Mayayaさんの投稿一覧

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  1. 評価:4.000 4.0

    セティスがどんどんどんどん甘くなる!

     画は幼稚で好みじゃないし、ヒーローもヒロインも主人公らしくないルックスだし、291話もあるし、無料分173話もなければ、多分読まなかった。読み始めても、さして面白いとは思えなかったのに、中毒性がありますね、この作品。読めば読むほど、セティス様もニーナも魅力的に見えてきたから、不思議です。ニーナが一生懸命で、セティス様がそれを見守って、二人で力を合わせて…というか、同じ方向を向きながら、一つ一つ目の前の課題を解決していく…そこがいい!まるで、テレ朝系日曜朝の戦隊シリーズやプ○キュアシリーズと同じ匂いがします。(単純に勧善懲悪好き)
     いろいろ疲れたときに読めば、元気になれるかものこの作品、願わくば、無料話数をどーんと増やすか、1話分を29pt程度にしてもらえれば、ありがたいかも?!だって、291話もあるんですよ〜。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    日本でいうところの「マタギ」

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     これが少女漫画?リツとジーク、お試し婚の二人が徐々に距離を縮め、心を通い合わせていくところは、確かに少女漫画的。けれども、極寒の地の暮らしは過酷を極め、狩りの仕方、肉の処理のしかた、毛皮の作り方、保存食の作り方、木彫りの熊の作り方(?)などなど、まるで美食漫画か紀行漫画。少女漫画にしては、随分毛色が違います。「結婚」を描いているのに、まるでサザエさんとマスオさんのように、見事にそれらしい表現は描かれていない。せいぜい「匂わせ」る程度。それでも、ジークが妊娠して、出産までしちゃうんだから、やっぱり本物の「夫婦」だったんだね?!
     それにしても、ジークに目が行きがちだけれど、リツの魅力も捨てがたい。優しくて、実は強くて、働き者の領主様です。白髪がトレードマークの北の雪男、これでも貴族だけんね。
     リツたちの生活は、日本でいうところの「マタギ」の暮らしと共通するところがあり、なかなか興味深いです。自然の恵みに感謝しつつ、ゆっくりと流れていく時間を楽しむ二人を、これからも応援していきます。

    • 3
  3. 評価:5.000 5.0

    小田原工務店後継者養成物語

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     太陽のように明るい笑顔の男の子を描かせたら、餡蜜先生がピカイチでしょう。こちらの作品のヒーローかっちゃんも、そんな一人。辛い生い立ちにも関わらず、「大工になって、家族が住む家を建てたい」という夢をもったことによって、一人前の大工を目指すようになりますが、その姿は超ポジティブ!見ているだけで、元気をもらえます。工具を恋人のごとく大切に扱いつつ、時には、車田正美先生の往年の名作「リンかけ」や「聖⭐︎星矢」レベルの必殺大工技を繰り出す様は、まさにマニアック!こんな大工さん、ホントにいたら楽しいかも?!と思わせてくれます。(モデル、いるんじゃない?)
     一つ屋根の下、様々な困難?を乗り越え、愛を育んできたカンナとかっちゃんは、「キッスは禁止 デートは父同伴!」の壁を打ち破り、見事ゴールインを果たしますが、これって、かっちゃんの親方であるカンナ父の策略だったんじゃないのかな?つまり、小田原工務店の後継ぎとして、かっちゃんに婿養子の白羽の矢を立てちゃっていたとか…。だって、年頃の男女を一つ屋根の下に住まわせるなんてさぁ…考えすぎか。
     大工という仕事への理解が深まるとともに、ものづくりに対する真摯な想いも伝わってくる良作です。一読をお勧めします。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    前半は完全無欠のクズ男、後半は…

