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タイトルが秀逸。ぞっとするようなストーリーだけど、ほんわかしてる絵柄ですいすい読んでいるうちに家庭内に潜む地獄の深みにハマってしまいます。
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241位 ?
タイトルが秀逸。ぞっとするようなストーリーだけど、ほんわかしてる絵柄ですいすい読んでいるうちに家庭内に潜む地獄の深みにハマってしまいます。
古典文学としての「とりかへばや物語」は当時はどんな位置付けで読まれていたのでしょうか。
LGTBの概念がある現代人の目からは、双樹と睡蓮よりもその周囲の人々の方が性別に囚われ過ぎているようにも見えて不思議です。
線の硬さがありますが、ストーリーは面白く引き込まれます。風介くんは躑躅森の人たちの中では異端だけど、彼の素直で他人に寄り添える優しさが武器にもなるし弱点にもなる。秀逸な人物設定だと思います。
個人的には花壱さんのイケおじっぷりが好きです。
記憶喪失で人格まで変わっちゃった夢子ちゃんだけど、そのおかげで仕事も職場の人間関係もずっと好転したのだから、むしろ良かったくらい。事故前の暗くてどんよりとした夢子ちゃんのままだったら、人生暗黒のままだったもの。
副社長の疑惑が晴れて夢子ちゃんとハッピーエンドになればいいな。
硬派な小説家でありながら、差し入れのスイーツにホクホクの笑顔でスキップしてしまう兼松先生が可愛い。山田さんの心ざしは先生に届くのだろうか。
作中に出てくる和菓子やスイーツもどれも美味しそうで食べてみたい。
奇妙な設定ですが端正な絵で読みやすいです。映画オタクのミワさんが、神と仰ぐ八海サマ宅の家政婦になりすますところまで無料分で読みました。1話ごとのサブタイトルが実際にある映画タイトルのもじりなのが映画好きにはニヤリとしてしまいます。
八海サマがミワさんを少し意識しだして、これから波乱が起こりそうだけど、そこから先のポイントが高過ぎる!残念ながらここで脱落します。
漫画自体はとても面白いのに、ポイント高過ぎのため星1つ減らしました。
お互い推し活同士のミキさんとイチゴさんのやりとりがとにかく笑えます。
特にコワモテの外見と裏腹なイチゴさんの繊細さが可愛らしささえ感じられます。
ただポイント高いのだけが難点なので星一つ減らしました。
街のヤンキーさえ一目おくガタイの猛男くんと、小柄で可愛らしい大和ちゃんの、可愛らしくも麗しい恋物語です。
2人とも世間ズレしていない今時珍しいくらいのピュアな子たち。その2人の間で冷静に仲立ちしてあげる親友の砂川くんもいい味出してます。
自分も若い頃、こんな純愛をしてみたかったと中年になった私は羨ましく思います。
1人の養子として老夫婦に引き取られたミギとダリ。老夫婦に対して何か企みを持って近づいた2人だけど、老夫婦のほうは養子のヒトリとして愛情深く接していく。
老夫婦の普段の会話のワードセンスや、ミギとダリの常人離れした身体能力など、ミステリじみたストーリーの中にも笑える要素が散りばめられています。
2人が老夫婦を狙う目的は何か、老夫婦の過去には何があったのか、ドキドキしつつも笑える秀逸なストーリー展開だと思います。
突然、原因不明で若返ってしまったおじいさんとおばあさん。二人ともピチピチでイケメンと美人さんで、周りがザワザワするなかでも二人のお互いを思い遣る気持ちはまったくぶれずに変わりないのが微笑ましい。読み進めていくとほろりと泣かされるエピソードもあり、思いのほか読み応えがありました。
作者の方は青森出身なのでしょうか。セリフの方言がリアルで良かった。
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気がつけば地獄