Mayayaさんの投稿一覧

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81 - 90件目/全743件
  1. 評価:3.000 3.0

    「怨念」まみれで(笑)

     いろいろ奇天烈な作品に出会いましたが、こちらもなかなかのもの。まずは、ヒロインの正体が「怨念の集合体」!!そして、「怨念製造機」の主人公「宗川彗」と悪役「京島琥景」の二人が仲良くなるよう、立派に育て上げる任務を与えられた?!まずこの時点で、摩訶不思議な設定。
     もっと凄いのは、その後。とりあえず、その怨念の集合体さん、「古池貴船」となって彗と琥景を引き取り、どこぞの国のセレブみたいな設定で、好き勝手なことをしていたら、30話ちょいでお亡くなりに…。ヒロイン死んだ?そもそも「怨念の集合体」って、死ぬんかーい!
     そして、笑ってしまったのが、「古池貴船」が死んで9年後に、「古賀輝舟」という貴船そっくりさんとして、再登場!その間1話分…う〜ん、これは彗、琥景と貴船との年の差、立場の差を力わざで何とかしようとした、作者さんの苦肉の策?正直、原作の正ヒロイン瑠鹿には、それほど魅力がないから、輝舟(貴船)と彗と琥景を同い年にして、同じ土俵でバトらせるほうが面白いと、路線変更したのかも…!?
     以上、無料分。続きが気にならないわけではないけれど、他にポイントを使いたい作品がいくつもあるので、ここまでかなぁ…。輝舟ちゃん、どっちとくっつく?多分、どっちともくっつかないか、二人とも囲い込んで、プチ逆ハーかな。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    あまり愛していないのは誰?

     初めは、ほんのりギャグテイストの単なる入れ替わり物語かと思って読んでいましたが、皇太子と魔女の陰謀、ロゼッタとレアであった理由、帝国の継承位争い、ポントスの聖女、そして、海の魔女カリプソ…いくつもの要素が絡まり合う、海を舞台とした愛の物語だということが分かってきます。ニックって誰?って感じ。
     外見と中身が違い過ぎるヒロインレア(ロゼッタ)も魅力的ですが、やはりおすすめは、「犬っころ」の大型わんこカドリア。立派なイケメンハイスペック小公爵に成長した彼、それでもロゼッタ一筋ってところがたまりません。いち早く、レアの中のロゼッタに気付くくらいだから、その溺愛は本物です。
     もう一人、カドリアの友人オーウェンも、いい味出してる中型わんこ。こちらは、本物のレアの幸せを願うわけですが、その様子が切ない…カドリアの愛もオーウェンの恋も、なかなかもどかしい状況です。
    「あまり愛していなかった」ロゼッタが、いつ、どのようにしてカドリアへの愛に目覚めるのか…最後の最後まで目が離せません。二度あることは、三度ある?三度目の正直?ポイントに余裕のある方は、ぜひ最後まで読んで、答えを探してみてください。

    • 5
  3. 評価:2.000 2.0

    本当に同じ作者さん?

     作者は、知音動漫先生。この作者さんって、「この王様すごい迫ってくるんですけど!?」の、知音動漫先生のことですよね?あまりにも画の雰囲気が違いすぎるので、作者さん、別人ではないかと疑っています。
    「この王様〜」は、確かにストーリーがご都合主義で、ヒロインアイビーの浅はかさにも辟易させられたけれど、少なくとも画はしっかり描き込まれて綺麗だったし、登場人物たちも美男美女揃い。読みたいと感じさせる要素は、いくつかありました。
     けれどもこちらの作品、ヒーローたちは全然イケメンに見えないし、ヒロインに至っては、変身時上半身が魚!!確かにこれでも、「人魚」と言えるかもね。いや、やっぱり「魚人」?なかなかに荒唐無稽な設定です。
     この作品の中で、今のところ評価したい点は、「種の存続」について、さりげなく?問題提起しているところ…。うん、確かにどちらかの「性」が生まれなくなれば、その種は滅びてしまうよね。少子化日本ではないけれど、この問題にどう立ち向かっていくのか…ご都合主義だけではない答えを期待しています。

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  4. 評価:3.000 3.0

    時価200万円の御曹司?!

