4.0
可愛さ余って憎さ百倍…的な?
惜しい…実に、惜しい。つかみはオッケーだったのに、回が進むごとに登場人物たちの迷走ぶりが顕著になって、好感度ダダ下がり。せっかくの謎解きミステリーが、陳腐なものになりつつあります。
まず、ヒロインが罪を犯したという、ハンデを背負っての登場。たまにある設定だけれど、やっぱり興味を惹かれます。本当に罪を犯したのか、はたまた、誰かを庇っているのか、事件の真相は?ということで、この物語の屋台骨ともいえそうな、大きな謎です。
先代レイナス公爵が、リハネルとジャネットとの結婚を遺言で命じたことも謎。ジャネットが起こした聖堂放火事件と、何か関わりがあるのでしょうか。
ジャネットの体に残る暴行の跡も気になります。無感情のようで、強気なようで、実は何かを非常に恐れている様子。
そして、リハネル。公爵という貴族最高位にありながら、その育ち故に、ネガティブで劣等感の塊のような考え方をする残念ヒーロー。血は争えないというけれど、三つ子の魂百までもで、それがジャネットの扱いにも、影を落としています。
さて、ジャネットの「血の記憶」によって、リハネルは何を視ることになるのか…「私を軽蔑するあなたに」…ジャネットを軽蔑するリハネルが、真実を知ったとき、そこに何が残るのでしょうか。興味深い展開なだけに、ここから主役二人のスマートな活躍を、大いに期待したいと思います。
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私を軽蔑するあなたに