Mayayaさんの投稿一覧

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281 - 290件目/全360件
  1. 評価:5.000 5.0

    遅れてきた初恋…ってか?

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     女に決して本気にならなかった30男が、ひと回り年下の天然ぽにゃらら女子にしてやられる…なんて美味しい展開でしょう!それまでの生活は、出会うまでの時間潰し?30も半ばを過ぎて、生命の危機を感じた?いえいえ、やっぱり運命に約束された二人だったということで…。
     イケメン強面上司の黒木聖サン、クールに見せていて、実は溺愛激甘な恋人になっちゃいましたって、ただし、清子に対してだけって、そこが、いいよねー♡1年前の面接で一目惚れして、登録していた女友達の連絡先を全て消去するって、極端!だって、付き合えるかどうか、分かんないうちにだよ。遅れてきた初恋とでもいいますか、時折見せる聖さんの清子大好き顔が、ほんっとツボです。
     清子は天然過ぎて、あざといを突き抜けて、やっぱり天然過ぎるくらい天然。聖さんの曰く「なんなんだこのかわいい生き物?!」ここまできたら、もうさっさと結婚してもよさそうなのに、この二人、何もたついてるんだろ。ちょっとした言葉の行き違いで、結婚は先送り、まだ紆余曲折がありそうです。でも、絶対浮気も別離もなさそうな二人なので、これからも安心してイチャイチャを楽しめるかな?好きすぎて、星5以上付けたいのですが…そこだけ残念!

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    ツボった!!

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     笑って、笑って、笑いまくる!笑わない回が、存在しない!個人的に、完全に笑いのツボにハマりました。お気に入りのお笑い芸人を見つけたって感じ?他の方はどうあれ、この漫画の落とし所が大好物です。
     ヒーローの高嶺、27歳イケメンハイスペック御曹司ですが、いろんな意味で天才です。だから唯我独尊、周囲の雑音を全て自分の糧にして、さらに運を引き寄せる真の「俺様」です。見方を変えれば、自由な「お子ちゃま」、17歳の花にも与し易い相手だったのかも…。
     対するヒロイン花は、う〜ん、どうしてこんなに達観した子に育ったんだろ…強いていえば、綺麗で完璧な姉の妹だったから?違うなぁ…うん、花は花だからということにしておこう。
     破れ鍋に綴じ蓋、適材適所とはよくいったもので、この二人、出会うべくして出会ったんだなぁという感じ。もちろん、お互い他の人と結婚することはできたかもしれないけれど、絶対ここまでは幸せになれなかった…そんな気持ちにさせてくれる運命の二人です。笑いのツボは数あれど、イチオシは「低嶺さん」、そして、三つ子の高嶺jrかな?本編と本編の間にぶっ込んでくるショートショートが、とにかく笑えます。高嶺さんの成育背景など、設定がしっかりしているからこそ生きてくる爆裂ギャグ漫画、いえ、高嶺と花の愛情物語、星5でお薦めです。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    「まかないさん」でよかったのかな

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     舞妓さんを「芸能人」と考えると、16歳でも親元離れて頑張れるっていうのは、まあ理解できる。でも、舞妓になり損ねて、16歳で屋形のまかないさんっていうのは、如何なものでしょう。初めから「屋形のまかないさん」になりたくて京都に来たのなら、それはそれで構わない。けれども、成り行き+みんなに必要とされたからという理由で「まかないさん」を続けているのだとしたら、キヨの人生寂しすぎる。
     勿論、キヨはまかないさんの仕事に一生懸命。みんなが(特にすーちゃんが)気張れるように、文句も言わず台所を回している。少女・女性漫画なら、すーちゃんに対しての妬み嫉みで、ドロドロになりそうなところだけれど、そんな気配全然なく、本当に働き者で、心優しいキヨちゃんです。さすが少年漫画、理想の女の子たちを描いてらっしゃいますね〜。ところで、キヨちゃんの故郷は青森というとことですが、どーも津軽と南部をごっちゃにしている感があります。犬猿の仲とまではいきませんが、この二つの地域、今でもさりげなくマウントを取り合う仲なので、ご注意を。
     必要とされるからこそ、生き甲斐が生まれ、人生が変わっていく…キヨの人生は、まさに必要とされたことによって、予定外の方向に進み、花開こうとしているのかもしれません。花街の流儀を学びつつ、キヨが着実に成長していく姿を応援するのもまた一興、星5でお薦めです。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    蘭はオレだけの特別な花だから←撃沈!