     婚約破棄の慰謝料が200万…まあ、一般人なら妥当な線かな。でも、それで憧れの上司との時間を「買う」のは、いかがなものか。そして、その突拍子もない願いを受け入れるほうも、いかがなものか。奈々実と篤斗、お互いへの気持ちが少しでもなければ、そんなドラマチックなこと、小っ恥ずかしくてできそうもない。この二人、実質2年もあったのに、今更、何やらかしてくれてんでしょうねぇ…。
     まあ、ここまで拗れた理由の一つに、自称「婚約者」の相原女史の存在があります。彼女が使ったちょっとしたトリック…大人の女性が、こんな手に引っ掛かるなんて…とも思うのですが、恋は盲目ってところなのでしょう。
     2年間ももたもたしていたのに、一度腹を決めてからの篤斗サンの行動は雄弁でした。こんなに溺愛できるなら、もっと早く、分かり易く溺愛してよ〜って感じ。何気に写り込んでくる「腕時計」は、この物語にとって、結構重要なアイテム。ぜひ、注目しながら読むことをおすすめします。

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  5. 評価:5.000 5.0

    ぶっ飛びゼウスと少年チェトの成長物語

     正調ギリシャ神話のエピソードを巧みに織り交ぜつつも、「もしも全知全能の神ゼウスが、少年の魂の中に取り込まれていたら」の体で、全く新しい「神話」が生まれました。
     正直ゼウスって、全知全能という割には浮気者で気分屋で、危ないおもちゃ(雷)を振り回す、困ったちゃんというイメージ。本作でも、期待を裏切らず傍若無人のヤンチャな神様として描かれています。ただし、封印されていた影響で、少年ゼウス?には力がない。普段は、主人公チェトの意識下にあり、必要に迫られて?出てくる感じ…今のところ、かなり残念な存在です。
     反面、チェトの成長には目を見張るものがある。彼は、親友ルガルを生き返らせるために、自分の中にゼウスが存在することを受け入れ、その復活を助けようとしますが、その行動の潔さとブレのなさには、清々しさを感じます。まるで王族、または為政者のようなものの見方…籠に入れられ、エジプト方面から流されてきたという彼の出自が気になります。
     果たしてチェトは、神々の妨害を乗り越えながら、見事ゼウスを復活させ、ハデスに預けられているルガルの魂を取り戻すことができるのか…彼の成長が、ゼウスの精神にも何かしら良い影響を与えてくれるのではと期待して止みません。
     それにしてもギリシャの神様方って、気まぐれで自己中で傍若無人。触らぬ神に祟りなしって、ほんとだね。

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  6. 評価:4.000 4.0

    シンデレラパニック?いえいえコメパロです

     桃太郎は桃の中で真っ二つになっていた?それとも、真剣白刃取り?いえいえ、腐っていたという説も…「本当は怖い◯◯童話」じゃないけれど、誰もが知っている物語を、独自の解釈で再構築して楽しむという手法は、結構スタンダードなりつつあります。
     本作も「金の斧銀の斧」&「シンデレラ」からのスタートですが、作者先生、見事にコメディ&パロディに仕立ててくださいました。ヒロインコレットが、泥だらけの靴を履いて、グチャグチャ音を立てながら退場するシーンなんて、もう最高!この先、どんなエピソードをぶっ込んで、既知の世界を破壊してくれるのか、とても楽しみです。
     それにしても、コレットの現実的なことといったら…これ、転生モノじゃないよね?現代女性だったら、王室や皇室に入って責務を果たすよりも、自由を選ぶケースが多いのはわかるけれど、この設定で王子からのアプローチを断る貴族令嬢って、どうよ。でも、コレットが頑固で現実的だからこそ、生まれるギャップが楽しいんだよね。
     そもそも「ラブラブ♡ときめき☆乙女ライフ」というネーミングからして、ふざけてる。このお話、このままずっと高水準のコメディ&パロディを維持できるのか、それとも、途中で息切れしてしまうのか、老婆心ながらかなり気になります。

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  7. 評価:4.000 4.0

    ヒロイン虐めの理由も、ここまできたか…

     この手の話のヒロインイジメの理由は、実に様々。よくあるのが「継子」「養女」「非嫡出子」「魔力なし」「加護なし」「醜い傷やアザがある」などなど…あと、「容姿、髪色が家族とは違う」もあったね。今作は何と「無表情」…う〜ん、いじめの理由もここまできたか…と思いきや、まあ、現実社会でも「無表情」は、「何を考えているか分からなくて、気持ち悪い」みたいなわけの分からん理由で、標的になっているかも。いじめって、絶対いじめるほうに心の問題があるはずなんだけれど、それが実の家族内で起きているのなら、逃げ場がないから、ほんっと辛いよね。そんな環境下でも、心の均衡を保っているヒロインたち、真のサバイバーだと思う。
     と、ここまでは一般論。今作のヒロイン、実はその存在が稀少な「魔術師」だった…というチートな立場を与えることで、家族へのざまぁ決定!特に、ワインで魔法紙を染めて王太子に近付こうとした浅はか妹には、倍ざまぁくらいが適当か?今から、とても楽しみです。
     もう一つ楽しみなのが、ヒーローがいかにしてヒロインの「鉄仮面」を外させるのか…でも、「家政婦の◯タ」じゃないけれど、行動が伴っているなら、表向きポーカーフェイスも悪くない。それに、ヒーローだってそれなりの「鉄仮面」、意外とお似合いの二人かも?

