる莉子だったが、莉子自身も父親が倒れたと聞き、実家に戻るか迷っていると、白井から会いたい人と明日も会えるかわからないんだと説得され、莉子を送り出す白井だった。
莉子が実家に戻ってみると勘違いで、良性の腫瘍だったのが分かり、すぐに帰る用意をし、バス停で待っていると、白井も同じ時間だったみたいで
鉢合わせた2人。
莉子が白井を見て泣き出すと、白井が言葉足らずだった俺が悪いけど、結婚するのは姉貴だよと言われ、思わず莉子が好きですと言うと、俺も好きだったと白井から言われた。お互い両思いだったのだ。
明日も会えるかわからないんだと言う言葉の意味は莉子と自分を指して言っていたのだ。
初めてのデートで緊張しまくりの莉子。白井からいつも通りにすればいいからと、それからは高校に戻ったように楽しむ2人だったが莉子に手違いがあったので、今すぐ会社に戻って欲しいと部長から頼まれ戻る事になり、白井は今日の為に仕事を前倒ししてたんだけどなと、部長から言われ、申し訳なく思う莉子。
会社に戻って来たが、別々に入った方がいいかなと莉子が言った途端、いきなり抱きしめられキスされた莉子。
ここに来るまでに10年かかったんだから、ずっと付き合って、結婚まで至ってくれると嬉しいな
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キスは10年たってから