5.0
リーズの誠意が物語を救う?!
転生ではなく、召喚でもなく、勿論逆行のはずもなく、寝落ちした後に、乙女ゲームの中に入ったのは、転移っていうの?ヒロイン、いとも簡単に「リーズ」として生きることに順応してしまったけれど、「美佳子」は、それでよかったのかね?元の世界に全く未練がないあたりが、ちょっと不思議でした。まあ、大好きなゲームの世界だったから、「美佳子」も満足していたのかも。
だから、「悪役」クロードを守ると決めてからの彼女の、強いこと、向こう見ずなこと、逞しいこと…聖女の力も、魔力も、その他チートなスキルを全く持ち合わせていないのに、ゲームの記憶と「使用人魂」だけで、周囲の人々を幸せに導いていく様子は、かなりスッキリ展開です。こりゃ、愛と承認欲求に飢えていたクロードが、心を鷲掴みにされても不思議じゃないわな〜。
可愛めの画のためか、クロードは成長しても、リーズの見た目が全く変わらないラッキー設定。おそらく年の差は8歳以上、身分差は果てしなく…にも関わらず、6歳の頃からリーズを想い続け、決して彼女を諦めないクロードの一途さは、絶対推せます。
リーズによって、周囲を恨まない選択をしていくクロード…もし「美佳子」が、「クロードルート」に挑戦していたとしても、このようなクロードを見られたのでしょうか。開始当初の彼と、最終5話分の彼を見比べながら、いろいろ妄想してみるのも、楽しい作品です。
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異世界転生したら、推しの敵役のメイドになりました