2.0
期待していたけど「傷だらけー」と比べると
大好きな『傷だらけ聖女ー』の作者さんの新作という事で期待していたんですが……47話まで読んで「あれ…😅」という感じになっていきました。
まず絵の綺麗さは間違いありません。
この作者さんの優しいキャラクター達の温かい笑顔が大好きです。
でもそれは『傷だらけ聖女ー』の方が活かされている印象です。
ヒロインは、子爵令嬢で希少な『未来を読む能力』を持っています。家族からの関心が薄かったのに、この能力が開花した瞬間、家族達はルナティアの力を頼るようになります。
しかし能力には代償があり、力を使えば使うほど身体の五感が衰えていくようです。ルナティアは片目が見えなくなる寸前で、家族や婚約者から逃げる事に…。
最初は面白かったのに、どんどん失速していったと感じるのは『傷だらけ聖女ー』と比較したら、ヒロインの器が違いすぎるからな…。
どちらも可哀想設定+協力してくれるヒーローがいますが…心の強さ、判断力が全然違う…。
ルナティアはどちらかというと、出るべきではない所にも出ていき、足手まといになるタイプ。
それでいて、もうヒーローに愛され家族として望まれているのに、「私の五感が全てなくなったらころして下さい」と頼んでばかり…。
うーん、なんか違う💦
あっさり終わったようだし、そこまで力を入れていなかったのかな、という印象です。
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消える私に夫の愛はいりません