Mayayaさんの投稿一覧

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101 - 110件目/全742件
  1. 評価:4.000 4.0

    がんばれがんばれヒューイット!♡

     心は全然没落していない激ニブヒロインリメルと、絵に描いたようなツンデレヒーローヒューイットとの、お約束?な恋の予感物語、期待どおりのスタートです。
     社会的地位を十分に兼ね備えた大の大人が、ツンデレとかヤンデレとかだと、正直ごめんなさいって感じ。けれども、ヒューイットあたりなら、十分許せる?範囲。「青少年よ、せいぜいがんばれよ」って、ため息つきながら、背中を押したくなる。彼のベタなツンデレぶりが分かりやすくて、ヒューイット、自分内ではキング・オブ・ピュアツンデレ賞です!
     ここまで分かりやすいのに、今んとこリメルに全然通じていないところが、笑いのポイント。これから、この「溝」を、ヒューイットがどう埋めていくのか、楽しみでなりません。リメル、あなたが「恋人役」だと思っているそのポジション、じつは「恋人」ルートにGo straight!だからね〜(笑)
     さあ、このスーパーポジティブにぶチン娘を、どう攻略していくのか…がんばれがんばれ、ヒューイット!

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    AIヒロインアビゲイル

     伯爵令嬢として生まれたのに、家族から虐げられて…というのは、よくある設定。でも、前世が魔王って…!それも、ステレオタイプの魔王ではなく、高い知性と魔力をもちつつも、姿が異形であったために、「魔王」として生きなくてはならなかった…という設定が、この作品を際立たせています。
     前世が魔王で、そのときの自分を律しなければならなかったためなのか、それとも、現世の家族から、食事もろくに与えられず、感情を押し殺して生きなければならなかったためなのか、ヒロインアビゲイルの思考回路が、かなり平板な印象です。まるで、よく出来ているけれど、返しが微妙に違和感を覚えさせるAIみたい。そして、思考の中心が食欲!まあ、生きていくには、一番必要な「欲」だから、当然か…。
     そんなアビゲイルが、ジェラルドや子爵家の面々とのやり取りを経て、少しずつ喜怒哀楽ー感情を育てていく様子を見るにつけ、心から愛おしく思ってしまいます。うん、正直母親気分。多分ジェラルドも、そうなんじゃないかな。(ん?父親か)二人が、夫婦漫才的な雰囲気を醸し出しつつ、お互いを育て直ししている感じが、とても素敵な作品です。
    「愛さない」関係から、一歩も二歩も踏み出した二人。ハッピーエンドに向けて、全力応援!星5超をつけて、お薦めします。

    • 9
  3. 評価:5.000 5.0

    秘密は早々にバレましたが…

     意地悪な義母と義妹ダリア、腹に一物もつ転生者リリィ、はい、お花の名前をもつ悪役サンたち、出揃いましたーっていう感じの滑り出し。やっぱり人間、愛が足りないと、力が発揮できないのかな。あんなに自信に満ちていたフェリシアの今の姿は、かなりモヤモヤするし、残念です。
     それでもここからは、リベンジに向けてのフラグがいっぱい。悪役令嬢ラーヴェ改め公爵家令息ヴェンは、絶対フェリシアのことを知っていたし、それどころか好きだし、フェリシアは、このゲームのストーリーを知っているしだし、ざまぁ展開を期待するなっていうほうが、どうかしている。
     ヴェンは、単なる女装ではなく、「魔法薬」で骨格から何から変えていて、キスで女体化が完全解除されるって設定も新しい。こりゃ、キス乱発決定ですかい?(笑)ヴァンが命を狙われる事情とも相まって、このお話、スリルとサスペンスとLOVE とざまぁのてんこ盛りで、たっぷり楽しませてくれる予感がします。
     ところで、この流れからいけば、フェリシアも「転生者」だよね。だったら、「発見次第、丁重に扱われる」んじゃないの?でも、それじゃあ、フェリシアの逆転溺愛され物語が成り立たないかー。

    • 3
  4. 評価:3.000 3.0

    2周目はスポ根で?!

     面白くないわけではないけれど、2周目もチートも無双も、もうお腹いっぱいって感じかな。弱かった、あるいは一度敗北した主人公が、何か超自然的な力によって、もう一度やり直す機会を与えられ、2周目は何をやってもうまくいく人生…世界を救うヒーローになって、みんなの羨望、尊敬の的となるって話、そりゃ、憧れるよね。戦隊ヒーローものが、モチーフ?リセット慣れ世代のお約束?モヤモヤしたくないときに読むのなら、おすすめです。
     それにしても、どんな魔法をも分解し、兵器も通用しないほどの力をもつ「邪神」に有効なのが、近接魔法…ざっくり言えば肉弾戦だなんて…地球征服を目前に控えながら、風邪ウィルスに感染し、あっさり全滅してしまった宇宙人が襲来する、あの古典的SFをリスペクトしている?多少、スポ根風にシフトしているのも、古き良き時代へのオマージュとして、捉えておきたいと思います。
     これから、信頼できる近接魔法使いの仲間を増やして、最終的に邪神に立ち向かうって展開が予想できるんだけど、セツナが進化しているように、邪神のほうも進化しているのではないかね、この2周目は…。セツナ、近接魔法以外の使い手も、補強しておいたほうが、よいと思うぞー。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    あ〜、おもしろいっ!!

     いつもなら無料分放出を期待して、課金はぎりぎりまで我慢するのだけれど、この作品はダメだった…もう、課金が止まらないっ!の面白さです。
     期待ポイントは、大きく考えて二つ。一つ目は、劣等感ダダ漏れヘタレ第1王太子ウィルバートとあざと成り上がり男爵令嬢ボニータに対する、ざまぁ展開です。本当は、ヒロインロザリアの貴重な10年を無駄に浪費させ、彼女を尊重しなかったアステル王国全体に、「滅びよっ!」と言いたいところだけれど、第2王子のクライブとその婚約者マリアナは、まとも…それに、ロザリアの実家の伯爵家もあるし…。だから、国を消し去ることは我慢して、まあ、ウィルバートは廃嫡、クライブが王太子になることで、手を打ちましょう。竜(アレス)の逆鱗に触れたのだから、そのくらいはして貰わなくては(笑)
     二つ目は、もちろんロザリアとアレスの恋の行方…っつーか、ラクテウス王国の王太子アレスは、もうロザリアを番認定しちゃっているので、あとは、ロザリアの気持ち次第。さっさとくっついちゃえ〜と思うんだけれど、そこはアレスも言うように、ロザリアの誠実さが邪魔しているというか、仇となっているというか…。家族として、執事としての「好き」は間違いないので、早くLOVE 展開となることを期待します。
     ヒロインロザリアが、賢くポジティブなため、悲壮感はあまりなく、むしろイケイケ気分!その上、執事と王太子の二つの顔を使い分けるアレスが、とにかくロザリア一択の溺愛っぷりで、ウィルバート関連のイライラを吹き飛ばしてくれます。あ〜、このお話、やっぱり面白い。早く続きを読ませてくださりませ〜。

    • 41
  6. 評価:3.000 3.0

    目まぐるし過ぎて…💦

     1話目にいきなり登場するヘビ女(多分アイラ)に、驚愕!確かに、エセ聖女やらワガママ王女サマやら、醜悪に描かれる敵女キャラはそれなりにいるけれど、ここまで「化け物」じみたものはなかったかも…。ヒロインの悔しい胸の内が、推察されます。
     ただ、その割にはクローディア、つい最近までお気楽だったのよねぇ…。6年間も義理母姉に騙されていたのに、全然気付かないし、あれだけ目の前で嘲笑われても、まだ間違いかもって信じようとするし、ほんっとお気楽。しかも、エイデンにちょっと煽られたら、すぐに「復讐」にシフトチェンジするしだし…。かなり目まぐるしい展開です。
     さて、転生も回帰もしていない分、前世の有益な情報がないため(まあ、それが普通だ)、敵を上回るアドバンテージを得られていない状態のクローディアとエイデン。この先、二人の「契約」が上手く果たされるのか、他の作品と比べ、やや不安が残ります。それでも「『クローディア』を捨てなければ 『クローディア』を取り戻せない」という強い決意の下、ルーチェ(=希望の光)となった彼女の推進力を信じたいと思います。(ところで、髪切ったくらいで、別人に見えるものかね?)

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    祝「(仮)夫婦円満 商売繁盛」物語

     鈍感ポジティブ令嬢×溺愛系腹黒婚約者モノとして、「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」や「出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。」が思い浮かびますが、本作もそれらと肩を並べる面白さ。うん、これは掘り出し物です!
     画はちょっと幼めながら、その分ギャグとズッコケ具合が光ります。特にヒロインジネットが、アッパーカットをくらったが如く天を仰いでコケる?場面は、自分にとっても笑いのツボ。この先、何シーンこんな彼女(あるいはクラウス様も?!)を拝めるのか、楽しみでなりません。
     そして、ヒーローのクラウス様、「自称悪役令嬢な〜」のセシル様ほど腹黒ではありませんが、裏表男子としてはなかなかの素質。超天然ポジティブヒロインを溺愛しちゃっている系男子として、王道のポジションを熱演してくれています。う〜ん、気持ちいぃ〜っ♡
     商会を立ち上げて、伯爵家の立て直しに成功したクラウスですが、そこに「成金教育」の申し子ジレットが加わったのですから、これはもう、鬼に金棒の比翼連理。「(仮)夫婦円満 商売繁盛」間違いなしです。イライラもやもやを全て吹き飛ばしてくれそうな痛快なお話が、また一つ始まりました。

    • 9
  8. 評価:3.000 3.0

    これは、どっちだ?

     転生したら、性別違っちゃった〜!という転生性性同一性障害(?勝手に名付けました)のお話。性別が異なっても、全く意に介さず、剣の道を極めようとする者、元から想いを寄せていた男性ヒーローに、女性としてアプローチしていく者、男性(ヒーロー)に想いを寄せられ、右往左往する者等、いろいろなパターンがありますが、今作のヒロインケイト(圭)は、男性としての気持ちを優先しながら、試行錯誤を重ねていきそうです。
     ただしこの作品、「アナス・ミラビリスの福音」という乙ゲーの世界だけあって、攻略ルートが目白押し。ケイトは、なまじ攻略法を知っているだけに、思いの外イベントに巻き込まれてしまいます。ここでヒロインが、本当に「ヒロイン」だったら、原作補正無視して、モブっ子がんばれ〜とか、悪役令嬢負けるな〜とかなるのでしょうが、悲しいかな、中身は普通に「俺」。「男同士」でくっつくのには、抵抗があるようで…さて、圭の気持ちを尊重して、ケイトの恋愛ルート無しの展開になるのか、それとも、姿は女性、心は男性のままヒーローと結ばれて、「隠れBL」路線を突っ走るのか、あるいは、時間をかけて完全女性化するのか…作者さんの采配が楽しみです。
     ところで、幼馴染のエドガーに想いを寄せていた、本物のケイトの「精神」は、いったいどこにはじき飛ばされてしまったのでしょうね。

    • 3
  9. 評価:3.000 3.0

    実は時空を超えたロミジュリ物語でした…?

     数多くの見合い姿絵?の中から、たまたま太子妃候補に選ばれたヒロイン花顔、窮屈な生活は真っ平ごめんとばかりに、太子雲遅の求婚を断り続けます。その方法は徹底していて、自分の教養のなさを暴露したり、素行を悪くして評判を落とすだけでなく、不妊を装う術を自らにかけるほど…まさに「太子妃なんて絶対にイヤです!」って滑り出し。花顔はビックマウスの割に、大したことできていないし、雲遅は花顔に対してはヘタレだし…の追いつ追われつ物語、太子がここまで想ってくれるんだから、絆されちゃってもいいじゃん!と思えるぬる〜い展開でした、途中までは…。
     雰囲気が変わってくるのは、花顔が雲遅に絆され?、二人の関係性が変わってくるあたりから。不定期に謎の「発作」に苦しめられる花顔、実は、命に関わるので、太子家と結ばれないように戒める家訓があることが分かってきます。おまけに、単なる言い伝えだけではなく、花顔の魂に「花静」というお后サマの霊魂が紐付けられているという、何ともオカルトな事実が判明!花顔の命のカウントダウンも始まり、完全にロミジュリ展開です。
     よ〜く読むと、ネタはそう悪くもなかったのに、やたら似たような人物を登場させて、あっちこっちに話を振るもんだから、全体的にとっ散らかった印象。余分なエピソードを削ぎ落とし、前世からの因縁解決に絞って話を展開させれば、よかったんじゃないかな〜。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    「拾う神」は、遠矢サマ?!

    舞香、そんなに崖っぷちか?
    舞香、勤務先倒産の件→失業手当という選択…条件を精査して申請すれば、確か貰えるはず。でも、期限があるから、要注意。
    父親の借金の件→母、自己破産という選択…その後の社会生活で、微妙に不利益。弟たちの進路選択にも影響。
    借金返済による家計圧迫の件→母、生活保護を選択…看護師として、一定以上の収入があると認められない。ただし、病弱で働けなくなったとすれば、可能性あり?
    弟たちの進学費の件→要保護家庭、準要保護家庭の申請及び奨学金の給付・貸与を選択…こちらも、母親の収入次第。ただし、貸与型の奨学金なら、かなりの確率で受給可能。(人によっては「借金」と見る向きあり)

     う〜ん、こうしてみれば日本の社会保障制度、それなりに行き届いているようで、実際は、なかなか弱者に厳しい印象。舞香、崖っぷちとまではいかなくとも、崖の方に追いやられていることは事実。ここは、契約だろうが政略だろうが、拾う神あり精神で、遠矢クンの提案にノっちゃいましょう!!
     それにしても遠矢、10年以上も音信不通の幼馴染に、突然契約婚を持ち出すくらいだから、よほど政略結婚相手がお気に召さない様子。そのうち、二人の間に波風を立ててきそうです。それでも、運命の日に偶然再会した運命の?二人、ここから距離がぐんぐん縮まることを期待して、星5です。

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