5.0
タイトルに惹かれて読んでます
物悲しい花嫁姿のヒロインとタイトルに惹かれて読みました。2つ年下の幼馴染み、ノアにずっと恋心を抱いているヒロインのレイチェル。ある時ノアが実の姉のアリシアに恋心を抱いているのを知ってしまいます。アリシアは重い病気を患い、余命わずか。自分がノアに恋心を抱いていることを知られたら、ノアは自分を遠ざける。レイチェルはノアのそばにいるために、アリシアに親身に寄り添い、友人の位置を必死で守ります。
ノアはアリシアに自分の本心を悟られないため、レイチェルはアリシアを看病する名目で、2人は結婚します。目が離せないのは、お互い打算があるけど、レイチェルはアリシアを、ノアはレイチェルを、本当に大切に思っているのも事実なこと。
お話はレイチェルの主観で進むので、アリシアの本心が全く出てきません。アリシアの気持ちはどうなんだろう、誰にあるんだろう、というのがいちばん気になります。
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傍観者の恋