匵名希望さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全35件
  1. 評価:5.000 5.0

    ベリルさん応援してます

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    ベリルさん、何歳くらいだろうか?アラウンドフィフティーくらいと勝手に決めつけ、同年代としてますます感情移入して一気読みしてしまいました。
    何が良いって、神様が気まぐれで与えてくれたチートのスキルがあるわけではない、神話級のスレイヤーを携えているわけでも辺り一帯を吹き飛ばすような殲滅魔法を使えるわけでもない、文字通り剣の腕一本で身を立ててきた生粋の苦労人たるところです。合気道にも通ずる重心の見極めと観察眼を駆使し、居合然と剣を振るう様はただ格好良いの一言です。
    かつての弟子が美少女ばかりなのは許してあげてほしいです。体が無理効かなくなるような年頃まで片田舎で細々と剣術の指導に人生を費やしていたのだから、これからちょっとくらい良いことがあってもバチは当たらない!そんなこと考えてたら魔法師団師団長ルーシーが、ベリルさんの腕はもっと日の目を見るべきだ、みたいなこと言ってて大きくうなずいたのでした。

    • 159
  2. 評価:5.000 5.0

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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    最初は軽い気持ちで始めたんです…ええ…それがまさかこんなことになるなんて…
    10話あたりまで購入してる時に気づきました。これはすごい作品に出会ったな、と。ページをスクロールする手が止まらない、初めての感覚を憶えました。15話までの時の経つのが早いのなんの。
    主人公のヴィムは卑屈で慎重だけど、それがいい。階層主にトドメを刺したことに腹を立てる「竜の翼」のクズたち、幼馴染みのハイデマリー、戦闘狂い、いやもといマニアのカミラなどのキャラも立っている。5%の肉離れの可能性に10倍強化をためらうヴィムには愛着しか湧きません。
    かつてコンビで潜っていたヴィムとハイデマリーが何故袂を分かつに至ったのか(ストーカー行為まで及ぶほど好きなのに)、とにかくワクワクしかありません。珠玉の作品です。

    • 29
  3. 評価:5.000 5.0

    傑作

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    無料分が無かったため、一話目から購入して結局配信分全購入に至りました。一話が60ptだけど割高感は感じませんでした。ボクのコミック鑑定スキルは大分精度を上げてきたみたいです。
    どこまで引っ張るつもりなのか、貫き続けるのか、無自覚天然を最前面に掲げた作風です。この手の話は一歩踏み外すと単なるギャグ漫画に陥りがちです。本作品でも幾度かそんな流れに傾きかけるも、主人公ノールはそれすらもパリイしてしまいます。リンネブルグを救ったお礼にもらった古代遺物的マッチョな剣を片手で軽々と振るったと思ったら、剣幅がどぶさらいに使ったらぴったりなんじゃないかとブツブツ独りごちてたりして、実際にどぶさらいの現場におろして重宝しているのにはぶっ飛びました。
    努力に努力を幾重にも重ねひたすら磨き続けたパリイのスキル、やっと報われる時が来たみたいなので応援したくなります。無自覚も自覚してしまうとつまらなくなることもあると思います。
    作画もかなりのスペックです。文句なしの傑作と言ってもよいと思います。

