Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,692
いいね獲得
21,965
評価5 38% 647
評価4 34% 581
評価3 22% 367
評価2 4% 70
評価1 2% 27
51 - 60件目/全408件
  1. 評価:5.000 5.0

    本当にわんこかな?(笑)

     微妙女子&年下男子のむずキュンな関係を描かせたら、天下一品!年下カレシをもつのも悪くないと思わせてくれる、丹沢ユウ先生の年下わんこモノです。
     いくら格安リノベ物件とはいっても、31歳でマンション購入、すごいよね、夏海。(ちょっとケチはついたけど…笑)それだけ、行動力、決断力があるのに、片恋相手の昴へは、具体的にモーションをかけなかったんかーい、10年間も!(まあ、関係壊したくないわなぁ…)そして、周くん、ホントに手違いですかぁ?手違いだよねぇ、でもさ…ってことで、周の心のうちが、とっても気になります。
     さて、周は本当に大型わんこ?それとも、わんこの皮を被ったオオカミ?もう恋なんかしないと決めていた、赤ずきん夏海ちゃん、どうかご用心!(笑)

    • 5
  2. 評価:5.000 5.0

    リーズの誠意が物語を救う?!

     転生ではなく、召喚でもなく、勿論逆行のはずもなく、寝落ちした後に、乙女ゲームの中に入ったのは、転移っていうの?ヒロイン、いとも簡単に「リーズ」として生きることに順応してしまったけれど、「美佳子」は、それでよかったのかね?元の世界に全く未練がないあたりが、ちょっと不思議でした。まあ、大好きなゲームの世界だったから、「美佳子」も満足していたのかも。
     だから、「悪役」クロードを守ると決めてからの彼女の、強いこと、向こう見ずなこと、逞しいこと…聖女の力も、魔力も、その他チートなスキルを全く持ち合わせていないのに、ゲームの記憶と「使用人魂」だけで、周囲の人々を幸せに導いていく様子は、かなりスッキリ展開です。こりゃ、愛と承認欲求に飢えていたクロードが、心を鷲掴みにされても不思議じゃないわな〜。
     可愛めの画のためか、クロードは成長しても、リーズの見た目が全く変わらないラッキー設定。おそらく年の差は8歳以上、身分差は果てしなく…にも関わらず、6歳の頃からリーズを想い続け、決して彼女を諦めないクロードの一途さは、絶対推せます。
     リーズによって、周囲を恨まない選択をしていくクロード…もし「美佳子」が、「クロードルート」に挑戦していたとしても、このようなクロードを見られたのでしょうか。開始当初の彼と、最終5話分の彼を見比べながら、いろいろ妄想してみるのも、楽しい作品です。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    悪役令嬢(な妻)です!←自称(笑)

     なぜ「悪役妻」ではなく、「悪役令嬢な妻」なんだろう…と思いきや、読み始めて、すぐに分かりました。だってバーティア、全っ然変わっていないんだもの…(笑)本当に人妻っ?ってくらい、通常運転。もう、安心安全の夫婦漫才です。
     セシル殿下が、がっちりホールドしているので、さすがに二人の仲を邪魔する世間知らずは、出てこなそう。そのかわり、バーティアの盟友リソーナに、バッドエンドの危機が…。それを回避すべく立ち上がったのが、我らがバーティアってことで、名付けて「悪役令嬢身代わり大作戦」…リソーナの代わりに、バーティアが悪役令嬢の役割を果たすっ!?はい、ここでタイトル回収、確かに「自称悪役令嬢な妻」ですわ。
     ここから先、バーティアによる善意の大暴走と、それを緩〜くコントロールする腹黒セシル様のあれやこれやを見られると思うと、楽しみでなりません。夫婦としての甘々なシーンを、期待しないといったら嘘になりますが、やっぱりこの二人のわちゃわちゃ感は、最高です!セシル様の愛に溢れた「バーティア観察記録」、超絶おすすめです。

    • 45
  4. 評価:5.000 5.0

    発想転換のバリアフリー物語

    人は皆、何かがない子である。
    人は皆、誰かの適切な導きが、必要である。
    人は皆、見方を変えてくれる一言が、大切である。
    人は皆、発想することのできる生き物である。
    人は皆、勇者の子孫である。
    人は皆、「英雄の傷跡」である。

