3.0
主人公 姫野菊理(くくり)は血を流すことで異界の者を呼ぶ力を持っている。
神社の巫女として宮司の三門さんと穏やかに暮らしていたが、
幼い頃に別れた同じ名を持つ双子の姉 九九里が現れ否応なく生死に関わる闘いに巻き込まれていく。
始めの方ではタイトルである「くくりひめ」の過去からのつながりだったり
姉の行動の根拠がよくわからないです。菊理も自分の能力をよく把握していないようでしたし
同い年のはずなのにあまりにも姉と妹で違う道を来てしまったのかなとという印象でした。
双子が忌み子として扱われていた歴史や、童謡や伝承の隠された意味に基づく内容は
ストーリーに合っていて面白いと思います。
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くくりひめ