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  8. 評価:5.000 5.0

    執着昔馴染みとの溺愛結婚…かも?

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     タイトルは「優しい仇敵」←多分カナフを指している…「政略結婚」←多分狙いは、ユースピア一択!…ということで、「優しい執着昔馴染みとの溺愛結婚」に変更しては、いかがかと…。
     カナフは、アカイアの王女ユースピアと並び立つ資格を得るために、帝国の皇帝となった…けれども、ユースピアはそれを知らず、前世でアカイアを滅ぼした仇敵と、カナフのことを捉えている…今世の二人のすれ違いは、前世からの因縁が元となっています。二人とも陥れられただけなのにね。それでも、お互いのことを知るにつけ、どんどん心が近付いていく様子に、「このままつつがなく過ごしてくれ〜」と思わずにはいられません。
     ネックになるのは、二人が抱えている秘密。「結婚して幸せな家庭を築く」願いをもっているカナフに対して、ユースピアが抱えている秘密は、「守護者は子供を授かれない」では、カナフのほうは?タイムリープ回帰の謎を含めて、まだまだ秘密がありそうです。
    「もう怯えてばかりじゃいられないもの」1周目の後悔を糧に、強い心で立ち上がったユースピア。今生こそカナフと信頼しあって、腹黒王太子一派の陰謀を完膚なきまでに叩きのめし、破滅の運命に打ち勝ってくれることを信じています。そして、増えろよ増えろ、無料分〜♡

    • 73
  9. 評価:5.000 5.0

    次元を超えたやり直し婚の進む先は?

     よくある転生モノかと思っていたら、他作品とはちょっと趣向が違ってた!ヒーローを守って死んだヒロインが、二人して物語の世界の「シュテルン帝国」に転生したかと思ったら、ヒーローシエルは、元々こちらの世界の人間。何と「聖女綾香」に騙されて?日本に次元移動させられたとな…。あ〜、ここでも聖女は、ワルいヤツだった💢おまけにこの聖女は、元々日本人でゲームプレイヤー、かなり面倒くさい女です。まあ今回は、シエルが彼女の悪さを知っているから、その分アドバンテージがあるかな?
     ヒロインアイリン(優)が、シエルとの縁を切りたい理由…何となく分かる気がする。だって、本当に好きな人の前だと、どうしていいか分かんないもん。ほどほどに好きな人のほうが、よっぽど楽。そして、そのほどほどに好きな人から、大事にされるのなら、それで十分幸せ…ってことだよね?
     でもね、リン、あなたがシエルを守って死んだ後のシエルがどうなったか、あなたは知らない。多分あなたは、とても愛されていたんだよ。だから、どんな補正が働いたのか知らないけれど、せっかく与えられたやり直すチャンス、これを活かさない手はない!
     さあ、次元を越えて、拗れに拗れた拗れ婚、自己中聖女というお荷物はあるものの、そんなん傍にほっといて、シエルのリン(優)に対する償い行脚+溺愛攻勢を見せていただこうぢゃありませんか(笑)

    • 14
  10. 評価:4.000 4.0

    いかにも韓流風ファミリー呪縛コメディ?

    「日常生活可能ですか?」…略称「日生可」誰かへの問いかけではなくて、ウェブ上のコミュニティ名が、タイトルになっていたと気付くまで、暫くかかりました。結構初期の方で、ネタバレしていたにも関わらず、です。そのくらい「10学徒」や「おかあ」など、ふざけた名前が登場する訳の分からないやり取りの場面と、「真」や「百合子」が登場する現実場面とが交錯して、最初の頃は読むのに必死、いくら無料分が多くても、こりゃあかんわ〜と、何度挫折しそうになったことか…。
     ただし、慣れてくると、そして元ネタが日本ではなく、お隣の国のものだと割り切ると、このややこしや〜のお話も、それなりにワクワクしたものに変化してくるから、不思議。おまけに、財閥の御曹司とお嬢様の、単なる駆け引きだけかと思っていたら、百合子の出生の秘密なんぞが絡んできて、なかなかハードな内容に…。最後のほうでは、登場人物に関する見方が一変するようなエピソードも暴露されて、まさに「日常生活可能ですか?」と、問いたくなる状況…それでも、ハピエンに収めてしまうから、キムチの国のパワーは、並大抵ではありません。
     それにしても、「10学徒」の衣装や、登場する地名の位置関係が不自然なことや、結婚しても当たり前のように別姓なことなど、どこからどう読んでもお隣の国仕様なのに、無理して舞台を日本に置き換える必要、あったのかしらん???

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