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     高嶺蘭(たかみね らん)、勉強もスポーツもできて、その上クールビューティーなもんだから、「高嶺の花」と周囲から呼ばれている…まあ、ここまでだったら想定の範囲内。けれども、「お前みたいな高嶺の花なんて 一生崖の上で独りだよ」蘭は本当に「高嶺の花」として、傷付いた過去をもっていました。
     何でもできるのに、それでも努力を惜しまない蘭の不器用さが、とっても愛おしいです。そして、そんな蘭に目をとめ、少しずつ距離が縮めていく佐伯君は、蘭にとってまさに太陽。とは言っても、どこにでもいる普通の男の子なのですがね。毎回、お花に絡めてエピソードが進み、読み手の心を温かく包んでくれます。佐伯君を好きな子、蘭を好きになる子もそれぞれ登場しますが、お互いを大事に思う二人は全くブレず、きっぱりとした態度を貫くところは気持ちよいほど。それに、モブ以外嫌な登場人物も皆無なので、安心して読めます。
     ひまわりと白いガーベラが繋いだ二人の縁。少女漫画として、出来過ぎなくらい完璧なラストは、読者一人一人の心に、「貴方だけの特別な花になりたい」と思わせてくれるのではないでしょうか。少女漫画のテッパン作品、星5超えでお薦めです。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    イタすぎて、悶絶して、共感して

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     初めは、お節介なオネエがオクテ喪女(喪女って言葉、好きぢゃないんですけれど…。女を馬鹿にし過ぎてない?早く消えて無くなれ。)を、勝手に押し付けプロデュースして、誰かいいヒトとでもくっつけて、めでたしめでたしにしちゃうんかな〜と思って呼んでいたのですが、とんでもない!こんなに、独身女性の気持ちに寄り添った(それも、嫌になるくらい)お話は、今までなかったかも!と思えるほど嵌まってしまいました。
     初めてまともに好きになった人が、オネエだったら…?う〜ん、悩みますよね〜。でも、オネエとして知り合って、それで好きになったのだから、アリじゃない?だって、結婚って「異性」として好きになる以上に、「人」として好きにならなきゃ続かないから。むしろ、これから二人がどうやって仲を深め、この関係を世間に認知させていくのか、そっちのほうが興味津々。オネエの弁護士が仕事の依頼モリモリで、オネエのパパが堂々と子供の授業参観に行って、そんな家族を元喪女の藤子が、肝っ玉かあさんの如くガッチリとコントロールして…そんな結末を期待するのは、私だけ?理想論と言われてもいい、でも、そんな寛容な社会が、もうそこまで来ているような気がします。
     藤子と小柳さんのことだけで、ここまで書いちゃったけれど、友達の久美もきよ香も、そして、ももさえも藤子を取り巻く登場人物全て、とっても魅力的。みんな、自分にとって納得のいく道を見い出して、幸せになってほしいなあ。あくまで主軸は、藤子と小柳さんの物語だけれど、群像劇の趣も醸し出しています。今、最も続きとラストが気になる、イタすぎて、悶絶して、共感できる女性漫画、今更だけれど星5でお薦めです。痛さを翌日に持ち越したくない人には、一気読みがおすすめよ〜。(小柳風)

    • 6
  6. 評価:5.000 5.0

    クズの“純愛”物語

    「羊たちの沈黙」とは全く関係ない内容、いけしゃあしゃあと、よくぞこのタイトルを付けられたモンだ。いけしゃあしゃあとしているのは、和巳もおんなじ。あれ?だからこのタイトルかな?
     それにしても、普通なら和巳みたいな男がヒーローの漫画、読み続けたりしない。だって、セフレ相手に抜くよりは、風俗で抜いた方が誠実って考えている男だよ? 付き合っているのに、風俗通いはやめないような男だよ? トンデモ男だけれど、何だかんだ言って椿に対する態度だけは、終始一貫して「椿ファースト」、これはブレていない。主従関係にあり、年の差もある二人が、お互いを大切な相手として意識するには、やっぱり「歳三」さんの登場が必要だったんだろうなあ。
     こんなクズ男がヒーローにも関わらず、読むのをやめられなかった“純愛”物語、やっぱり星5をつけるっきゃないか…。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    目指せ!王道シンデレラ物語!

     タイトル〜マイフェアフットマン、ヒロイン名〜イライザと聞いて、オードリー・ヘップバーン主演「マイフェアレディ」を連想した人は、余程の映画ファンか昭和に足を突っ込んでいる人。(男性として生きてきた)イライザを、社交界で通用するレディに仕立てようとするところまでは、似ているかもしれないけれど、多分そこまで。映画の方は微妙な終わり方ですが、こちらはしっかりハッピーハッピーエンドを期待しています。
     だってアルバート、絶対イライザを好きでしょ。身分が低い(と本人も周囲も思い込んでいる)せいで考えないようにはしているけれど、イライザだってアルバートのこと、とっても気になっているじゃない?この美男美女をくっつけない展開なんて、少女漫画の風上にもおけない!
     二人の恋路を阻むものは、身分差だけ。でも、イライザの出自については、あれこれフラグが立っているようだし、それが無理でも、きっとアルバートが何とかしてくれる!!タグに「シンデレラストーリー」とあります。それを信じています。たまには王道の“シンデレラストーリー“で、わたくしたちを楽しませてくださりませ。

    • 43
  8. 評価:5.000 5.0

    かのこプレゼンツ変則的4コマ漫画

    「笑うかのこ様」「恋だの愛だの」を読んでいない方は、何が何だか意味が分からないと思います。
    「笑うかのこ様」「恋だの愛だの」を読んでいる方は、ちょっと物足りないかもしれません。だって、全て3〜6コマ漫画構成ですから…。でも、実はこれが高等技術!1ページ3〜6コマに、これだけギャグだのオチだのをブッ込められるのですから、さすがの辻田先生です。
     個人的には、第6話の7293Tシャツネタ、第10話の矢吹&水上はじまりの物語、第13話の夢見年下彼氏編、そして最終話「恋も愛もありえるっつーの」がおススメ。辻田ワールドを、心ゆくまでお楽しみくださいませませ。あ、星5の評価感を得られるのは、あくまで「笑うかのこ様」と「恋だの愛だの」を熟読した上でのことですから、くれぐれもお間違いなきよう。

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  9. 評価:5.000 5.0

    妊娠・出産の理想と現実

     こちらの作品には、先にTVドラマで出会いました。剛さまのサクラ先生、源さまの四宮先生、羊さまの小松さんがあまりにも素晴らしく、正直、原作の第一印象は「こんな感じか〜」 でも、読み進めるにつれて、サクラの言葉一つ一つの重みや、放送されていないエピソードに込められたメッセージを伝えるには、やはり原作が一番だなあと考え直しました。文字の力、侮り難し…。
     サクラのモノローグに「妊娠・出産は病気ではない しかし 女性は母親になるために 死亡を含むリスクを背負うのだ」とありますが、このお話が、男性の読者が多い青年漫画ジャンルでよかったと思います。ともに命を育むパートナーとして、男性にも妊娠・出産を、より自分事として捉えるための道標となってくれる…そんな作品として、より多くの皆様に読んでいただきたい秀作です。勿論、星は5で。

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  10. 評価:5.000 5.0

    カタカナ猫語がいいんだよなぁ

     あ〜、また一つ猫好きの心を震わせる作品が…。こちらは、特定の主人公がいるわけではなく、「江戸」に住む人々と猫猫の日々の姿が、優しく優しく描かれています。個人的には、猫の台詞?が、所々カタカナで手書きされているところがお気に入り。猫を見て、「今、こんなこと考えているんだろうなぁ」とか、「今、こう言ったでしょ」とか妄想したことのある猫好きになら、きっと分かってもらえるはず。
     表立って猫又等、特別な力をもつ猫が出てくるわけではありません。けれども、出てくる猫出てくる猫、み〜んな猫又なんじゃないかって思うくらい、動きが人間くさい!きっと我が猫は、猫又の如く何でもお見通しなのでは…という、猫派の願望が詰まっているからでしょうね。
     画の線がしっかりしているので、浮世絵?ステンシル版画?、場面の一瞬を切り取ったような印象を与えてくれる画風です。現代版江戸中江戸外猫人戯画、やっぱり星5ですねぇ、猫派ですから…。

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