読者の皆さんが、ヤキモキ通り越してイライラするのはよーくわかります。私もそうです。なんで今すぐ逃げないのかとイライラしてます。
でも、この話のまあみさんは、たしか生活費、日々スーパーとかに買い物に行くお金すらも「下さい」と言って手渡しされてるような状況だったかと思う。家計をやりくりする口座すらも任されていない様子ではなかったかしら。
つまりお小遣いすらももらえてない子供と同じ。毎回事前に現金をいただいて買い物する雇われ家政婦と同じ。
そういう精神的、物理的な支配をずーっと受けてきた。頭下げて生きる為のお金を貰う生活って、本当にメンタル削られる事です。
産後1週間とか?で働くことは、法的にも許されていない。
「お金がないから動けない」と行動に移せない切実さが私達の想像するよりずっとはるかに大きいのだと思う。
実家に逃げるというのも、実は全然安全ではない。旦那は外面だけは完璧だったはずだし、身内というものの厄介さで、断固とした姿勢で完全に守り切ることは難しいと思う。
警察も基本家庭内のことには不介入。殺されかけたと主張しても物的証拠もなく、明らかに法に触れる行為を外でもしていなかったら何も手出しできない。子供への虐待が全然無くならないのを見れば明らか。
今でこそDVとかモラハラ、虐待のニュースや被害者の声を目にする機会増えたけど、10年か20年か?ガラケー時代にそこまで簡単に情報は転がってなかった。
状況からするとほんとは母子シェルターみたいな所に匿ってもらうのが1番だけど、そんな事、当時は知らないのが普通だと思う。
とはいえ、だからこそもっと周りに訴えなきゃいけないよね。
家族とか友達とか、役所や産院でもいい。SOS出して情報もらわないと。
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無職ですが子どもを連れて逃げました
070話
まぁみは天才ですね!