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幕末青春群像劇
漫画だけでなく映画、ドラマ、小説とこれまで様々に取り上げられてきた新撰組。
誰の視点によるかでも少しずつ内容は変わりますが、架空の少年・におによる視点というのが斬新。
新撰組の面々もそれぞれキャラが立っていて、彼らの現実の末路を知っていても、この群像劇が長く続く事を願ってしまう。
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266位 ?
漫画だけでなく映画、ドラマ、小説とこれまで様々に取り上げられてきた新撰組。
誰の視点によるかでも少しずつ内容は変わりますが、架空の少年・におによる視点というのが斬新。
新撰組の面々もそれぞれキャラが立っていて、彼らの現実の末路を知っていても、この群像劇が長く続く事を願ってしまう。
銭湯でバイトしつつ銭湯の家の息子を虎視眈々と狙うバンパイヤと聞くとホラーですが、あくまで狙っているのは純粋な童貞の血。
童貞の純潔を18歳まで守ろうと奮闘するバンパイヤ・蘭丸の空回りっぷりが面白い。
古代人が現代にタイムスリップして、現代文明の片鱗を古代に持ち帰るという構成はテルマエロマエと同じですが、本作は更に日本の現代史もストーリーに織り込まれていて読み応えがあります。
円谷幸吉さんのエピソードは思わず涙腺が緩んでしまいました。
昭和チックな絵柄だけど細部まで綺麗に描き込まれていて、また人物の描き分けも素晴らしく見応えがあります。
ストーリーやキャラクター造形も綿密で作品世界にすんなりと入り込めます。
仕事が出来るバリキャリでありながら、他人の心理をよく捉えて対応でき、本人も素直で可愛らしい主人公が素敵ですね。
先にTVアニメを観てから原作を読んでしまいました。
アニメ版よりも登場してくる人間や妖の心理描写が深く描かれていて、より奥行きが深く伝わりました。
人間にも妖にも真摯に向き合おうとする夏目くんと、食ってやると言いつつ用心棒役になっているニャンコ先生のコンビがいい。
1話完結でそれぞれの話のメインキャストがいますが、どれかの話は読む側にとって自分を投影できるキャラクターがきっといると思います。
アニメ映画化して欲しい壮大なスケールの作品です。設定も作り込まれていて、作品世界に引き込まれます。
ただ戦闘場面などはごちゃごちゃと見えて、どうなっているのか一見では分かりにくいのが難点です。
小さいスマホ画面よりも紙媒体で読みたい作品だと思いました。
ギフトを貰ったので読んでみましたが、私には無理でした。
主人公がまるで中学生のような幼い風貌でありながら表情も変えずに○人をおかしていく…ストーリーと絵柄の幼さにギャップがあり過ぎて、読み続ける事が出来ませんでした
田舎のお屋敷の管理人になった湊くんが昨今の若者とは思えないほど礼儀正しく、思いやりがあり山神さんや霊亀たちから慕われて受け入れられるのも納得できます。
まだ途中までしか読んでいないので、ここまではほのぼのムードではありますが、これからとんでもない悪役も登場してくるのか期待しています。
関西の料亭で料理人をしていた澪がご寮さんと共に慣れない江戸暮らしをしながら、市井の人たちと心を通わせつつ美味しい料理を作っていく日々のドラマです。
きっぷのいいつる家の旦那や長屋のおりょうさん夫婦、医者の源斎先生に謎のお武家の小松原さま…出てくる人たちが皆んな気持ちの良い人柄で、それに呼応して料理の腕を上げていく澪を見ていると自分も頑張らねばと思えてきます。
途中から全く違うお話になる2作ですが、どちらも読後に深い余韻を残してくれる名作です。
現代の日本を舞台にした父子家庭の日常と、中世ヨーロッパが舞台の貴族の生活。
まるで違う話ではありますが、人間の心の深い機微を静謐なストーリーに織り上げられています。
ときどき何度も読み返したくなる作品です。
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青のミブロ