Mayayaさんの投稿一覧

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評価4 35% 554
評価3 21% 330
評価2 4% 63
評価1 2% 24
551 - 560件目/全942件
  1. 評価:4.000 4.0

    多少既視感はありますが…

     この作品の第一印象は、「私と上司の内緒の事情」と「鬼神課長は甘さでできている。」を足して2で割ったような…???直属上司と部下の「秘密」ネタという基本設定に加えて、ヒロインはるかのキャラが、「私と〜」のひなや「鬼神課長〜」の萌と、重なるところがあるからかもしれません。もちろん、この3人の中では、今作のヒーローはるかが、一番仕事ができますが…。(あとの二人は、結構ポンコツ💦)誤解されがちな、でもよく見るとイケメンだった!中間管理職ヒーロー設定も、似ているかもです。
     上司と部下だから、元々のスペックも人生における柵もパワーバランスも、上司、つまりヒーローのほうが断然上!そこからドジっ子ヒロインが、どうやって難局・障害を乗り越え、ヒーローを攻略?していくかが、この手のお話のキモですね〜。出来の悪い子ほど、かわいい的な?はるかと司も、その流れにしっかりと乗っかって、毎度ハラハラさせつつ、甘々に向かって絶賛爆進中です。
     多少既視感はあるものの、安心・安全な煙たがられ上司とポンコツ部下モノ、星4つは堅いかな〜。(でも司さ〜ん、新入社員を早々に退職させたら、いかんぜよ〜。)

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    拗らせ合戦、愛が重いのは?

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     異世界ファンタジーのむずキュン女王(勝手に命名)琴子先生作、究極のすれ違いラブファンタジーです。どこがすれ違いかって?それは、ヒロインシェリーが「大好きです!」と伝えている間は、ヒーローノエルはそれに応えることができず、ノエルが婚約を申し込んだときは、シェリーはそれを喜ぶことができず(制約魔法のせいですが)…この焦れ焦れ感、琴子先生、さすがです。
     お話は、シェリー目線で語られるターンとノエル目線で語られるターンとで、交互に構成されていますので、読者は二人の気持ちを見誤ることなく、安心して読み進められます。ときには、二人の悩みや苦しみに、胸が締め付けられそうにはなりますが…。
     それでも、この物語のキモは、やっぱり制約魔法後のノエルの溺愛っぷり。それまでの想いが一気に溢れたかのように、冷たくされても、すげなくされても、シェリーに想いを伝え続けます。まさに女の子の夢!
     押して駄目だったわけではなく、引いて効き目があったわけでもないけれど、この制約魔法がきっかけで、お互いへの想いが深まったとしたら、結果オーライかな、シェリー?でも、より愛が重かったのは「君の一生を見届けたら すぐ、俺も後を追いますから」なんて真面目な顔をして言ってくる、ノエル様のほうかもしれませんね。星は楽々5超え、お勧めです!

    • 15
  3. 評価:5.000 5.0

    必ず最期に愛は克つ!

     3話までの憎しみに満ちたプレタと4話以降、つまり6年前の愛らしいプレタと、何故にこうも違うのか…それはひとえに、「愛」のある無しの違いでしょうか。人は愛によって変わるのか…この永遠の命題を、異世界ファンタジーの舞台を借りて取り組んだ意欲作です。
     第3皇女でありながら、その出自と風貌のせいで、「呪われた子」として、虐待を受けながら育ったプレタ。そんな「妹」のことを気にかけつつも、勇気を出せず、結果的にプレタを見捨てることになってしまった第2皇女セザンヌ。命が尽きる最後の瞬間に、二人が交わした「約束」から、新しい物語が始まります。
     プレタが救い出されて以降、ダリアン太公キリア(プレタの実母の弟)とセザンヌとの絡みは、どちらかというとほのぼの〜。なんやかやで、溺愛のにおいプンプンです。一方、獅子やらドラゴンやら「召喚獣」も登場して、異世界スペクタクルファンタジーとしての側面も楽しみ♡
     でも、この物語の一番の柱は、「愛されて育つことの大切さ」ではないでしょうか。子どもに対する虐待、大人としての責任、声を挙げる勇気、手を差し出す行動力…現代社会でも目を背けてはならない事実が、この物語の中に散りばめられている気がします。
     60ptはちょっとお高めですが、ボリュームからすると十分満足。やり直しのチャンスを与えられたセザンヌが、様々な妨害と闘いながら、プレタを守り抜くことを期待して、星5です。

