1.0
「お約束」の限度
ホラーには色々と「お約束」がある。
なぜか逃げ場がないところに逃げ込む、
車で逃げようとするとなぜかエンジンがかからない、
「すぐ戻る」と言ってなぜか怪しい物音を確かめに行く、エトセトラ。
そういう全てにいちいち突っ込んでいたらきりがないから、観る側も暗黙の了解として許すのが「お約束」なのだ。
しかし、観客・読者が許せる「お約束」にも限度があるのだということが、この漫画を読むとよくわかる。
-
24






火葬場のない町に鐘が鳴る時