Mayayaさんの投稿一覧

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  1. 評価:5.000 5.0

    希望が託されたお伽噺

     セカンド・バースデイもしくはターニングポイント。勇輝にとっては、佐渡に立ち向かったあの日あの時間のあの瞬間。では、自分自身のセカンド・バースデイはいつだったろう…? ふと、そんなことを思いました。
     本音を言うと、1回立ち向かったくらいじゃ、イジメはそうそうなくならない、これが現実です。職場だって、室伏さんのような良い先輩ばかりではない。けれども、勇輝は、勇輝の方法で生き抜いた、そのことに意味があるのではないでしょうか。
     5話完結のお伽噺、それでも、このお話のあちらこちらに真実と希望が散りばめられています。勇輝のような思いをする子を生み出さない、勇輝のように立ち上がろうとする子に手を差し伸べる、それは、大人の責任。綺麗事ですが、そんな大人でありたいと思わせてくれた作品、勿論おすすめです。

    • 6
  2. 評価:5.000 5.0

    ハーレクイン風傲慢社長で始まって…

     ヒーロー(多分)斗真は、ヒロインまどかのことを「お前」呼ばわりするほど傲慢な印象。 そんなもんだから、まどかが「心はあなたに捧げない」って言いたくなるのもうなずける。でも、さしたるメリットもなさそうなのに「子ども」にこだわったり、まだ正式に結婚もしていないのに子づくりを始めようとしたり…この男、絶対に何か隠してる! 勝手にハーレクインというつもりはありませんが、病気の父親を支えながら会社のために便宜結婚しようとする健気なヒロインと、実は素直に気持ちを認められないイケメン傲慢CEOモノの香りがぷんぷん感じられるのは、私だけでしょうか。(ハーレクイン、大好物です!)
     ラブいシーンの描き方はまだまだソフトですが、TLジャンルで多く作品を描いている秋月先生の女性漫画です。これから大いに期待しています。

    • 44
  3. 評価:3.000 3.0

    進まない進まない…

     読み続ければ、それなりに面白く思える話も入っているけれど、総じて1話分の内容が進まない印象です。そのため、連続して課金できるなら、まだ何とかなるのですが、毎日無料分を地味に読み続ける方法をとっていると、話の筋を見失ってしまうことも…。「リングにかけろ」でもないでしょうに、ほんの一瞬を1回分の話にまで引き延ばす技はなかなかのもの。ヒロイン雪姫のモンモンで、ほとんど1話分が過ぎ去ったことも…。ただ、結構な頻度で焼き肉(それも豚!)を食べているシーンが登場し、何故かしら強い印象を残します。絵も特徴的で、ちょっと昭和40〜50年代の雰囲気も…。そう言えば、宮原さんの髪型って、花形満っぽよね。
     タイトルは「嫌いは好きよりモノをいう」…誰が誰を好きで、誰が誰を嫌いで、誰が嫌い嫌いも好きのうちなのかは、ご想像にお任せします。全261話の長丁場、大量課金覚悟でお楽しみください。(私は挫折しましたが…)

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    心から応援したくなる2人

     優しくて、面倒見がよくて、Theおねーちゃん気質の高校2年生美幌と、甘え上手なくせに時々見せる男の表情がたまらない一つ年下宮尾君との高校生ピュアラブ決定版! ひと言で言い表すなら、さわやか・かわいい・いやされる、の三拍子揃った、小学生からシニア世代まで安心して読むことができる守備範囲の広い作品です。ひろちひろ先生にとって初連載だったようで、作者さん同様主役の2人の初々しいこと初々しいこと、見ているだけでニヤニヤが止まりません! 最近は「今ドキのこーこーせー、男女交際ここまでやっちゃうの?」てな話が多い中、こちらはどこまでも安心して読めるし、小学生にも胸を張ってオススメできちゃいます。昭和テイストの心から応援したくなる2人の恋物語、こんな高校生活送ってみたかったと追体験しながら、美幌と智英になりきって楽しんでみませんか?

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    押しの一手!

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     4つ年上の大人な彼、桜庭創にほぼ一目惚れ状態の女子高生寧々。創を知るために、早速行動を起こします。卒アルを調べたり、会える保証もないのに大学に押しかけたりと、その行動力たるや、一つ間違えば軽くストーカー!でも、恋する女の子は諦めない!羨ましいくらい創さんまっしぐらです…と、ここまで書きましたが、正直主人公寧々にはあまり共感できない。恋愛初心者がいきなりレーシングカーに乗ったごとく猪突猛進、少女漫画で両想いになったから許されているけど、創さんからしたら、プライベートにズカズカ踏み込まれてきて、かなり迷惑な話だったのでは?
     創さん自身のキャラは全く問題ないけれど、20才の割には老成していません? 大学生でハタチでここまで「大人」は、かえって違和感。あと、作者さんの中ではイケメンなのでしょうが、下瞼というか下の睫毛というか、とにかく眼の下部分がやたら目立って、クマができているように見えるのが玉に瑕かな?
     それでも、お話そのものは面白いです。「押しの一手」という言葉がありますが、まさに寧々のためにある言葉! あ、もちのろんでハッピーエンドです。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    家元発王道ラブストーリー

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     蜜を求めてひらひら、蝶のように花から花へ、女性から女性へ渡り歩いていた佳月が、純恋というたった一つの花を得て、道を開き、道を極めていく物語です。
     蜜樹先生の画は、時代物や異世界物などで特に魅力を発揮しますが、こちらの作品も日本舞踊宗家という特殊な世界を描いているが故に、一層絵の美しさが引き立ちます。
     佳月の婚約者問題、親からの反対、弟との確執などちょっと泥沼ですが、28話分なので、あまり深みに嵌らずにすみます。最後の終わり方が、ややご都合主義なところがありますが、ハッピーエンドに収めるためには仕方がなかったのかな?

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    悪し妻の真の姿

     北条政子、日野富子、コンスタンツェ…悪妻、恐妻と伝えられる妻たちは、その時々を精一杯生きていただけなのに、歴史上、悪妻としておいた方が都合がよかった…という話、このお話のヒロイン水松女の境遇を知るにつけ、十分あり得ると思ってしまいます。大海とむ先生の作品では、ヒーローの方に能力があることが多いのですが、今回は久しぶりにヒロインに能力がありそう…(魔女媚のココちゃん以来?)まだ、その力を十分に発揮するまでには至っていませんが、この先、ストーリー展開に大きく関わってきそうで、ワクワクしながら読んでいます。ヒーローの吉次郎サマは、これまた珍しく裏表がなく、ヒミツもなく、とても誠実で、「水松女、逃すな〜っ」って言いたくなるようなお方。大海作品では、貴重な存在です。
     1話分が100ポイントで不誠実というレビューが散見されますが、コミックスに換算するとほぼ正当な評価なのでは? 出版業界と電子書籍業界は互いを潰し合ってはならないと思います。ポイントのせいで、この作品が正当に評価されないのであれば、こんな残念なことはありません。

    • 1
  8. 評価:3.000 3.0

    20話まで読んだけど…

     今日現在、レビューの評価4.3…この数値の高さについて行けてません。独特の世界観、時間の流れ、描写の工夫、話づくりの緻密さは認めます。けれども、どうしてもそれらが「面白い」とは感じられないのです。物語初頭からその感覚に捉えられたのですが、そのうち多くのレビューにあるような「よさ」に出逢えるだろうと期待して、読み進めました。けれども、無料20話まで読んでも「次も読みたい!」という気持ちは、湧いてきませんでした。感覚が鈍くなっているのかな? ちょっと悔しいけれど、課金は断念します。多分、単純なのが好きなんだろうな…。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    TVドラマから入りました!

     窪田正孝さん主演のドラマ「ラジエーションハウス」の大ファンです。正直、原作の方には全く興味がなかったのですが、大量無料配信にのっかって読み始めました。先にTVドラマから入ってしまったので、窪田正孝さん?本田翼さん?って思わない訳ではありません。けれども、医療関係の表記はTVドラマ以上に専門的(っぽく)かつ、人物の心理描写も繊細で、読めば読むほどハマっていきそうな予感がします。この原作にして、あのドラマありだったのですね。この先、エンケンさんや広瀬アリスちゃんの顔を思い浮かべながら、さらに楽しく読み進めていきたいと思っています。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    13の花束のような物語

     みつきかこ先生の同級生モノで、日英ハーフの世界的な学生起業家と、ごく普通の花屋の看板娘が繰り広げる花束のような物語です。「ラブファントム」の慧さんも「あい・ひめ」の仁兄も家庭的に恵まれず、ヒロインたちと出会う前は、かなり女性関係でヤンチャぶりを発揮していたようですが、この龍クンも然り!でも、雪乃と出逢って、雪乃一筋になるところが、他の作品同様たまりません!!
     花言葉をモチーフに編まれた13の物語は、さしずめヒロイン雪乃の心の有り様を表しているようで、特に「サギソウ」は心が震えます。最終話だけが「The Harvest」花の名前が付けられていません。2人が迎えた「収穫」のとき。何を得たのかは、ぜひ作品を読んで確かめてみてください。

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