    • 127
  4. 評価:4.000 4.0

    現代人の推し活、なめんなよ

     異世界転生ネタだと、ヒロインの役どころは大体が悪役令嬢で、転生前は何かしらスペックがある場合が多い。でも、今作のアンナは、元普通の女子高生で、転生後はモブメイドで、アドバンテージは「聖闇」の愛読者だったことくらい…それさえも、早々に設定が変化してしまっているらしいから、正直丸腰状態!モブが、どうやってヒロインにのし上がって?いくのか、クラウス様のお手並み拝見です。
     アンナの武器はただ一つ「推し愛♡」…現代人の推し活なめんなよ!とばかりに、呪いに苦しむクラウスを癒すために、一生懸命です。それこそ、自分のことは差し置いて、クラウスと聖女とを結び付けることが、最善と考えるほどに。(ま、原作がそうだから)でも、クラウスは…ってところが、ツボですねー。
     キャラクターひとりひとりが丁寧に描かれていて、画の感じは好みなのですが、一コマに描かれている人物や吹き出しのサイズが大きめで、個人的にはちょっと読みにくい印象があります。(星マイナス1)
     これから、様々な当て馬女子キャラが出てきて、いろいろ邪魔してきそうですが、クラウスの俺様っぷりとアンナへの溺愛っぷりを見る限りは、多分大丈夫でしょう。クラウスを救えるのは、アンナただ一人!(きっと…💦)モブから正ヒロインへ、アンナよ駆け上がれ!

    • 35
  5. 評価:3.000 3.0

    前半⤴️後半⤵️キュンからダークへ(涙)

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     無料分試し読みで、これだけキュンキュンわくわくさせといて、後半はドロ沼って、一城咲センセ、そりゃないぜ〜〜〜(涙) って感じです。
     まず、前半。ヒーロー樹のアプローチが、いい!一途な感じが、いい!ひたむきさが、いい!10歳差が美味しく感じられるようなシチュエーションで、グッとハートを鷲掴み、あとはヒロイン綾音が、どうやって気持ちを変化させていくのかなあと、そこからの展開を楽しみにしていました。
     なのに後半、樹の元カノ結愛が出てきて、物語のテイストが一転、サスペンスかホラーかって雰囲気になった展開には、びっくり!!単なる元カノなだけだったら、まだ対処法もいろいろあっただろうけれど、この結愛っていう人、病的なストーカー気質、はっきり言って怖い女です。この人のせいで、後半はイライラ99%の内容になってしまいました。とりあえず、ハピエンではあったけれどね…。
     でも、考えてみれば、前半樹が綾音に対して食い下がったことも、見方を変えればストーカー行為?ヒーローとヒロインだし、上手く結ばれたから、結果オーライだけれど、樹のやっていたことと結愛のやっていたことは、実はそんなに違わないのかも…。星は、真ん中をとって3かなぁ。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    結婚って…しなきゃダメなものですか?

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    「有機野菜もいいけど 私はカップ麺でいいの」(カップ麺大好き♡ 毎日毎食じゃ飽きるけど…)
    「1人で暮らせるだけの収入も 一生モノの趣味もあるし」(リストラされなければね…)
    「正直結婚なんてしなくても 今が幸せだから」(うんうん、それはよかった)
    「28歳という自分の年齢に 焦りが全然ないと言えば 嘘になるけど」(出産のことを考えれば、確かにそうかも…)
    『それが本心からの焦りなのか ただ周りに言われるからなのか 分からないし』(うん、言い得て妙!)

    桜のこのくだり、すごく共感できました。世間の目や出産・子育てのことを考えなくてもよいのなら、桜のように「結婚って…しなきゃダメなものですか?」と感じている独身者、きっと少なくないと思う…付き合っている人がいなければ! ぱか丸くん、もとい、三次元の世界で司と出会ってしまった桜は、これからどうするのかな?
     現実世界と並行して、「あにまる村」の世界も描かれているところがツボ。クールな傲慢社長瀬名司の素の部分を、ぱか丸くんとして垣間見ることによって、司がグッと魅力的な人物になりました。勿論、自信と劣等感が程よくミックスされた、ガッツある桜の姿も、ヒロインとして文句なしです。
    「結婚って何なんですか?」この永遠の命題に、桜と司がどう向き合い、どんな結論を導き出していくのか、これから興味深く見守っていきたいと思います。フルカラーのためか、ちょっと画がかための印象なので、そこだけ星マイナスで…。

    • 7
  7. 評価:3.000 3.0

    謎に満ちた壮大な物語の予感、でも…

     アイルとは?リーシャの生い立ちは?異能とは?ヘリオス皇子の立ち位置は?皇帝陛下の力とは?そもそも賎民思想が根付いている国家とは?そして、この物語の向かう先は…?あまりにも謎が多くて、時系列を整え、用語を整理しながら読んでいかないと、大事なことを見落としそうな、そんな謎に満ちた壮大な物語の始まりの予感です…が、作画はこれでよいのぉ〜?
     仮にも「女性漫画」を謳っているのだから、もう少し女性漫画寄りの画にできなかったかなー。特にキャラクターデザインが、少年漫画のようで、「◯RAGON ◯ALL」に出てきそうか?と思いながら、読み進めています。(あくまで個人の好みの問題です)
     教育を受けるどころか、人間として扱われてさえもこなかったリーシャ。自分を卑下することに、慣れてしまっている姿勢には、国家に対して怒りさえ覚えます。そんなリーシャが力を得て、どう自分を成長させていくのか…単なるファンタジーだけでは終わらない物語を期待しています。

