Mayayaさんの投稿一覧

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91 - 100件目/全864件
  1. 評価:5.000 5.0

    偶然と必然を味方に、運命を切り拓け!

    「マイ・フェア・レディ」或いは「プリティー・ウーマン」的な、何も知らない普通の女の子が、裕福で酔狂な紳士の手によって、美しい女性へと変身を遂げる物語かと思ったら、全然違いました。これは、アデル・ビビ、又の名をアデライデ・ブオナパルテが、命をかけて戦い抜くサバイバルストーリーです。
     残念ながら、ヒーローのチェーザレは、今のところクズです。目的のためなら、手段を選ばない冷酷な男。政略結婚なんて、ササッと受け入れてしまいそうなのに、何としてでも拒否ろうとする相手のルクレなんちゃら?…きっと、その上をいくトンデモ女なんだろうな…(笑)
     その分、ヒロインのアデルが、とっても素敵。醜く変装して美しさを隠しつつ、地道に真っ当にここまで生きてきました。自分にできる方法で知識を身に付け、今、生き残るチャンスを掴もうとしています。その美しさ、賢さ、大胆さ…貧民街で育っただけの、並の孤児とは思えません。チェーザレの両親が失踪した時期や、彼と彼女の瞳の色を考えれば、彼女の出生の秘密「よもや…!」とも思いますが、まさかアデル&チェーザレルートを潰すことは、あり得ませんわね。
     さて、アデルがこれまでの女性とは、全く違うことに、本当に気付き始めたチェーザレ。このまま計画どおり「上流社会」を騙し切るのか、それとも、「真実の愛」とやらに目覚めるのか…全ての鍵は、アデルが握っているような気がします。

    • 139
  2. 評価:4.000 4.0

    昔一途、今ストーカー?!

     ストーカーっていう概念、いつ頃から認知されるようになったっけ?あみんの「待つわ」や石川ひとみの「まちぶせ」が流行った頃は、まだ、そうでもなかった気がする。そういえば、メット無しで原付に乗っても、シートベルトしないで運転しても、違反にならなかった…イジメは、いじめられたと思った時点で、認知件数にカウント。違反、犯罪、コンプライアンス…時代とともに変化して、まるで生き物のようです。
     だから、森山春奈、相馬直人とも、現代の基準でいけば、多分お互いにストーカー。好きになったら、相手のことを知りたくなったり、相手の持ち物を欲しくなったりするものだけど、それって「推し活」とどう違うんだろ。
     ただこの二人は、お互い憎からず想い合っているので、ストーカー事例にカウントされないんだろうな。だから「犯罪ではなく恋」なんだ。春奈目線と直人目線とで、それぞれのエピソードが描かれるので、誤解の生じようがなく、安心して読むことができます。(本人たち以外はー笑)
     誌上?最高最凶のスレ違いジレきゅん物語、75ptはかなりお高めですが、この鈍チン二人がどうやって折り合いをつけていくのか、見守るのも一興ですよ〜。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    求ム、本気ネタバレ(他力本願寄生獣)

     王道の、ヒロイン&ヒーロー結ばれてハッピーエンド!話が好きです。だから、本作なら、原作の正ヒロインアデライドを差し置いて、現状ヒロインディランとヒーローセドリックが、紆余曲折を経つつも、ハッピーエンドを迎える展開間違いなし!と思っています。
     嫌い嫌いも好きのうち?瓢箪から駒?的関係のディランとセドリック、芯の強さと強情さがぶつかり合うこの二人、とにかく一歩も引かない丁々発止のやり取りが楽しく、ページを捲る手が止まりません。それぞれ個性豊か…を通り越して、癖のある登場人物たちが、二人の日常をドラマチックに盛り上げ、複雑にしていく過程は、落語かギャグか漫才かって感じで、思わずニヤリとさせられます。初めはクセつよに思えた画も、慣れるとディランは個性的な美女に、セドリックは正統派イケメンに見えてくるから、不思議です。
     このまま、課金して一気にラストまで!と思っていたのですが、ちょっと待て、先に最後まで読んだ方々の評価が、あまり芳しくない…なんか、奥歯に物が挟まったような書き方…う〜ん、どうしよう?!誰かぁ〜、小心者の私めのために、がっつりとネタバレしてくださいませんかぁ〜?

    • 4
  4. 評価:5.000 5.0

    努力は裏切らない!

    「無属性」ってことは、どこにも属さず、縛られることなく、自由に…っていう意味に捉えられるんだけれど、ユイの生きる世界では、そうじゃないんだろうな、多分。それどころか、自分で積み重ねた「努力」さえも、魔法の属性と階級制度の前では、無意味なものにされそうな雰囲気。でも、そこは、セーフ、「努力は裏切らない」流れになっていきそうです。
     そりゃ、ユイは「リーフェ」だから、上手くいきそうになっても、その都度トラブルがもち上がって、とんとん拍子にという訳にはいかない。でも、「リーフェ」故に、それを生かしながら、自分の進む道を切り拓いていく姿は爽快です。
     ちなみに、離縁されたママシェリナは、その人柄と美貌?で、浮気ク◯父と結婚していたときよりも、ずっと溺愛される日々が待っているし、そのおかげで、ユイの社会的身分も保障されるし、セシルとカルロの双子兄‘sも変わらずユイLOVE を通してくれるので、彼女の未来は安泰?!あとは、エルこと訳アリ第二王子フィリエルに頑張ってもらわねば…。
     初回配信分より、ちょっと多めに語ってしまいました。でも、面白いから、買いですよ〜。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    ついにワンコがヒーローに(笑)

     普通の少年が、いきなりヒーローに指名?されて超人的な力を与えられ、地球の平和を脅かす悪の組織と戦うことになるって、昔の少年漫画あるあるの設定。これは、その「犬」版のお話。
     犬が「主人公」の少年漫画だと、「流れ星銀」くらいしか思い浮かばないけれど、こちらは更にお子様向けバージョン。主人のまどかを追って、ダンジョンに入り込んだポチが、奈良美智作の「あおもり犬」みたいなご神体?に見込まれ、加護みたいなもんを与えられて、どんどんレベルが上がっていく…でも、まどかはポチの活躍を知らない…う〜ん、紛れもなく昭和から延々と続く、特撮ヒーローモノのにおいが…。
    「ワンダフル」「おさんぽスタート」「超・お手」「忠犬の決意」「忠犬の試練」「忠犬の証」「忠犬の〜」等々のネーミングは、ゲーム&犬好き♡ならではの発想か。購読対象は、やや幼めの印象ですが、ちょっとしたパロディーとして楽しむのなら、悪くないと思います。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    すべて和彦社長の手のひらの上(笑)

     ウェディング会社を立ち上げた父母の下で育った雅也氏が、なぜここまで「結婚はビジネスだ」と言い切る大人になっちゃったのか…まず、そこに違和感を感じました。ビジネス一辺倒、愛のない冷淡な関係の両親の影響?とも思いましたが、和彦パパを見る限り、そんなことはなさそう…。彼が、超堅物思考の持ち主になってしまった経緯は、追々明らかになってくれると信じています。
     それにしても和彦社長、「偽装結婚」作戦とは、恐れ入りました。社長の椅子をチラつかせ、尚且つ好敵手?のなつきを餌にするとは、さすが百戦錬磨のビジネスマン、伊達に創業者をやっていないよね。まんまと罠に嵌められた雅也クン、年貢の納め時です。
     育った背景も価値観の異なる二人が、生活を共にする中で、少しずつ距離を詰めていく…これ、「偽装結婚」モノの王道。ただし今回は、ウェディング会社の役員と社員故に起こる厄介ごとが…それも、すべて和彦社長の思し召すまま?かどうかは分かりませんが、なつきと雅也の動向、追いかける価値はありそうですよ。

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    もなか&あわいぽっぽ先生?反則でしょ

     この「試し読み」は、一体何だ?あらすじ紹介文の、ほんの一部分しか触っていない。これで「試し読み」と言えるのか?
     まあ、理由は分からなくもない。なぜなら、原作が兎山もなか先生、作画があわいぽっぽ先生だから…。名前だけで、十分面白い。勿論、期待大!もなか先生の作るお話は、ヒロインかヒーロー、あるいはその両方が、焦れて、拗れて、斜め上いく面白?行動。そして、あわいぽっぽ先生の、どこか退廃的で、限界突破のタブー無視、蕩けるような画風の訳アリキャラクターが、大暴れ?これならわざわざ、無料分用意する必要ないってか?いやいや、やっぱり必要でしょ。
     さて、ヒロインは真白、ヒーローは幽霊のクロ、うん、ネーミングからして訳アリだ。初回配信分は、ほぼほぼ紹介文に毛が生えた程度の内容なので、謎解きはむしろこれから。でも、あわいぽっぽ先生の画が、もなか節に乗って、早くも生き生きと躍動しています。だから、繰り返しお伝えします。やっぱり、期待大!

    • 20
  8. 評価:5.000 5.0

    狐と狸の化かし合い(馬鹿試合かも?)

     はっきり言って、タイトルの効果は序盤のみ。確かに「私の夫の妻が帰ってきた」だけれど、ヒロインアネス、全然夫のことは愛していないし、夫デボンはアネスのことを、使える実務担当者くらいにしか思っていないし、前の妻が帰ってきた…だから?って感じ。
     ただ、アネス、プライドと体面だけは傷付いたよね。元々、継子など家族関係に関しては、蚊帳の外だったけれど、先妻を別邸に連れて帰るなんざ、クズ夫にも程がある。おまけに、離婚はするけれど、都合よく実務だけは、引き続き面倒を見てもらう?デボン、近来稀に見る、脳内お花畑お馬鹿侯爵です。
     まあ、デボンはほっといても自爆確定だけれど、先妻のソフィアは、そうもいかない、なかなかの策士。さすが公爵家出身で、政治的駆け引きにも長けていらっしゃる。アネスといい勝負だわさ。
     さて物語は、無事「離婚宣言」して、自由の身になったアネス…あっと驚く高位貴族としての地位も手に入れて、これからデボンたちフィゼトラ侯爵家にザマァ開始?と思いきや、いろいろ横槍が入って、なかなかスカッととはいかない様子。平民だと思われていた、第三騎士団長ルワンの身バレとともに、アネスとルワンの関係も気になるところです。ぜひ、「私の元夫の元妻」との駆け引きに勝利して、今度こそ母親の遺言「良妻賢母」の願いを叶えてほしいと思い…でもないなぁ(笑)

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  9. 評価:3.000 3.0

    ポーション師の下克上物語…多分

     う〜ん…大病院を舞台とした医療系ドラマの弊害?医師が、看護師、薬剤師、事務員等を下に見ているってイメージ…。確かにそういう側面が、「まだ」すっかりは、なくなっていないわけではないと思うけれど、個人病院なんかは、そんなことやっていたら、立ち行かないよ〜💦
     だから、ガイアックを大病院の院長、ヒナタを薬剤師的な位置付けで、このお話を進めようとしているのなら、ちょっと旧態依然的なネタの扱いかなぁと思ってしまいます。
     それでも、下克上+勧善懲悪的なストーリーは、嫌いじゃない。ヒナタの周辺が、タイプの違う、でも、みんな可愛い女の子ばかりなのは、さすが少年漫画!という感じだけれど、それも折り込み済み。「薬品調合」「素材活性」「素材鑑定」のスキルをフル活用して、まずは、ガイアックたちの鼻っ柱を、ボッコボコにへし折ってくれることを期待しています。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    お見事!壮大な愛の物語

     ユジンだ、カインだ、ヘレイスだ、銀黒金の揃い踏み、赤毛のラビロフ、栗毛のダニエル、タイプの異なるイケメンぞろぞろ大行進!って、これだけハイレベルのイケメンを並べて、とっ散らかっちゃって、どーするのっ?!という印象でした、途中までは…。でも、後半以降、話が進むにつれて、これが壮大な愛の物語だったということが見えてきます。
     振り返ってみれば、「ルペルシャお姉様」の中に召喚された「彼女」…あまりにも、ルペルシャ愛が強すぎました。いくら「推し」であっても、ここまで自分を後回しにして、尽くすことができるものなのか…その「違和感」の正体が明らかになったとき、それまでの伏線が一気に回収され、この物語が、単なるご都合主義の転生もの、召喚ものではないことが分かってきます。もし、全話課金する余裕がなくても、97〜100話だけは、読んでみてください。最初の頃の印象が、がらりと変わりますので…。
     ルペルシャなのに、愛称がリシャであったこと、「ヒロイン」が一貫して「ルペルシャお姉様」と呼び続けたこと、そして冒頭、ルペルシャが「ヒロイン」に語った「好きに生きろ これはお前の人生なのだから」という呼びかけ…全て重要な伏線でした。あまりにも大きな愛に、胸が締めつけられる思いです。
     ところで、タイトルの「悪女が恋に落ちた時」ですが、恋のお相手は…?諸説あると思いますが、自分は「アナ雪」風に解釈します。つまり、「ヒロイン」←→ルペルシャが、「真実の愛」で結ばれていても、いいんじゃない?

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