4.0
切れた糸
おぞましい世界観は非常に丁寧に作り込まれていた。
不穏でおどろおどろしい土着的な日本の「村」の舞台を、ダークファンタジーのフォーマットに綺麗に落とし込んでいると感じた。
それだけに、終盤の失速と唐突な閉幕はひどく残念だ。
伏線も回収されぬまま、いくつもの謎を残したまま。
作品は途端に力を失い、地面に崩れ落ちてしまった。
まるで、糸の切れた操り人形のように。
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15
青の母