    • 3
  8. 評価:4.000 4.0

    手なずけるど根性様イスティナ

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     レビュー評価かなり低めですが、確かに前半は、ラオンに対するイスティナのゴリ押しが鼻について、読む気が失せがちだったかも…。それでも、イスティナに対するラオンの態度が変化し、リリアナが転生してくる頃には、大分面白くなってきたと思います。
     そもそも、イスティナ(の中の人)、あれほどラオンに嫌われていたのに、物凄いハンデがあったのに、よくもまあ諦めずに七転び八起きのど根性で、ラオンに食らいついていったよね。他の男子に見向きもしない「ラオン愛」の深さは、あっぱれとしか言いようがない。「帝国の女神」の結末を知っているくせに、複数の男性ヒーロー攻略を目論んでいた転生リリアナとは大違い!
     いじめっ子が手のひら返しで、気持ちが悪いとの説もあるようだけれど、本当にいじめがなくなって、仲良くしてくれるなら、絶対そっちのほうが安心で嬉しい。ラオンだって、すぐにイスティナを許したわけではなく、何年もかかっての両想い、イスティナにとって、決して楽な道ではなかったのでは?
    「手なずける」って聞こえはよくないけれど、イスティナの願いはただ一つ、ラオンの死を回避すること。そのために、あらゆる手段を使って、ラオンを守ろうとするイスティナ。こんなに愛されていることが分かったら、そりゃ絆されちゃうよねー、ラオン?

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    偏頭痛王子はシンデレラに目覚めさせられる

     イケメンハイスペック御曹司かなんか知らんけれど、30にもなるのに、これまでスペック狙いの女たちしか、引き寄せられなかったってことでしょ?基クン。意地悪な言い方をすれば、人間として底が浅いってことじゃない?挫折を知らずに育った人間は、往々にして挫折に弱い…だから、今更だけれど、沙耶みたいな苦労を知っている女性と出会えた幸運に、感謝してほしいなぁと勝手に思っています。
     もちろん沙耶には、そうそう簡単に、基に落ちてほしくない。この勘違い俺様を少し、いえいえ、そーとーやきもきさせてほしい。教養もプライドもあるあなたには、相手を見極める目があるし、見極めどきも分かるはず。現時点では、ヒーローとしてクルクル天パの基クンを推しますが、どーしてもこの男がアカンかったら、他の第2、第3候補に目を向けても、読者は全然怒らないと思うよー。
     偏頭痛もちの俺様王子サマは、本物のシンデレラと出会って、人間として、男として成長を遂げられるのか…これから楽しみに追いかけていきたいと思います。基の、女性を軽く見た発言が気になったので、星5は付けず、4ということで…。


    沙耶 基

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    だんだんハマってくる!

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     話が進むにつれ、面白くなくなってきたというご意見も少なくありませんが、自分は逆。正直、物語の柱はどこにあるのか、ブレまくっている気がしますが、少なくとも人物は魅力的になってきました。
     まず、ヒロインのレアナ。ニートライフ希望か何かは知らないけれど、初めの頃は、ほとんど没個性。やけに達観しているふうで、全然面白味がありませんでした。話数が進むにつれ、ようやくお上品なお人形さんが、人間らしくなってきたって感じ。
     対ヒロインのミア。登場時はとにかく騒がしくて、ギャーギャーうるさくて、全く魅力が無かった。急に自分を見つめ直したことは(笑)だけれど、思慮深く行動するようになってからは、好感度⤴️
     原作には出てこない皇帝の弟ルマン。悪役っぽい立ち位置だけれど、本当にそうなのかな?彼がいるから、ややもすると冗長になりがちな物語が、引き締まってくる…。
     一番変化したのは、ヒーローの皇帝ウォルシュ。まあ、腹立つくらいの冷血漢だったのに、最近はレアナにメロメロ〜。こんな可愛い表情をするようになるなんて!って感じですかね。
     ストーリーの柱が、レアナとウォルシュの愛情物語にあるのか、それとも帝国の転覆にあるのか、あるいは二兎とも追うのか、ここまで話数が進んでもぼやけがちなのは、もしかして作者さん自身、まだ決めかねているから?それなら、登場人物たちのキャラ変も納得できます。
     レアナとウォルシュ、ミアとテリア、シヴァとポールが結ばれることは既定路線として、その他はどこに着地するのか、まだ見通しがつきません。だからこそ、エンディングを予想しながら、このダラダラとした物語を楽しんでいくのも、また一興かと…。

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