Mayayaさんの投稿一覧

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421 - 430件目/全945件
  1. 評価:2.000 2.0

    蓼食う虫も好き好き?

     あらすじでは、曲がったことの嫌いな人情熱い正義漢としてヒロインミヤを紹介していますが、う〜ん、どうだろ…後先考えない行き当たりばったりの、ガチャガチャ女子にしか見えないのは私だけ?思いどおりにならないと、すぐに涙ぐむし、そもそも雇い主に対する口の利き方も、いつも対等ぽくって違和感。時代設定は、明治?大正?昭和初期?少なくとも、現代ではないはずなのに、ミヤの髪型が編み込みになっていたり、着物の着方も、着付けに慣れていない現代娘が、見よう見まねで身に着けた浴衣みたいだったりで、もう少し考慮した言葉遣いや立ち居振る舞いを、ヒロインにはさせるべきだったと思います。
     正直、そんなヒロインに融は惹かれていくんだから、蓼食う虫も好き好き。確かに、こんなガチャガチャした女子は、この時代そうそういるもんでもなさそうだから、新鮮だったのかな。傷付き、閉ざしていた融の心をとかすのは、このくらい喜怒哀楽がはっきりしている女性のほうが、よかったという落としどころ。でも、やっぱりヒロインが魅力的に見えない…蓼食う虫も好き好きだぁ〜。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    拗らせキャラを描かせたら、天下一品!

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     トレンディードラマぢゃないけれど、それなりにハイスペックなのに、恋愛感情拗らせちゃっている…そんなキャラを描かせたら天下一品、なべしほ先生による小粋な短編集です。
    表題作「汝、オレに愛を誓え」
    「終活」命の看護師知歩。天才オレ様外科医冬島高史の婚約者「松浦知歩」と同姓同名だったことから、高額報酬目当てに?1年間の契約結婚をすることになった!そこから、すったもんだが始まります。強い女を演じながらも、徐々に自分の本当の気持ちに気付いていく知歩、そしてオレ様高史のほうにも、どうしても結婚しなくてはいけなかった切ない理由が…。強がりの中に隠されていた、それぞれのピュアな想いが、胸を締めつけます。
    「プライベート・ヒロイン」
     表題作のヒロイン知歩とは一転、何やっても長続きしない、だめうーめんずの恵実花がヒロインです。正直、ヒロインとしてはイライラするかも?でも、挫折から自分探しに至る過程は、自分を見失いがちな女性たちへの応援歌とも言えそうです。それにしても、もつべきものは、イケメンハイスペの幼馴染かぁ…。
    「王様に捧ぐ薬指 番外編」
     東郷が綾華を「選んだ」理由を強化する作品。超短編だけれど、実はこれが一番好きかも…。もし、まだ「王様に捧ぐ薬指」を読んでいない方は、この後ぜひどうぞ♡

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    無骨男のピュアな溺愛物語

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     悪役令嬢…というわけではないけれど、王太子争奪戦?に敗れ、背中に醜い傷を負ったせいで、良縁をも望めなくなった不遇の伯爵令嬢サリーシャと、「辺境の獅子」という異名をもつ不器用な辺境伯セシリオとの、ムズムズ恋物語です。
     話の流れは、大きく分けて3つ、
    ①めちゃコミ版14話(本編11話)まで 引っ込め💢マリアンネ編
     いい雰囲気だったサリーシャとセシリオだったのに、そこへ元婚約者マリアンネの横槍が…。父親ブラウナー侯爵ともども、引っ込め💢と言いたくなる、典型的悪役親子が登場します。マリアンネを歯牙にも掛けない、硬派なセシリオ様が、よきです〜。
    ②めちゃコミ版15〜26話(本編12〜22話) まで セシリオ姉嫁いびり疑惑編
     セシリオの姉メラニーの下で、領主夫人としての仕事を学び始めたサリーシャ。けれども、なぜか失敗続きで、メラニーからの小言も増え…。ドロドロの嫁小姑劇場開幕か?!いつでもサリーシャファーストのセシリオに、胸キュンです。
    ③めちゃコミ版27〜37話(本編23〜30話)まで デニーリ地区黒幕暗躍編
     アハマス領デニーリ地区〜援助は行き届いているはずなのに、なぜかしら貧困の影がなくならず…。サリーシャに、命の危険が迫ります。(この子、危ない目にあいすぎっ!)彼女の命を救うために、セシリオがとった行動とは?ヒーローの漢気が感じられます。
     宵マチ先生原案のセシリオは、シュッとしたタイプでしたが、まろ乃先生のセシリオは、無骨で不器用な雰囲気が、より原作のイメージにぴったりハマる感じ…ヒロインに対して、全くブレないヒーローって、気持ち良いですよねー。星5でオススメです。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    ネガティブ魔女の初恋の行方は?

     人見知りで、魔女であるが故に自己肯定感低めの魔女セシリー。そんな彼女が、騎士団長のジークに恋をした!そこから始まる、何とも切なく?じれったい両片想い物語です。
     かの有名なお届け魔女物語の主人公の如く、本作の主人公セシリーも親元離れて魔女修行の日々。両親に愛されて育ってきたはずなのに、どうしてここまで「魔女」という出自に対して、ネガティブなんだろ?悪い魔女が出てくるお話を、読みすぎたからかな?惚れ薬を「人の心をねじ曲げる 最低最悪の薬」と評するあたりに、彼女の心の傷が感じられます。
     だからこそ、ジークが優しくすればするほど、喜びと同時に感じる深い哀しみ、その葛藤に苦しむセシリーの様子が、とてもよく表されていて、切なくなります。そこまで罪悪感を感じなくても、いーじゃん!って思うくらいに。(画が可愛いから、重ったくなり過ぎずよかった…)
     ん?でも、待てよ、ジークはどうなんだ、ジークは。騎士団長を務めるほどの人物が、おめおめと「惚れ薬」なんぞに、してやられますかねぇ。そこは、ジーク視点の次なる物語を待つとして、しばしセシリーの切ない片恋と、振り切った感アリのジークの溺愛を楽しむのが上策かと…。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    胃もたれで、頭がパンクして、喉詰まり

    ジャンケンほかほか北海道、あいこでアメリカヨーロッパ、なーんてじゃんけんの仕方があったけれど、このお話もいきなり韓国?イタリア?カンボジア?って飛び回って、地理世界史が苦手だった自分にとっては、早くも胃もたれが…。
     おまけに登場人物の名前も、韓国人?英国人?イタリア人?と統一感がなく、頭がパンク状態💦
     よく考えたら自分、ハードボイルド、バイオレンス、スプラッターも苦手で、喉詰まりを起こしています。
     人によっては、面白く感じるのかもしれないけれど、少年漫画みたいな色遣いとコマ割りで、1話1話ついていくのがやっと。各話の最後らへんにぶっ込んである、関連性を整理したハナのメモがなかったら、完全に読む気失せていたかも…。今んとこ、課金してまでは読まないかな?
     ちなみに「ディレッタント」について、うぃきぺってみたら、イタリア語由来で「熱心な音楽愛好家」のことを指すとか…そこから意味が転じて、現在は熱心なアマチュア芸術愛好家のことを、ちょっと揶揄って表現しているみたいです。自分なら「偏執狂」とでも捉えるかな…?

    • 1
  6. 評価:3.000 3.0

    いろいろ端折りすぎ?!

     タイトルからしてこのお話、政略結婚、実は溺愛していましたってことがバレバレですが、それにしても、いろいろ端折りすぎ?な印象です。
     端折りすぎーその1
     大国にお輿入れなのに、一見したところ、馬車1台?侍女1人?いやいや、いくら何でもそんなはずはないでしょ。ん?人質設定?だとしたら、無理に結婚することもないのにね。
     端折りすぎーその2
     ビアンカが「騎士」を嫌う理由が、母親との思い出の花畑を、騎士に踏み荒らされたからって、よもやよもやのそれだけ?一騎士の暴挙の責任を、騎士職全体になすりつけるのは、いかがなものでしょう、王女サマ?
     端折りすぎーその3
     到着したビアンカを、先触れも紹介もなしに、国王自ら出迎える?どっかの荘園領主でもあるまいし、あり得ない!護衛はどうした?護衛は…!?
     そのほかにも、ビアンカの父王と侍女のアンナだけで密談?しているとか、ルーカスがビアンカを溺愛する理由とか、王族関係のお話にしては、細かな設定がいろいろ都合よく端折られていて、なんだかなーという印象…。とすれば、似たようなお話は他にもあるしで、無理に課金はしないかな…。

    • 4
  7. 評価:5.000 5.0

    アニメから先に入りましたが…

     世間で評判になっていても、特に読んでみようとは思わなかったのですが、日◯レの宣伝に騙されてアニメを見始めてしまったら、さあ大変!毎金曜日夜、リアルタイムで視聴するため、眠気に喝を入れながら、頑張って起きています。
     アニメの出来がなかなか良いだけに、静止画?の漫画のほうは、正直期待していませんでした。が、いざページをスクロールしてみてびっくり!アニメの雰囲気そのままの世界が、そこに…もう、声優さんの声さえも聞こえてきそうではありませんか。アニメをコミカライズした?と勘違いするほどの、質感です。あれ?これじゃあ、アニメを持ち上げていることになるか…。
     元々、アニメ向きの素材だったのでしょうね。ただ、自分的に唯一アニメでは表現しきれていないと感じるのは、原作のカラーページの質感。あの微妙に燻んだ透明感、やっぱり難しいと思います、アニメでは。
     何クールまでアニメを作るつもりなのか知らないけれど、どうせだったら、全話アニメ化を希望します。その頃には、始まりと異なり、原作漫画のほうを先に全話読み終えて、放映を待つんだろうな。久しぶりに、アニメを見てからでも、原作を読みたいと思う作品に出会えました。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    「嫌いになります」の本当の意味は?

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    「僕のことを嫌いになってくれたら なりますよ 恋人」と言われたら、普通は諦める。でも、若菜はそうせずに、佐山郁のことをよく見て、自分の意思で「嫌いなところ」を探そうとする…この時点で、このヒロインに軍配!好きな相手と真剣に向き合おうとする若菜を、彼女の友達になったつもりで、大々的に応援したくなってしまいます。
     とにかく、ブレない二人がいい!若菜には、津田くんというイイ感じの同級生が近寄ってきますが、やっぱり佐山くん一択。そして、訳あって無理難題を課した佐山くんのほうも、何だかんだ言って、若菜に誠実に向き合っている…この二人がくっつかなくて、どーするんだ?少女漫画。
     登場人物は必要最低限に抑えられており、この手の作品にありがちな横槍ライバル女子が、珍しく出てこないので、イライラもやもやがほとんどありません。その分だけ、若菜がますます佐山くんを好きになっていく様子や、若菜によって、佐山くんが自分を肯定できるようになっていく姿が鮮明になり、作品を深いものにしています。
     若菜の「嫌いになります」の本当の意味は、「嫌いになるくらい、もっとよく佐山くんのことを知ろうとします」でした。知れば知るほど、好きになっちゃったんだけどねー。久しぶりに気持ちよく読めるピュア恋物語、星5で絶賛おすすめします。

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    救世主…よりは、ギャグ?

     異世界転生と地球滅亡と聖女とドラゴンと…って、とにかくいろんなテイストがてんこ盛り、その上、シリアスとギャグとが交錯して、うーん、なんと言ったらよいか…対象年齢低めの少年漫画風?大人が読むには、ちょっと辛いかもです。
     透明ドラゴンのイデイヤが、悪女のせいで傷ついた弟のイスラヒを救うために、平凡なJK星凛と契約した…って、ここまではよくある話。星凛自身は透明ドラゴンが視える以外、何の力ももたないけれど、時々イデイヤの力を分けてもらって、難問?を解決するところはご愛嬌。昭和っぽいギャグが、たびたび入り込みます。ネタは、やや幼めかな?
     反面、イスラヒ絡みのシーンは、ちょっと重め。キャラが、ひとり浮いちゃってる感じで、星凛が彼の救世主になり得るのか、まだまだ道半ばって印象です。ほんとに回収できるのかしらん。
     大人が読むには辛いかも、と書きましたが、昭和のバラエティ番組が好きな方には、それなりにオススメです。くだらなくて、力が抜けて、リラックスできますよ。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    「答え合わせ」が楽しみです

     契約結婚〜からの期限がきて離婚〜からの記憶喪失!?う〜ん、ベタっちゃあベタですねー。それだけに、味付け次第で、大好物な流れになるっ!そんな可能性を感じさせてくれる、謎に満ちた滑り出しです。
     考察①…彰人が本当に「記憶喪失」である
     この場合は、頭を強く打ったことによって、普段理性で抑えられていた性格が、表に出てきたと考えられます。ま、冷たい態度をとっていたにしても、実は、小春が好みだったんだな。記憶を取り戻した際、記憶喪失中の記憶が残っているかどうかは、ケースバイケース。これはこれで、面白い。
     考察②…彰人が「記憶喪失」を装っている
     実は、小春のことが好きで、彼女を引き留めるために、ひと芝居うっているケース。これ、結構胸キュンのパターン。嘘がバレたときに、騙された小春がどう反応するか、そこんとこ拗れそうですがネ。
     考察③…「記憶喪失」だったけれど、割と早い段階で記憶が戻り、そのまま「記憶喪失」を続ける
     彰人の言動を深読みすると、このパターンかな?と、自分的には思っています。彼くらいの戦略家だと、交通事故も記憶喪失さえも、有効利用しそう…。その理由は、もちろん「愛」です!
     初回配信時だからこそできる、この考察ごっこ。「答え合わせ」を楽しみに、次の配信を待ちたいと思います。

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