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王道ラブストーリープラス
主人公が心が読めちゃう点でかなり心理描写がはっきりしていて、辛いシーンは心が抉られるけどその後のあったかいストーリー展開のギャップで泣けて来ます。
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17695位 ?
主人公が心が読めちゃう点でかなり心理描写がはっきりしていて、辛いシーンは心が抉られるけどその後のあったかいストーリー展開のギャップで泣けて来ます。
最初は物語の進み方が一方的に旦那さんからの視点のみで、奥さんの視点に期待が高まってから読む流れになってるのがすごく良かった。
子育て中の旦那さんあるあるだけど、奥さんの気持ちが迫ってくる感じも良かった。
親になって子育てに悩むというより、自分の子供時代の問題に向き合わなきゃいけないと思っていた矢先に読んだので涙が止まらなかった。
子供の時の自分が癒されるような気がした。
リアリティがあって、世界観が詳しく伝わってくるので面白いです。姑と同じ墓に入りたくないお嫁さんの霊に助けを求められるとか聞くと、考えさせられる。
主人公の過去も気になる縦軸になりつつありますが、精神科と精神疾患の知識を勉強できるし、共感できることもたくさんあって涙なしでは読めない。
悪くいうとありきたりの展開ですが、絵も素敵ですし、ギャップがイイという方はどハマりするキャラクターがメインだなぁと思います。
毒のある魅力的なキャラも登場しますし、メリハリがあって続きが気になります。
医療ものの漫画は医療の知識が興味深いので好きです。離島の医療の問題をフォーカスするのかなと思ったらそうではなくて、先生が島が好きで医者をやってるのがとても素敵です。先生を敵視する輩もいるけど、先生のキャラを引き立てていいアクセントです。
ハマりそうで遠ざけていた作品を結局読んでしまったという感じで、予想通りどハマりしました。
羅川先生の作品は小学生の頃から好きで読んでましたが、私が歳をとったからなのか、先生の作品がもっと深い人間の心の深層を描いているんだなと感じるようになりました。
歳のせいか主人公の心の描写も音楽の描写も一回読んだだけでは分からなくなってきましたが、読み応えがあって、切なくなる過去の回想シーンとかも涙が出て来ますし、読んでて本当に心が洗濯されます。完結してないのが嬉しいやら残念やら(続話待つのは辛くもあり楽しくもあり)ですが、先生を応援したいです。
絵が絵本みたいと思っていたんですが、読んでみると、線に力があって、それがストーリーにマッチしていて、それがまた涙を誘うというか読んでいて泣いてしてしまいます。読み返してもまた同じところで泣いてしまうし、読み進んでから前のセリフがまた違う意味を持って読めて来て、また泣いてしまうので読み返したくないのに読んでしまいます。
キャラクターが一人ひとり個性があって、それぞれストーリーを持っていると言う感じで作品が深くなっていると思います。
猫を飼ったことがある人にはあるあるの話満載で笑えます。猫が好きなので、可愛い猫が出てくるだけでもストライクですが、飼い主の飄々とした態度との対比も面白く、猫に振り回されるところもまた猫あるある…。
猫を飼う経緯自体はそんなに楽しいものではないけど、またそれも作品に大切な根っこの設定だと思います。
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鬼島さんと山田さん