2.0
後味について
自分は、後味の悪い作品が好きでもないし、嫌いでもない。
そこは、どちらにしても評価のポイントではない。
後味を悪くしてまで描く価値のある何かが、そこにあると感じられたか。
それだけ。
その答えが「イエス」だったから、「ミスミソウ」は星を五つつけた。
本作は、残念ながら、「ノー」だった。
上手く言えないが、「後味の悪さ」は「結果」であって、それが「目的」になってはいけない気がする。
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9
生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと