Mayayaさんの投稿一覧

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91 - 100件目/全1,046件
  1. 評価:2.000 2.0

    意外とポンコツ…

     ヒロインのななしは、霊媒華として、特別らしいし、ヒーローの黒狼さまは、北の地の魂を刈る霊物。その配下の紅鳥と黄鳥だって、人間を超えた力を持っている。では、ここから天地無双の快進撃が始まるのかと思いきや、どうもスッキリしない展開…この主要登場人物たち、意外とポンコツです。
     メインストーリーは、ななしが霊媒として、様々な霊と向き合う話。死や霊を「穢れ」と捉えているのか、霊媒のななしに対する周囲の人々の反応は、「触らぬ神に祟りなし」…必要だけれども、関わりたくないというような…それだけでもモヤるのに、時には騙し討ちも辞さないという霊との闘いは、なかなかにハード、本当にそれでいいのかーと思ってしまう流れも、多々あります。
     万能っぽい設定の黒狼さまも、「霊が視えない」というスランプ?のせいで、今一つ決まらない…紅鳥なんぞ、人間に捕まってやんの!(笑)人間界と神界との狭間の存在が、人間と悪霊に振り回されて、あたふたしている印象です。
     画は、絵本の挿し絵みたいに色鮮やかだけれど、その分、表情が固いあたり、好みが分かれそう…。ななしと黒狼さまの「寿命」の違いも大きいし、このお話、ハピエンに向かえているのかな?

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    タグはないけど、フルカラー

    「一瞬で治療してたのに役立たずと追放された天才治療師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」のスピンオフ?のようです。タグはないけど、綺麗に色がのったフルカラーで、ちょっとアニメっぽいかも…
     ヒーローのゼノス、エルフのリリはもちろんのこと、死霊王カーミラや亜人の三女傑も健在で、フルカラーの世界で大暴れ!(…でもないか…)今回はそこに、人間の女の子ララーナが加わり、大モテのゼノスくん、ますます「治癒」のチート能力発揮しまくりです。
     フルカラーになったことで、女の子たちの個性が際立ち、読み易くなった感あり。ただし、本編モノクロ版と比べて、ゼノスがだいぶ幼い印象になったのは、カラー化の弊害か…歌でも、漫画でも、大抵オリジナル推しの傾向がある自分としては、この作品、線画で読みたかったなと、ちょっと夢見てしまいます。
     それでも、努力型天才治癒師ゼノスの大活躍は、折り込み済み。クレスフォールでの世直し旅?を、お楽しみあれ(笑)

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    ヒロインはトラブル体質!?(笑)

     毎週、事件が舞い込む捜査◯係とか、行く先々で事件が起こる、体は子供、頭脳は大人の探偵くんとか、不思議とトラブルを引き寄せる体質が、この世の中にはあるらしい。
     今作のヒロイン小春は、まさにそのタイプ。つまりは、好奇心旺盛の割には、脇が甘い?女学校辞めに行くのに一張羅着ていくなよ、先に仕事探せよ、街灯もろくにない時代、夕暮れ時に外歩くなよ、迷信かもでも言い伝えは尊重しなよ、お金がないのに家の建物にこだわるなよ、腹黒叔父叔母に言いくるめられんなよ、そもそも古狐なんぞに騙されんなよ… 動くなと言われてんのに、小枝を踏んで音を出すあたりは、絵に描いたようなお約束…(笑)
     ヒーローの玄湖様のなりふり構わぬ嫁選びに、小春が引っ掛かったのは、ちょっと出来過ぎの感が。彼が尻尾を失った経緯や、亡くなった小春の母との関わりなど、物語はむしろここからなのかな。大好きな只野あしがる先生の作画と、ヒロイン小春の成長に、期待を託したいと思います。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    余命1年のヒロインの覚悟?(笑)

     転生した結果、ヒロインヴィヴィアン、なっかなかのハードモード。元々が悪役令嬢ポジな上に、婚約者は呪い持ち、そして、自分自身も余命一年…こりゃ、何のための転生だ?
     そんな悲惨な状況にも関わらず、彼女がお気楽モードなのは、一度転生しているから?あわよくば、もう一度リセット…なんてことは考えていないでしょうが、婚約者アスランに宛てた「遺書」でさえ、お芝居の小道具のようで、このヒロイン、なかなか肝が据わっています。
     ヴィヴィアンの暴走で、テンポよくストーリーが進んでいくのはよいとして、婚約者アスランがヴィヴィアンを気にし出す件は、ちょっと唐突。黒獅子姿のときに、助けてもらったことがきっかけだろうけれど、それにしても、溺愛匂わせが早すぎる。アスランさま、逆に何か企みでもあるのでは…?と、疑いたくなります。
     美女と野獣に逆白鳥の湖、そこへ余命1年の花嫁がやってきたライオンキング?いろいろなファンタジー時々コメディーの要素てんこ盛りですが、黒獅子さまの表情が、黒ゴリラに見えるときがあるのは、自分だけ?(笑)

    • 4
  5. 評価:3.000 3.0

    いじめられたモン勝ち!?いいえ…

     同僚弁護士で恋人でもある陵也が、自分よりも仕事ができる奈央に引け目を感じた結果、不誠実な行動に走るというパターンは、物語の導入あるある。それ以前に、男として三流だけれど…奈央、見る目ないわ〜。
     でも、事務所中が、乃亜の「いじめられましたぁ〜」を、手放しで信じちゃってるって、どゆこと!?乃亜の根回しが、よほど巧妙だったってこと?それとも、奈央が普段からキツいだけの人間だと、そう事務所中に認識されていたってこと?
     それにしても、百戦錬磨の弁護士軍団&パラリーガル&事務職員のみんながみんな、コロッと騙されるって、普通はあり得ない。この弁護士事務所、大丈夫か?
     奈央も奈央だ。凹んでなんかいないで、今こそ、弁護士としての腕の見せどころでしょ?でも、キャラ的に、こんなことでもないと、年下軽めチャラ男風真柴くんとのロマンスは、始まらないんだろうなぁ…

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  6. 評価:3.000 3.0

    クィンテット〜不協和音で始まる五重奏

    どうして、ヒロイン萌音が、母親と妹から嫌われているかなんて、今更どうでもいい。
    どうして、男性キャラが(特に濃い髪色の)、みんな同じ顔に見えるかについても、もう諦めた。
    多重人格について、医学的に裏付けがとれているかについては、何も言いますまい。
    萌音が料理上手で、「もやしの肉詰め」なんて謎料理を作るのも、まあ、よしとしよう。
     でも、タイトルが「カルテット」?ヒーロー真太の中に、4人の人格が潜んでいるから、「カルテット」?いや、全然四重奏じゃないし。第3人格、不協和音。でも、不協和音でさえも、確立された「音楽」なのだから、別にいいのか…
     自分的には、これは「クィンテット〜五重奏」…なぜなら、この物語の主旋律は、萌音。「4人」の真太は、彼女を彩る副旋律。この「5人」が、政略結婚というアンサンブルを組まされたものの、互いを知ることによって、歩み寄り、共に生きる道を模索する…これは、そんな物語。さて、ハーモニーの統合は見られるのか、乞うご期待?!

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  7. 評価:3.000 3.0

    エリーゼって、いくつ設定だっけ?

     くるくる強めの巻き毛のせい?それとも、この手の漫画には珍しく、ちっちゃい目のせい?髪の毛をアップスタイルにしたときのエリーゼ、もう、中年のおばはんにしか見えない…。ヒーローのケイルは、東洋的な顔立ちと思えば、それほどオジさんには見えないんだけれど、マーメイドラインのドレスのせいもあるのかなぁ、エリーゼ、いくつ?って感じです。
     用語も分かりにくいかも。重要なワードとして、「カルシタ」や「ペレ」が挙げられるけれど、途中から読んだり、抜かして読んだりしようものなら、ココハドコ?ワタシハダレ?状態。エリーゼの動物たちと意思疎通ができる権能が、やがて神獣話にまで広がって、大陸間ペレ争奪戦に…ちょっと、荒唐無稽にとっ散らかっています。
     摩訶不思議なのは、エリーゼの養父で中央大陸の王の、まあ、やさぐれていること。自分のことを「余」と言っている割には、「つるむ」「〜しやがって」を連発する。挙げ句の果てに「お前の役割を果たしたまえ」と、不思議な日本語。それ、北大陸の人々を馬鹿にできるレベルぢゃないから!
     ここまで、重箱の隅をつつくような内容でした。つまりはこのお話、ストーリーが頭に入ってこないんです!(笑)

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  8. 評価:3.000 3.0

    めっちゃ昭和ネタ!(笑)

     昭和限定とは申しませんが、ネタが非常に昭和っぽいのは否めない。母娘の悲劇的な別れ、危険を冒しての救出劇、社会的地位と巨額の資産、美しい義兄妹、行方不明と生き別れの父娘、義家族との確執、才能も地位もある実兄、次々と現れては消えるライバルたち、芸能界での成功、勢力争い、そして、禁断の愛…これで、「不治の病」でも加われば、昭和最強!って感じだった。その代わりに「転生」!?そこだけは、今風かも(笑)
     元々優秀なんだろうけれど、「転生から帰ってきた」後のヒロイン遥は、本当に最強。ピンチらしいピンチは、多分一度もない。実力で全てを上回っていくし、彼女をこよなく愛する義兄直哉、実兄英里、実父松前仁からの、物心両面でのサポートも規格外。遥の奏でる音楽が、微妙に昭和歌謡っぽいところは、まあ、ご愛嬌です。
     何かとすぐに顔が醜悪になる、テンプレ腹黒女子たちを、気持ちよいくらいにバッサバッサと切り捨てるあたりは、差し詰めザマァの展覧会。中には、懲りずにリベンジを試みるゾンビ女子もいますが、まるで歯が立ちません。最強女子青木遥の無双っぷりを堪能したい方には、おすすめの作品です。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    本当に極めようとしている?

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    (このレビューはガイドラインに違反しているため他のユーザーには非表示になっています。)あ、またこの赤文字、それも、数ヶ月経ってから!?心折れる〜っ。本作のようなタイプの作品に、ある程度の長さのレビューを書こうと思えば、なかなか難しい。作中で普通に使われている言葉が、レビューでは使えないってことが、ままあるダブルスタンダード。あ、これも、作品とは関係ないって、報告されそう(笑)
     前回のレビューを削りに削って、この作品に関して思うことは、ただ一つ。真剣にカ◯ギを目指すなら、「お目付け役」なんて、付けない、付けさせない、バイクなんぞで、大学構内に乗り入れさせない。そもそも、本当にカ◯ギになりたかったら、養子にいくとか、何らか方法で籍を抜いて、まず自活を目指さなくては…。だから柚香、今のおんぶに抱っこの状態で、「カ◯ギを極める」って、ちょっと論点がズレてない?と思うわけですよ。
     世間知らずのお嬢様柚香と、それを世話する執事的立ち位置の迅との、むずキュンもだ甘ストーリーと捉えれば、まあよいのかも。このネタ、取り扱い注意です!(笑)

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  10. 評価:4.000 4.0

    出来損ないは親のほうでしょ💢

     ヒロイン妹ジェニファーは、見事にテンプレ的腹黒だし、バカ兄も日和見使用人たちも、お約束の言動ゴチになりますで、どうしようもない輩だけれど、これ、一番の元凶は、両親の侯爵夫妻でしょっ?💢親の背中を見て、子は育つ…自分たちの基準に合わないチェルシーを、躾と教育いう名の下、虐げることによって、鬱憤を晴らす…そんな毒親の言動を見て育った兄ダミアンと妹ジェニファーが、善良な価値観を身に付けられるとは、到底思えない。彼らも、ある意味被害者だよね。この先、まともな人脈には恵まれそうもない二人に、幸あれってところかな。
     貴族社会の理に縛られたチェルシーなら、反発するなんて夢にも思わなかっただろうけど、キララなら、このくらいへの河童というのは、十分理解できる。こちとら、お受験とかスクールカーストとか毒親とか、現代のもろもろストレスを巧みにかわしながら生きてきた、現役女子高生だからね。キララチェルシーの性格が、メイヴ公爵夫人やバレンティノに受け入れられたのは、これ幸い。これから、因果応報勧善懲悪的スッキリ展開を期待します。
     ところで、本物の「チェルシー」は、今、どこにいるんだろ。ありのままの彼女を受け入れてくれるところで、幸せを感じてくれていれば、いいのにな。

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