    • 11
  4. 評価:5.000 5.0

    まさかのメンバー追加に伴い添削

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    マリナ、シルク、レイン、そして主人公ユーク、新たに結成した『クローバー』に、前回レビュー投稿後に斥候で忍者のネネが加わりました。どうやらスポットではなくレギュラーとして結束を固めつつあるみたいなので、若干の加筆に至りました。
    いずれにせよハーレム状態に拍車をかける新メンバーの追加は今後もあり得ます。実際、オルクスの群れとの死闘の際、『サンダーパイク』のジェミーもサイモンを見限りそのまま『クローバー』に加わりそうな流れだったけど、【退去の巻物】の発動に一人どさくさに逃げようとするサイモンを体を張って阻止してオルクスの群れの中に『サンダーパイク』と運命を共にしました。
    前回も書きましたが、ユークはその有能さと裏腹に女子への対応が実に無能です。そしてこの作品の唯一の不満、女子との拙い甘い甘いやりとり、作者さんの好みでしょうがそんなに加糖しなくても十分に読み応えのある作品だと思いました。ユークはデキるけどチートまででもない。次々に強敵が現れては、メンバーを鼓舞し、多重発動のサポート魔法を発動し、なんとか持てる力を駆使してギリギリの闘いが続いています。
    魔道具による配信にも感心させられました。ユークも配信をうまいこと利用して、パーティーの躍進に結びつけました。
    とにかくオススメです。甘~いですけど。

    • 9
  5. 評価:5.000 5.0

    NEW
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    この作品に関わる作家の皆さんに敬意を払い、星の数13個にしちゃいました。
    厨ニ病なんて言葉が生まれるはるか昔、6から20面体のダイスがもたらす運命にやきもきする青春を送り始めたのは確かに中学二年生でした。とにかくファンタジー作品なら何でも、トールキンから始まり『BASTARD!!』の連載が始まったのはこの頃で、つまりは根っからのファンタジー作品オタクだということです。
    最近では結構コテコテの異世界モノばかり読み漁っていて、現代世界とファンタジーのミックスはどれもこれも内容が薄っぺらくて食指が動くことはありませんでした。そして僥倖となった本作品、無料で20話読んだ後配信済み96話まで一気読みし、さらに無料の20話分も購入してしまいました。
    もうとにかく称賛の言葉しか思いつきません。ファンタジーに対する深い造詣、だけでなく世界各地の神話、宗教、軍事、哲学、科学、数学、あらゆるエッセンスが濃密に詰まりきっています。その濃密な世界観を、主人公の芳村と相方の三好のゆる〜いコンビのフィルターに通して、絶妙な塩梅に仕上げています。
    芳村は早稲田の理工、三好は東工大(注*そんな記述はありません!あくまで身勝手なプロファイリングです。)出身の理系コンビなので、算数苦手なボクのオツムで読み解けるのか最初は不安だったけど、完全に杞憂に終わりました。
    内容についても言及したいことは山ほどあるけど、もうこれは読んだ人だけの特権を侵害しないよう、極力ネタバレを避けて書いたつもりです。
    とにかく面白すぎます!是非オススメです!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    クセが強い

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    センセイの作品には数多くの変態が登場する。『ゴールデンカムイ』ほどではないにせよ、本作品にもハードな変態が見受けられます。ロウもなかなかの変態っぷりだけど、衆目の一致するところではやはり顧問の二瓶が突き抜けています。古く昭和の時代に暗黙に認可されてた鉄拳制裁を惜しげもなくお見舞いし、スポーツ科学の重要性を説くロウを一喝してしまいます。
    この愛すべき変態たちが作品に彩りを添え、この手の作品にありがちな熱血スポ魂に陥ることなく上級生との風通しが素晴らしいのが良いです。フィギュアを諦めざるをえなかった妹や源間兄弟や太腿パンパンの女子スケーターやら、キャラのクセが強すぎてケンカしそうになりそうなところをセンセイの手腕で強引に収まっているのもミドコロです。

    • 7
  7. 評価:5.000 5.0

    異世界論!?

    完全に個人的な私見だけど、もはや一ジャンルとして確立した異世界グルメモノってハズレが少ない気がする。それは異世界モノにも十人十色の好みがあり、やれ俺は異世界チート、私は異世界復讐、ボクは異世界勇者パーティー追放と確実に好みが存在する。だけど、異世界グルメモノって食べ物がテーマになってるから、読んでるとざっくり、誰かが料理し、それを誰かが食べるプロセスを経る。日本人ほど多様な国籍の料理を食べる人種もないだろうから、描かれるのが洋食だろうと和食だろうと、登場人物が美味しそうに食べてるのを見るにつれ同じく幸せな気持ちを共有してしまうのだと思う。
    本編のこと一切触れてなかったが、一言、美味しそうだった…

    • 6
  8. 評価:5.000 5.0

    変わった作品

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    パーティー追放モノが大好物で割と数多く読んできました。その中でも上位5指に入るお気に入りの作品です。
    パーティー追放モノとしては結構ベタな展開です。役立たずとパーティーをクビにされるけど実はパーティーを陰ながら支えていて、追放した途端にパーティーは凋落の一途、追放側は逆恨みを募らせる、、ベタですね。ただこの作品が変わってるのは、追放側、この作品ではナハトですね、ナハトが魔族堕ちして主人公のジークに挑むのだけれど、見事返り討ちにされてナハトは再起を誓って退去……しないんですね。ジークに完膚なきまでに叩きのめされて、魔族ナハトは討伐されてしまいます。実はあまり例が無く、元パーティーのざまぁ展開まではよくあるのだけど無くなってしまう展開には正直びっくりしました。泰然自若のジークはすべてを赦してしまうので、元々そこに追放されたことへの恨みもわだかまりも皆無で、パーティー追放モノとしては異例の爽やか追放に収まっていたのだけど、いよいよパーティー追放作品をこの時点で放棄し、ここを境にスーパータンク門番のあらゆるものを守っていく新たな章へと進みます。
    月末に2、3話ずつ小出しの配信が唯一の不満ではあります。今一度読み返してみて、フェルミさんが何者なのか、今そこが一番気になります(49話参照)。

    • 5
  9. 評価:5.000 5.0

    長文失礼します

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    全話読みました。15話までのネタバレ含みます。
    ポイントギフター、初めて目にするスキル名だったので食いつきました。パーティーにポイントギフターがいると経験値が倍になって、その振り分けも自在に操作できます。ギルド『栄光の光』は主人公フィルドのそのスキルによって国内最強と謳われるまで成り上がります。ギルドマスターのクロードとその取り巻きはもうこれ以上の上積みも望めないとして、フィルドを追放します。
    パーティー追放モノが大好物なもので、フィルドの追放劇にはいくつも既視感がありました。特に目新しさはありません。
    最初わかりずらかったけどボクなりに理解したのは、クロードが常にフィルドをパーティーに入れて倍増する経験値を、フィルドには1ポイントも入れず自分とその取り巻きに振り分け、さらにはギルドメンバーの仕事量を精査して減らした分をも自分たちへ入れさせていたということです。
    ボクだったらそんな不条理な条件飲みません。フィルドの職業が明らかにはされてないけど、経験値を取り戻してのレベルアップループでレッドドラゴンをソロで倒せるくらい強くなれるんだから経験値を全譲渡する意味がない。そこは口八丁で騙されていたということでしょうか。
    最近のパーティー追放モノはざまぁ展開になるのが早いですね。『栄光の光』…光だらけなのは置いといて、15話までにすでにボロボロです。
    まだ話も序盤と思われるので何とも言えないけど、ポイントギフタースキルを有効活用する展開をたくさん見たいです。今のところパーティーはフィルドを訳ありで追ってきた剣聖ルナシスだけで、パーティーに入れたらどんなに弱くてもフィルドの経験値を振り分けて強くすることも可能でしょう。
    限りなく4寄りの、期待込みで星5つにしました。もう少し読んでみて、つまらなくなったらレビュー書き換えます。

    • 5
  10. 評価:3.000 3.0

    本当のハズレスキルを見てみたい

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    いわゆる、実はハズレじゃなかったスキルで無双モノのお話です。全体的に設定が雑ですね。タイトルからして?です。勇者の身代わりに封印された俺、とありますが、確か主人公が「危ない」と勇者を突き飛ばしてからのとばっちり石化魔法だったような…ま、勇者はクソなんだけど、字面だけ追うとまるで勇者が嫌がる主人公を力ずくで…みたいに捉えませんか?ボクはそう捉えていたので、主人公が石化した時、ボクも固まりました。

    • 7

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