Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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301 - 310件目/全600件

  1. 評価:4.000 4.0

    狼ユーリは推せます!

     この手の異世界ファンタジーに多い設定が、「髪の毛や瞳の色が違う」「特殊能力をもたない」等の理由で、異様に差別されるというもの。結果的に、それらを認める人々の共感と称賛によって、主人公たちはハッピーエンドを迎えるのだから、決して差別礼讃ではないはずですが、個人的にはどうにもスッキリしません。
     本作のヒロインエレナも「無能」であるが故に、家族から虐げられて生きてきました。にも関わらず、ここまで人を疑うことなく、純真に成長できたのは、生まれもった気質だったからか、単に「逆」純粋培養だったからか…。とにかく、前半はエレナと狼ユーリ・人間ユーリとのやり取りが、天然かつギャグテイストてんこ盛りで、クスクス笑いながら読めちゃいます。おすすめです。
     その分、後半が惜しかった…特に、ユーリに呪いがかけられた件。えぇ〜っ、それじゃあ、とばっちりぃ?そんなんで、いいのぉ?感が否めないのですが、皆様はいかがでしょうか。
     最後の取ってつけた感がなければ、最高評価つけたかったなぁ。とにかく狼ユーリは、いろんな意味で推せますよ。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    メシマズの世界に咲いた一輪の花

     死んだわけでもないのに、異世界に召喚されちゃってって、その上、一方通行で元の世界には戻れないって、女神さま〜ぁ、何てことしてくれちゃってんの〜っ!?ヒロイン理沙は、この手の異世界転生ヒロインの中では、最も理不尽に?転生させられた一人かもしれません。
     それにしても、女神様都合で勝手に召喚されたのに、不貞腐れることなく、むしろメシマズを何とかしようと奮闘する理沙の、何と逞しいこと!理沙に料理を教えた、お母さんとおばあちゃんに感謝だね。理沙の料理を食べた人々みんながみんな、その味の虜になるあたりは、ちょっと都合良すぎな感じがしますが、それだけメシマズだったということで…。
     物語の主流は、料理に関わるエトセトラなのですが、理沙とジークの両想いコーナーもあります。二人とも、こっち方面は奥手で、やや鈍チン同士なので、ピュアな焦れ恋になりそう…。でも、これで理沙の異世界定住は確定的かな?
     メシマズの世界に、美味しい料理を広めたいという夢の実現に向け、工夫と機転で次々と「イベント」を乗り越えてきた理沙。このまま異世界で勢力?を広げていくのか、それとも…。見知らぬ異世界で、一人奮闘する理沙に敬意を表し、星5を捧げます。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    Lv999の恋って?

     やったことのあるゲームは、インベーダーゲームとスーファミ時代のドラクエⅤくらい。だから、作中のゲームの話とかお約束とかは、ほぼほぼ全く分からない。それでもこの作品が、現代ゲーム事情を程よく混ぜ込んだ、ゲーム通あるあるの恋愛漫画だということくらいは、理解できる。
     とにかく、山田秋斗がかっこいい。顔よし頭よしゲームよしなのに、基本対応は、基本「塩」でも、その泰然自若としているところが、たまらない!その山田が茜と出会い、天然な?構えない人柄と接するうちに、絶食男子→塩男子→草食男子→ロールキャベツ男子→肉食男子と変貌、もといLvを上げていく様子は、身悶えするくらいワクワク。
     しかも、山田はあまり喋らない。その彼が、何を考え、何を想い、次に何をしようとしているのかを、目線と行動、そして周囲の言葉をもとに理解していく…これ、なかなか楽しい作業かも?
     冒頭で述べたとおりゲームをやらないので、どうなればLv999の恋になるのか、見当もつかない。それでも、人見知りの母親との約束を踏まえて、茜を「そのうち」母親に紹介しようと思っていた山田秋斗…まだ高校生だけど、その気持ち、信じて待っていていいんだよね?二人の恋愛Lvのランク上げ、ガチで期待しております。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    仮想的「極道+少女漫画」ダブルワーク世界

    「極道」ネタを漫画にする理由は、あまりよく分かりませんが、この作品は違います。ifその筋の方々が、少女漫画を描いてみたら…の、極道あるあるを仮想してみたわけですね。それ、正解です!漫画家世界と極道世界、それぞれの業界用語のシンクロ具合と、漫画の仕事に真剣に取り組む「志優クリム」配下のギャップ萌えが見事にマッチして、地味に面白いコメディー漫画がスタートしました。
     初めは、あまりにもヒロイン真琴の脇の甘さ、計画性のなさにイラっ💢仮にも一人暮らしをするのなら、もう少しお金についてのセーフティーネットを、用意しておこうよ〜。でも彼女の、漫画アシという仕事に対する気構えや、「スイケイ」への熱い想いを知るにつけ、人の善意を信じ、夢に向かって一生懸命頑張っている子なんだろうなあと、妙に納得。誰かモデルがいるのでしょうね。あと、デジタル化ってこういうことかーと、お勉強させていただきました。こちとら、Gペンとケント紙の時代やもんね〜。
     さて「志優クリム」先生、まだまだ秘密がありそうです。その秘密を、真琴とともに一つ一つ解き明かしながら、極道と少女漫画家という多分あり得ない?ダブルワークのコラボを楽しんでいきたいと思います。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    スパダリ?モラハラ?拗れてますな〜

    「依存させてダメ人間にしたい」
    ヒロイン雪乃にとって、この言葉はスパダリでもあり、モラハラでもあり、う〜ん、悩ましいところです。
     それにしても直樹サン、いくら「指導方針を変える(←アプローチの間違いでしょ!)」っていったって、これは変えすぎでしょ。もし、真剣にこの方法がよいと思っているのなら、あなたはそーとー残念なイケメンです。そのうち直樹サイド目線で、この騒動の裏話を語ってほしいなー。
     雪乃も自立にこだわり過ぎて、ちょっと頑なかな?仕事を持ち帰るなとは言わないけれど、倒れるまで仕事しちゃ、本末転倒。バランスがとれてこその「自立」だと思うよ、手抜きも含めてね。
     さて、見た目どおりに受け取るなら、この二人、今のところ拗れる未来しか考えられない…。このまま拗れまくって話が進むのか、それとも理解と譲歩を重ねて、自分たちなりのカタチをつくっていくのか、しばらくは目が離せません。久しぶりの千桜先生の画とともに、楽しんでいきたいと思います。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    どうして「梨本くん」なんだろう…

     人の心の中なんてぐっちゃぐちゃで、聞くに耐えないことも多いでしょうに、ヒロイン小春がここまでピュアで、真っ直ぐで、気遣いができる子に育ったのは奇跡!人間不信になって、心を閉ざしてもおかしくなかったのにね。罪滅ぼしにしても、自分の心を守るためにしても…です。梨本くんは、外見だけではなく、そんな小春の強さと優しさにも惹かれたのかな。
     心の声が聞こえる設定の作品は、それこそ古今東西星の数ほどあれど、触れると心の声が聞こえなくなるというパターンは初めてかも?!よかったね、梨本くん、これで堂々と小春に触れる大義名分ができたぞ。直接的には多くを語らない梨本くんだけれど、その分小春がフォロー(別名:大きなお世話)をしてくれるから、案外この二人、破れ鍋に綴じ蓋の名コンビかもしれません。
     気になるのは、どうして「梨本くん」だったのかということ。小春を好きになる男の子だったら、誰でも「聞く」ことを止められたのかな?二人の関係の行く末とともに、そこんとこ、興味があります。星5の滑り出しかと思ったのですが、ギャグシーンの小春の顔の崩れかたが、あまり好みじゃなかったので、星マイナス1で。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    説明可能な異世界(転生)歴史ファンタジー

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     異世界転生や憑依、タイムリープものって、話の展開の自由度が大きい分だけ、どんな力が働いて、主人公の身にそんなことが起きたのかってことを、十分説明しないまま話を進めがち…。でも、こちらの作品は違います。ヒロイン唯の弟で、理数の天才尊クンが作ったタイムマシン(その設定も、どーよ)があれば、すべてを説明できてしまう?!いやいや、森本センセ、さすがです。
     実はファーストコンタクトは、原作漫画ではなく、◯HK制作の連続TVドラマ。若君にキャスティングされていたのが、当時「健太郎」こと伊藤健太郎クンで、誰?この子〜♡って感じでした。でも、原作はさらにその上をいくイケメンで、そんないい男が、想う気持ちの強さと足の速さ以外、特に取り柄もない唯にベタ惚れになるのだから、漫画って最高ですね。
     ヒロイン16歳、ヒーロー18歳で始まり、妊娠・出産を経て、7人の子持ちになる少女漫画も森本作品ならでは。荒唐無稽ながら、ギャグテイストもしっかりぶっ込んで、初めから最後まで読者を楽しませてくれます。こりゃ、星5をつける人が多いのも頷けるわ…。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    手なずけるど根性様イスティナ

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     レビュー評価かなり低めですが、確かに前半は、ラオンに対するイスティナのゴリ押しが鼻について、読む気が失せがちだったかも…。それでも、イスティナに対するラオンの態度が変化し、リリアナが転生してくる頃には、大分面白くなってきたと思います。
     そもそも、イスティナ(の中の人)、あれほどラオンに嫌われていたのに、物凄いハンデがあったのに、よくもまあ諦めずに七転び八起きのど根性で、ラオンに食らいついていったよね。他の男子に見向きもしない「ラオン愛」の深さは、あっぱれとしか言いようがない。「帝国の女神」の結末を知っているくせに、複数の男性ヒーロー攻略を目論んでいた転生リリアナとは大違い!
     いじめっ子が手のひら返しで、気持ちが悪いとの説もあるようだけれど、本当にいじめがなくなって、仲良くしてくれるなら、絶対そっちのほうが安心で嬉しい。ラオンだって、すぐにイスティナを許したわけではなく、何年もかかっての両想い、イスティナにとって、決して楽な道ではなかったのでは?
    「手なずける」って聞こえはよくないけれど、イスティナの願いはただ一つ、ラオンの死を回避すること。そのために、あらゆる手段を使って、ラオンを守ろうとするイスティナ。こんなに愛されていることが分かったら、そりゃ絆されちゃうよねー、ラオン?

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    だんだんハマってくる!

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     話が進むにつれ、面白くなくなってきたというご意見も少なくありませんが、自分は逆。正直、物語の柱はどこにあるのか、ブレまくっている気がしますが、少なくとも人物は魅力的になってきました。
     まず、ヒロインのレアナ。ニートライフ希望か何かは知らないけれど、初めの頃は、ほとんど没個性。やけに達観しているふうで、全然面白味がありませんでした。話数が進むにつれ、ようやくお上品なお人形さんが、人間らしくなってきたって感じ。
     対ヒロインのミア。登場時はとにかく騒がしくて、ギャーギャーうるさくて、全く魅力が無かった。急に自分を見つめ直したことは(笑)だけれど、思慮深く行動するようになってからは、好感度⤴️
     原作には出てこない皇帝の弟ルマン。悪役っぽい立ち位置だけれど、本当にそうなのかな?彼がいるから、ややもすると冗長になりがちな物語が、引き締まってくる…。
     一番変化したのは、ヒーローの皇帝ウォルシュ。まあ、腹立つくらいの冷血漢だったのに、最近はレアナにメロメロ〜。こんな可愛い表情をするようになるなんて!って感じですかね。
     ストーリーの柱が、レアナとウォルシュの愛情物語にあるのか、それとも帝国の転覆にあるのか、あるいは二兎とも追うのか、ここまで話数が進んでもぼやけがちなのは、もしかして作者さん自身、まだ決めかねているから?それなら、登場人物たちのキャラ変も納得できます。
     レアナとウォルシュ、ミアとテリア、シヴァとポールが結ばれることは既定路線として、その他はどこに着地するのか、まだ見通しがつきません。だからこそ、エンディングを予想しながら、このダラダラとした物語を楽しんでいくのも、また一興かと…。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    だめんずメーカーか?

     何これ、だめんずのお話?年がら年中、腹をすかせている感じじゃん。そして、食わせてくれる女なら、誰にでもついて行きそうじゃん。本宮くん、ドラマでは菊池風磨クンがキャスティングされていました。ルックスはさておき、キャラはかなりハマっていたと思う。
     食欲が強い男は、性欲のほうもそれなりだと聞くけれど、作中ではあまり強調されていない。ただし、異常な?食欲を描くことで、はるこ先生、そのあたりのことを匂わせたのかな?無表情ともとれるシンプルな画の線と、最小限の台詞で、二人のもどかしい関係を表現してしまうあたり、はるこワールド炸裂です。
     本宮くんは、天然で、欲望に忠実で、結局麻紀ちゃんは、それに振り回されてしまっているけれど、そもそもこの男のどこがよかったの???こんなだめんず、さっさと見切りをつけてしまえ〜〜〜!と叫びたくなっている自分がいます。でも、それを含めて、男女の恋愛のリアルが表現されているんだろうなぁ…。

    • 1
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