5.0
テルマエロマエ漫画篇
古代人が現代にタイムスリップして、現代文明の片鱗を古代に持ち帰るという構成はテルマエロマエと同じですが、本作は更に日本の現代史もストーリーに織り込まれていて読み応えがあります。
円谷幸吉さんのエピソードは思わず涙腺が緩んでしまいました。
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238位 ?
古代人が現代にタイムスリップして、現代文明の片鱗を古代に持ち帰るという構成はテルマエロマエと同じですが、本作は更に日本の現代史もストーリーに織り込まれていて読み応えがあります。
円谷幸吉さんのエピソードは思わず涙腺が緩んでしまいました。
昭和チックな絵柄だけど細部まで綺麗に描き込まれていて、また人物の描き分けも素晴らしく見応えがあります。
ストーリーやキャラクター造形も綿密で作品世界にすんなりと入り込めます。
仕事が出来るバリキャリでありながら、他人の心理をよく捉えて対応でき、本人も素直で可愛らしい主人公が素敵ですね。
先にTVアニメを観てから原作を読んでしまいました。
アニメ版よりも登場してくる人間や妖の心理描写が深く描かれていて、より奥行きが深く伝わりました。
人間にも妖にも真摯に向き合おうとする夏目くんと、食ってやると言いつつ用心棒役になっているニャンコ先生のコンビがいい。
1話完結でそれぞれの話のメインキャストがいますが、どれかの話は読む側にとって自分を投影できるキャラクターがきっといると思います。
アニメ映画化して欲しい壮大なスケールの作品です。設定も作り込まれていて、作品世界に引き込まれます。
ただ戦闘場面などはごちゃごちゃと見えて、どうなっているのか一見では分かりにくいのが難点です。
小さいスマホ画面よりも紙媒体で読みたい作品だと思いました。
ギフトを貰ったので読んでみましたが、私には無理でした。
主人公がまるで中学生のような幼い風貌でありながら表情も変えずに○人をおかしていく…ストーリーと絵柄の幼さにギャップがあり過ぎて、読み続ける事が出来ませんでした
田舎のお屋敷の管理人になった湊くんが昨今の若者とは思えないほど礼儀正しく、思いやりがあり山神さんや霊亀たちから慕われて受け入れられるのも納得できます。
まだ途中までしか読んでいないので、ここまではほのぼのムードではありますが、これからとんでもない悪役も登場してくるのか期待しています。
関西の料亭で料理人をしていた澪がご寮さんと共に慣れない江戸暮らしをしながら、市井の人たちと心を通わせつつ美味しい料理を作っていく日々のドラマです。
きっぷのいいつる家の旦那や長屋のおりょうさん夫婦、医者の源斎先生に謎のお武家の小松原さま…出てくる人たちが皆んな気持ちの良い人柄で、それに呼応して料理の腕を上げていく澪を見ていると自分も頑張らねばと思えてきます。
途中から全く違うお話になる2作ですが、どちらも読後に深い余韻を残してくれる名作です。
現代の日本を舞台にした父子家庭の日常と、中世ヨーロッパが舞台の貴族の生活。
まるで違う話ではありますが、人間の心の深い機微を静謐なストーリーに織り上げられています。
ときどき何度も読み返したくなる作品です。
私も夫と20歳の差があります。お互い初婚で私29、夫49で結婚しました。
私の場合でも最後まで結婚に猛反対し続けたのは父でした。それを押し切って結婚し、今年で20年目です。
自分で言うのもなんですが、大幅に歳の差がある結婚は正直おすすめしません。若い頃には気にならなかった年齢差も、お互いに年齢を重なるごとにどんどんその差の負担が増していきます。
特に妻側は夫亡き後のことを真剣に考えなくてはなりません。
一時期、年の差婚が話題になりましたが、それも良しと言えるのは赤の他人だからです。
今となってはこのお父さんの気持ちが痛いほど分かります。漫画だから読者はまりかが結婚出来ればいいなと応援するでしょうけど、私は圧倒的にお父さんの味方です。
サルト・フィニートの方を読んでいる最中ですが、こちらも気になって手を出してしまいました。
〜フィニートは1話読み切りでしたが、こっちは連続したお話なんですね。
そして服飾だけではなくイタリアンマフィアの裏話まで出てきて、情報量の多さはまるでゴルゴ31のよう。
ちょいちょい差し込まれるギャグが多くなり、会話のテンポも物凄く早くなり、展開に追い付くのが大変です。
組合の中の一番の若手職人はまるでジョ◯ョコラボみたいなキャラクターだし、フィニートの頃と作風が変わってきたのでしょうか。
とはいえ濃密なストーリーは面白いので、何度か読み返す必要がある作品だと思いました。
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オリンピア・キュクロス