    これは、人は皆、何かをもたないで生まれてきてしまうけれど、その何かを補おうと、工夫し、努力し、認め合うことによって、自分の人生の主人公になれるんだということを、魔術師クノンの姿を借りて、伝えてくれる物語である。(と、自分は思っている)

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    和菓子が結ぶ、無表情プリンスの恋

     Carawey先生の画によるコミカライズ、頑張り屋ヒロインは、誠実でお茶目で魅力的、そして、定番の切長流し目ヒーローは、もちろんクール系イケメン。いつもながら、眼福です!
     それにしても、堅物御曹司という設定は多々あれど、本作の智暁氏ほど、無表情で、塩対応で、融通が利かないようにに見えるヒーローも、珍しいかもしれません。だから、ヒロイン優季から見ての第一印象も、最低最悪…身代わりで一目惚れして〜なんて、ご都合主義じゃない流れが、かえって手応えを感じます。
     表情豊かで、はっきり物申す優季に対して、顔色一つ変えず、ひたすら押しの一手で、アプローチを続ける智暁…一体、何がそこまで彼を駆り立てるのか、今後の展開が楽しみです。そして、ふとしたときに見せる、彼の切ない表情…その心のうちも気になります。
     和菓子が結ぶ恋…堅物御曹司の一方通行Love が、優季に届く届くことを信じて、星5です。

    • 3
  6. 評価:5.000 5.0

    名前覚えろよ💢って、思っていたけれど…

     初めて「シンデレラ」の物語に触れたときは、単純にハッピーエンドに憧れた。少し小慣れた頃には、「顔だけかよ」と、思い始めた。王宮等に関する知識がついてくると、「元低位貴族もしくは平民と、王子様の結婚?それ、設定上無理っしょ」と、揚げ足取りをする始末…。自分の「成長」に伴って、自分内でのシンデレラ物語の意味付けは、随分と変わってきたようです。
     こちらの「シンデレラ」も、そんな新解釈に基づくお話の一つ。まさか、正ヒロインのシンデレラが、こんなはちきん娘だったなんて…(笑)義姉のアデリーナのほうが、よっぽど「元祖シンデレラ」のイメージに近いかも?「王子」の謎も、この解釈なら納得。初めから運命の女性ありきで、そんな相手を探していたのなら、エラの魅了の虜になってもおかしくなかったよね、アレクシス?
     仕方なくアデリーナと結婚した彼が、彼女の名前を延々と間違え続けるお約束、その度にツッコミを入れたくなる落ちネタなど、毎話小気味良いテンポで物語は進みます。けれども、そんな楽しい名前ボケツッコミの陰に、実は、あんな切ない事情が隠されていたとは…原作者先生に、最大限の拍手です!
     さて、雨降って地固まる?一難去ってまた一難?アデリーナ、スローライフを満喫できるのは、もう少し先のことのようだよ?(笑)

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    トゥロバンチャ発竹取&若草物語

     求婚してきた貴公子たちに、それぞれ課題を与えた輝夜姫。結局、誰も彼女の課題をクリアできず、輝夜姫は全ての求婚を断って、月に還ってしまいます。じゃ、残された貴公子たちは…?これは、原作がバッドエンドを迎えることを憂えた輝夜姫こと、「正ヒロイン」レベッカ=マッキオーネが書き換えた、新たな輝夜姫の物語なのかもしれません。ただし、設定は、「若草物語」に置き換わったようですが?!
     ところで、このお話、主要キャラともいえるメンバーが、実に多い!新ヒロイン?は、ベルキオ家の末娘リリアナですが、彼女の3人の姉たち+そのパートナーたちのキャラの、立っていること、立っていること…誰一人として、モブ感がありません。そして、田舎で隠遁生活を送っているはずの、リリアナの実兄アンドレア…姉妹を見捨てた感がありますが、この物語を構成する上で、実は彼の存在が、とても重要な鍵となっているような気がします。
     原作の主人公‘sと3人の姉たちが、次々と結婚し、なぜかしら義兄3人たちは、リリアナの愛情を奪い合うなど、一見とっ散らかったように見えるこの流れ…けれども、その根底には、「リリアナの命を守る」という共通の願いがありました。コメディーテイストながら、実は、結構シリアスな所以です。
    「愛する家族とおいしいものを 一生一緒に食べること」…果たして、リリアナの願いは叶うのでしょうか。竹取物語テイストの若草物語、謎解きと答え合わせが楽しみな星5作品です。

