5.0
いい話のようで読んでて辛い。
2年前、癌で亡くなった子供の頃からの大親友にもう一度会いたいよ。
大人になって遠く離れて暮らしてても、年に1度の帰省時には必ずお互いどちらかの実家へ一泊した。
毎年離れていた時間なんてなかったように、普通に、いつもみたいに笑って語り明かした。
危篤の知らせを受けて、仕事休んで飛んでった。
最期に見た姿は、病室で口をぱっくり開けて、どこを見てるか分からない濁った目だった。
三ヵ月前にお泊りしたときも、痩せてて、でもいつもみたいに笑顔で迎えてくれたのに。
もう一度会いたいです。
元気だったときの姿でロスタイムできたらいいのにな。
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時給三〇〇円の死神(コミック)