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     顔がよくて、職業がパイロットなら、この世界は俺のもの、完全無敵の遊び人になっても可笑しくはない。まあ、60、70過ぎても、そんな生き方が通用すると思っているのなら、(笑)だけれど…。高嶺クン(名前が悪い?)、そのハイスペックに品格が伴えば、より充実した人生が送れるだろうになぁと、哀れに思わずにはいられません。とにかく、前半は可哀想なくらいクズ男です。
     ヒロインちひろは、今も昔もこんな顔だけ男の、一体どこがいいんだろ。中身は単なるいじけ男なのに、惚れた弱み?自分磨きをして、高嶺を振り向かせようと奮闘しますが、こんな男にかける時間もったいなくね?
     後半は、予定調和でヒロインの粘り勝ちで終わりますが、高嶺の質が質だけに、どーも応援する気になれない。ちひろ、顔の質は多少落ちるけれど、世の中には高嶺よりまともな男が、案外いっぱいいるもんだよ〜。

    • 4
  5. 評価:4.000 4.0

    等身大チャラ男のハツ・コイ

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     ヒーロー(?)一ノ瀬海は、来るもの拒まずのモテチャラ男。その海が、ある時を境に、幼馴染みの小鳥遊リコのことが気になり始めて…一途になって…と、ここまでは少女漫画のテッパン!夢見る乙女にとっては、大好物のネタです…が、この海クン、また女遊びを始める時期があるんだよなぁ…。ま、完全に彼の勘違いだったんだけれど、自分の恋を諦めたら、すぐに他の女の子(マジ恋ぢゃなくて、不特定多数)に行っちゃうその軽さが、どうしても性に合わない。やっぱり、フラれたと思っても、一定期間は誠実一途でいてほしいなぁと思うのは、お年頃の男の子には酷な話なのでしょうね。女の子のほうから据え膳上げ膳状態なんだから、モテ男からすると、ごく普通の行動?ある意味、キレイゴトではない等身大の青春を描いていると思います。
     少女漫画ジャンルだけあって、直接的な性的描写はほとんどなく、画の可愛さもあってピュアなお話の印象がありますが、匂わせを信じると、主要男子メンバー3人の私生活はなかなかのモノ。こういう付き合い方をする高校生も、それなりにいるんだろうなぁ…。そこんとこ、ちょっと残念なので、星マイナス1で。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    千景さま、兎鞠のこと、どう思ってる?

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     閻魔さまって、漫画にしやすいのねー。それも大体は、イケメンキャラ!本作の「千景」さまも、その例に漏れずハイスペックなイケメン、ただしその仕事っぷりはテキトーで、いつも脱走することばかり考えている、微妙に残念な役どころ。ここに、偶然が重なって、補佐役兼婚約者になってしまったヒロイン兎鞠がいい感じに絡み、もうドタバタドタバタ、タグに「ギャグ」や「コメディー」がないのが不思議なくらいです。
     ところで、こちらの千景サマ、ヒーロー史上最も気持ちが掴みにくい男!兎鞠のことを気にかけているようで、捨て置いているようで、やっぱり好きなようで、何とも思っていないようで、ほんっとむずキュンイライラさせられます。まあ、それもそのはず、千景は「好きという気持ちが分からない」のですから。73話完結でよかったです。これ以上長いと、兎鞠がかわいそう?過ぎるので…ラストは本当に「閻魔次第!」でした。こんな面白い面々が待っている地獄なら、一度行ってみてもいいのかな…?

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    何てったって、リゼル推し!

     異世界モノにありがちな設定に慣れるまでのもどかしさはあるものの、また、やはり異世界モノにありがちな名前や地名が頭に入りにくいキツさはあるものの、そんなことはどうでもよくなるくらい登場人物たちが個性的で魅力的な作品です。
     寡黙で認定ランク以上にハイスペックなジル、冷静沈着なふりして心は激アツのスタッド、見た目も中身も忠実なワンコのジャッジ、ズルくてワルくてネコ科の元?盗賊首領イレヴン、いずれの面々も強烈な癖の持ち主ばかり!そして、その癖の強い彼らを、アルニコ磁石のように強力に引き寄せるのが、本作の主人公リゼル。どこかの国の宰相サマで、抜群の政治力(人ころがし)の持ち主です。
     このリゼルが、ここ最近のイチ推しキャラ。賢さ、度胸、品格、人たらし、先見の明、駆け引き、微笑み(笑顔とは違います、あくまで微笑み)などなど、とにかく全てが好み!理想!ど真ん中!もちろん顔も…こんな彼が率いる冒険者のパーティー、次に何を始めるのか、毎話わくわくしながら読んでいます。
     場当たり的なようで、実は全て計算済み。掌の上で、周囲の人々を転がしながら、思いどおりに人生を進めていくリゼルの冒険から、当分目が離せません。誰が何と言おうと、星5超で絶賛お勧めです。

    • 9
  8. 評価:5.000 5.0

    「だの」

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    「友情より恋情の方が大事って 誰が決めたんです?」「大事なのは気持ちだから 名前はどうでもいいです」こう言ってのけるようになったのが、高校生の苗床かのこ。転校歴108回の成果?として特定の友達をつくらず、影に潜むフィクサー的な立ち位置だった彼女は、高校では何と生徒会長にまで昇り詰めました。一人の時間が長かったからこそ、そして、友達の大切さに気付いたからこそ、かのこの言葉や行動は、彼女そのものでブレることなく、周囲の心ある人たちを魅了して止みません。故に、椿君や矢吹会長のような「大物」を釣り上げて、生簀で泳がせていられるんでしょうねぇ…。(本人無自覚)
     それにしても、かのこはやっと「友情」に慣れてきたところなので、「恋情」についてはまだ扉の前に立ったばかり。でも、「椿君の隣に立っていたい」「俺は間近で お前のことを見ていたいだけだから」と言い合える二人だから、これからも二人のペースで「愛だの恋だの」を育んでいくんだろうな。とりあえず、今のところかのこ様は、転校だの友情だの「だの」の部分に時間を割きたいそうですから…。どう生きるのか選ぶのは自分だということを、かのこの姿を通して考えることができる良作、星5でお薦めです。
     中学校編「笑うかのこ様」を読んでいなくても十分楽しめますが、かのこと椿君のそれぞれの成長をより楽しみたかったら、やはり中学校時代の二人に会ってきてからのほうがよろしいかと…。

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  9. 評価:3.000 3.0

    箱入り娘はびっくり箱!

     スターツ出版Berry’s COMICSだから、夢見る乙女を裏切ることはないと思っていますが、時々、まじっ?って思うような設定があります。この作品もその一つ。ある意味、びっくり箱!
     まず、イケメンハイスペック社員が、よく女子社員に囲まれ、あるいは追いかけられているけれど、あれって実話?だとしたら、日本経済界が元気がないのも頷ける。
     政略結婚もよく出てくるネタだけれど、ある程度大手の企業間でも有効かいな?社長が多くの株式を握っている同族会社同士ならまだしも、現代ではあまり意味がないような…。
     一番意味不なのは、猫カフェで優しげな姿を見ただけの、ほとんど初対面の柏木一に「抱いてください」と迫る社長令嬢いろは。最初で最後の反抗期か何か分からないけれど、本人も気付いていないかもの、ある意味一番タチが悪い天然アザトを感じてしまいます。相手の人格、否定しているよね、その時点で。
     でも男って、こーゆー女子が、可愛いんだろうなぁ…。一が徐々に攻め落とされる姿と、いろはが少しずつ自分の意志を形に変えていく様子は、見ていて悪くありません。40話まで配信中とありますが、多分完結していると思いますよ。

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  10. 評価:2.000 2.0

    「これって犯罪?」で煽ってる?

     大学1年生と中学校3年生だったら、18歳と14歳?19歳と15歳?最小年齢差18と15で3歳、最大年齢差19と14で5歳、な〜んだ、全然年下すぎないでしょ。十分ありです、節度を守ってお付き合いするのなら…。「節度を守って」というのは、桐島クンが、まだ義務教育下にある中学生だから。中学生同士が若気の至りで過激なお付き合いをするのと、18歳成人(令和の基準)と中学生が恋人同士の付き合いをするのとでは、責任の所在が全く違うものになってくる。いくらあかりが子どもっぽくって、いくら桐島クンが大人っぽいといっても、お天道様が許さないでしょ。
     年のこと以外は、全く普通の焦れキュン?(あまりキュンともしなかったけれど)恋物語、桐島クンを中学生設定にした理由が全くの意味不。まさか、あかりには中学生レベルがお似合いって、突き放したわけでもないでしょ?「これって犯罪?」で煽ろうとしたのなら、大失敗!読者は、そこまでチョロくはありません!

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