    • 48
  8. 評価:5.000 5.0

    その瞳に映すのは…

     雇用機会均等法、ジェンダーレスと、一見、性差の関係なく活躍できる社会になりつつあるものの、男性が本気で暴力を振るおうとしたならば、その体格差、体力差から、女性が抵抗できる可能性は、かなり少ないのではないだろうか。
     この物語のヒロインメルティアも、そんな被害者の一人。どんなに気高い精神を備えていても、それを発揮できる環境に恵まれず、さらに自尊心をへし折られては、人は輝けない。男を前にすると、目を開けられないというのは、自分の尊厳を守ろうとする、せめてもの彼女の防衛手段。トラウマというひと言で、片付けたくはない。同時に、モラルと法律に守られている現代社会は、感じている以上に、実は生き易い世界なのかもしれない。
     ヒーローのアルトルは、メルティアの印象とは異なり、とても紳士的。ここからも、自分たちに都合のよいように情報を操作してきた王国の悪意を感じる。一見、ただの政略結婚のように見えるアルトルとメルティアだが、彼女の意思を尊重し、大切に扱うアルトルの行動から、どうもそれだけではなさそう…溺愛の種火が見え隠れ?
     視線を合わせなくてもよいときは、アルトルに慣れてきたメルティア。相手の気持ちに寄り添って、信頼を積み重ねようとするアルトルの姿勢が素晴らしい。メルティア、あなたの世界にも、その瞳に映す価値のある男性は、たくさんいるはずだよ。アルトルも、きっとその一人。これから、二人の距離がどんどん近付くことを期待して、星5決定!

    • 45
  9. 評価:5.000 5.0

    無自覚刷り込み青田刈り物語

     まだ初恋も経験していない、孤独な少年の心を救ってくれた、年上の優しいお姉さん…これ、絶対好きになってしまいますがなぁ〜!まあ、並の男の子なら、そんな甘い思い出を胸に秘めつつも、思春期特有の欲と興味関心とで、目の前にいる手頃な女の子に走っちゃう可能性大。
     でも、一色蓮は、そうじゃなかった!なみいる女子には塩対応、会えるかどうかも分からない三鈴和花を想い続けて、はや十数年、ついに運命の再会を果たしてしまうあたり、さすがにお約束(笑)漫画の世界は、こうでなくっちゃ!
     それにしても、無自覚刷り込み青田刈りの和花さん、「もしも」初恋の神崎主任に向かって、一歩踏み出していれば、「もしも」神崎樹が大人の男ぶりっ子をしていなければ、彼女を取り巻く恋愛模様も、随分違っていたはず。22歳の一色くんにチャンスが回ってきたのは、若さ故の彼の一途さが、功を奏したのかもしれません。
     女子が年上の8歳差に対する、社会の偏見をものともせず、ストレートな愛情表現を、日々滝のように浴び続ける一色くん。その糖度高めのワンコぶりは、和花でなくても、ハマりそう。二人の足を引っ張るサイコパス的な登場人物も、珍しく出てこないので、いろんな甘さにどっぷりと浸ることができます。安全安心の星5作品、お薦めです。

    • 7
  10. 評価:5.000 5.0

    フルカラーで、ぐっと読みやすく⤴️

     大好きな作品のフルカラー版ということで、期待しながら読み始めました。心配していた雑な色付けなどはされておらず、ある意味、モノクロ版より見やすくなっていると思います。もちろん、その分10ptお高いのですが…(笑)
     もともとヒロインのユイが、白髪な上にトパーズ色の瞳であるために、モノクロ版だと、表情が分かりにくかったり、背景に溶け込み過ぎたりしている印象がありました。その点、カラーだと、ぐっと認識しやすくなりました。ただ、白黒の線ならではの、繊細な世界観は、やや失われたかも…要は、好みですよね。これから読み始めるのなら、フルカラーのほうが読み易いかもです。
     さて冒頭では、ユイがとっても辛い目にあっていて、目を背けたくなるほどです。でも、ここで諦めずに、ぜひ読み続けることをお勧めします。因みにモノクロ版では、コミカライズならではのオリジナル展開多めの領域に入っていて、目が離せない状態。こちらのフルカラー版も、早くそこまで追いつきますように…。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています