Mayayaさんの投稿一覧

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221 - 230件目/全295件
  1. 評価:4.000 4.0

    うぶ・らぶ未満キュン以上

     ヒロインは、七瀬まい高校2年生。ヒーローは西野壮太高校3年生。あー、こんな高校生が、まだ漫画の中に存在してくれていて、よかったーっていう感じです。それくらい、この頃はカルい高校生(特にヒーローがっ!)がメインキャストの少女漫画が多すぎて、辟易していました。
     ただ、その分、もどかしいもどかしい、じれったい。でも、初めて異性を意識して、初めてお付き合いをするなら、こんなもんでしょう。二人は勿論のこと、周りの登場人物も、ガツガツしていなくて、とっても健全な高校生活っぷりです。
     ドタバタはありますが、ドロドロは皆無。まいが所帯じみている(そのどこが悪い!)ためか、寄ってくる友達も、ちょっと変わってはいるものの安心の良い子たちばかり。その中で繰り広げられる、二人の思い込みや勘違いが妙におかしくて、キュンとクスッとニヤニヤが止まりません。
     最後までこの調子なので、正直、「らぶは、どこえいったぁ〜?」と言いたくなるほど、純な仕上がりなのですが、それもまた一興。爽やかに、あくまで、爽やかに…で、うぶ・らぶ未満の物語をお探しの方、必読です!

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    絵に描いたような王道!安心して読めます

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     赤ん坊の頃、人質としてイスパニアに連れてこられたシャノワール国第八王女ブランシュが、優しくしてくれる王太子リカルドを、慕うようになるのは当たり前。そして、それが、恋心に変わるのも時間の問題でした。そしてリカルドも、「赤い悪鬼」の自分を恐れることなく、素直に愛情を向けてくるブランシュを憎からず思うようになるのは、自然な流れ。普通なら、身分違いがネックになるところですが、ブランシュは小国ながらも一国の王女。あとは、どうやってこの二人に、お互いの想いを伝えさせ合うかだけでしたが、こちらもしっかりとリカルドが腹を決めてくれたので、ぐだぐだせず意外とスムーズ♡ 結論として、絵に描いたような王道恋物語となり、安心して読めるお話になりました。ただ、ルナの存在は、本当に必要だったのかな?星はちょっと緩めで、星4で。

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  3. 評価:4.000 4.0

    顔プイ男子のルーツはここに?

    「勘違い妻は騎士隊長に愛される。」のヒーロー、ヴォルク・レグナガルドの両親の物語です。
     それにしても、あの照れ屋で無愛想で、顔プイヴォルクの父親が、こんな脳筋男だったなんて…。愛した相手のためなら、国も王様も、自分の命さえも関係ない、名付けて、溺愛押しの一手KY男!こんなのに見込まれたら、静かに波風立てずに生きてきた、生き残りの魔女エレニーだって、絆されないわけにはいかないよね。
     そのエレニーは、ヴォルクの母親。彼女は、東国の魔女の生き残りだけあって、逞しくはっきり物申すタイプ。やっぱりヴォルクとは、タイプが違う。う〜ん、親子って似て非なるものなんだね。
     そんな二人の馴れ初めと結ばれるまでの物語、最後はちょっと急ぎ過ぎた?どうしてヴァルフェンは、そこまでエレニーのことを好きになっちゃうの?等、ツッコミどころはそれなりにありますが、そこはヴァルフェンの溺愛っぷりに免じて、見て見ぬふりを…。レグナガルド一族による「勘違い」シリーズ第二弾(世に出た順番は逆ですが)、「勘違い妻〜」と合わせて読むことをおすすめします。

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  4. 評価:4.000 4.0

    そーとー残念な朝比奈さん…

     容姿はごく普通で地味設定のはずなのに、作品中ではなぜか可愛かったり、そこそこイケメンに描かれがちのヒーロー、ヒロイン!やっぱり、漫画の世界だもんねー💢と思うことがほとんどですが、この作品は違う!ヒロインの凛は、女子校出身→職場は女性ばかりの、よくある男性苦手でカッチコチタイプだから、縁遠いのも致し方ない。そして、朝比奈さん!こりゃあ、アカン!!いろんな意味で、癖が強すぎ!だから、いくらイケメンハイスペックでも、ひくわ〜。触りを読んだだけの読者が、ひいてるほどだから、実際に彼が生きている世界では、どれだけひかれているのか、想像するのも恐ろしい…。イケメンDTとして、辻褄の合う存在です。
     それだけに、これからのポテンシャル、伸び代はあるのでは?レビュー評価が低いのは、現時点での朝比奈さんのキャラに耐えられないから…。ストーリー自体は面白く展開しそうなので、ここは踏ん張って、朝比奈湊のイケメンヒーローとしての成長を、もう少し見守っていきたいと思います。さあ、一ノ瀬凛ちゃん、あなたはプリンスメーカーだっ、頑張れー!

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  5. 評価:4.000 4.0

    ベタな勘違い←分かりやすい

     西国イゼルマールを舞台に、蒼の志隊騎士隊長を務めるレグナガルド一族がヒーローの「勘違い」シリーズです。勿論「東の魔女」も、さりげなくしっかり登場しています。
     今回の勘違いは、思い立ったら真っしぐら、ある意味天然系の伯爵令嬢レオノーラと、スペックは高いのに、恋愛スキルは微妙なヴォルクの、お互いを思い合うがゆえの勘違い!まあ、可愛い勘違いだと、見る人が見りゃ、すぐに分かるわな。ヴォルクの「顔プイ」が笑えます。朝丘先生の画は、銀髪のレグナガルド一族を描くのにぴったりだと思うのですが、好みは分かれるところでしょう。
     13話完結なので、起承転結が分かりやすく、周囲もよい人ばかりなので、ストレスなく読み続けられます。個人的には「勘違い魔女〜」と併せて読むことをお勧めするかなー。

    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    勝負にもならんじゃろ

     貧乏伯爵令嬢アリスと、そのアリスに意地悪をすることでしか好意を示せなかった侯爵家次男グレンと、アリスと過去に関わりがあって、結果彼女を溺愛している筆頭公爵家長男アーサーとの二等辺三角関係物語…つーか、グレンくん、全く勝負にならんでしょ! まず、アーサーは筆頭公爵家の長男で跡取り、将来は公爵サマだけど、君んち侯爵、君次男、侯爵になれるかどうかも分からない。それに、何より肝心のアリスに嫌われてるじゃん!女の子には、優しくしておかなきゃいけないんだよ〜、特に好きな子には。完全にヘタこいたねー。アリス、伯爵家だって、十分に立派な家柄。借金をしているならまだしも、貧乏なんて気にせず、堂々としていればいい。
     このままだったら、完全にアーサーの一人勝ち!彼のデレデレとアリスがアーサーに心惹かれていく様子を楽しむのもよいのですが、グレン君、ここらで素直になって、正攻法でアリスに再アタックしませんか?君が単なる当て馬ではなく、真のライバルに成長してくれれば、このお話、もっともっと盛り上がると思うのですよ。今のままでは星5は難しいか…でも、アーサーのデレには大いに期待して、星4で。

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  7. 評価:4.000 4.0

    幼馴染み貴族モノのテッパン!

     たまたまそういうお話にヒットするのか、それとも貴族系のテッパンなのか分からないけれども、幼い頃にいじめられ、苦手に思っていた相手と、婚約及び結婚しなければならなくなった可哀想な令嬢の、何と多いことか…。そして、気になる女の子に、要らぬちょっかいを出してしまうという残念な貴族子息も、何と多いことか…。
     今作のヒーロー、ロベルトも、まさにそのクチ!下手な小細工なんてせず、正々堂々、好きなら好きって、言えばよかったのにね。覆水盆に返らずじゃないけれど、女の子は、一度苦手意識をもってしまうと、なかなか気持ちを切り替えられないんだよ〜。ロベルトくん、頑張るっきゃないです。
     ただ1話が60pt以上なのは、ちょっとちょっと。テッパンのストーリーなら、もう少しお安くてもよいのでは?テッパンの安心感とポイント高で相殺して、星4で。

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  8. 評価:4.000 4.0

    あ〜あ、やっちまったなぁ…

     年の差政略結婚結婚あるあるって感じのスタートです。エルクシードくん、口さがない友人の関心を、美しく成長したリリアージェから逸らすつもりで、「子供を押し付けられた」とか「女性として見ることはできない」とか言って、牽制したつもりだったんだろうなぁ。でもさぁ、言葉って一度話し手を離れたら、独り歩きを始めちゃうんだよね〜。あ〜あって感じです。
     リリアージェ、エルクシードのことが本当に好きだからこそ別れを選ぶって、どれだけ良い子なの?こんな健気な子には、絶対に幸せになってもらわなくっちゃ、少女・女性漫画は成り立たない。
     今後の展開としては、リリアージェが義母と王太子妃を後ろ盾に、エルクシードは王太子を味方につけ、夫婦喧嘩?の二重構造、ちょっとしたドタバタ?が楽しめるのではと期待が膨らみます。図らずも、乙女の心を傷付けたエルクシードくん、この責任はしっかりとっていただきましょう。さあ、ベタベタ溺愛物語の始まりです。(きっと)

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  9. 評価:4.000 4.0

    似ているお話は多々あれど…

     大正時代の日本なら、身体や知的に障がいのある人への差別は、現代とは比べ物にならない程、強いものだったと聞いている。女性に関して言えば、美醜と出産可能かどうかも、価値付けの要因。顔に痣のある清子は、遺伝するかもという疑いも含めて、利用価値なしと早々に仕分けられたことは、想像に難くない。家柄が良ければ良いほど、誰の目にも触れぬよう、納戸や蔵に押し込められて暮らしていたとしても、不思議ではない時代である。
     一方、ヒーロー朔弥も、目がほとんど見えないというハンデを負っているが、そこは男、イケメンだからなのか、血筋を残すためなのか、清子ほどひどい状態ではないらしい。
     こんな二人が、お見合いによって出会って…という話だが、確かに似たような設定のものは、洋の東西を問わず数多くあり、結末もほぼハッピーエンド。差別化を図るとしたら、今作は、主役が二人とも身体的にハンデを負っていることくらいか…。朔弥の方は、おそらくそのうち、目が見えるようになるだろうから、そうなってからの二人の関係の変化も興味深い。二番煎じ感がある分、マイナス星1で、今日のところは星4で。

    • 438
  10. 評価:4.000 4.0

    題名、ちょっと違うかも…

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     同期の独占欲を…とありますが、拓海と佳奈の関係は、同期以前に幼馴染み。そして、会社に入ってから、佳奈を独占したくなったのではなくて、それ以前からの想いがあったことは、間違いなさそう。とすれば、この作品のタイトルは「幼馴染みの本気を煽ってしまったようです」では如何でしょうと、まずはどーでもよいいちゃもんをつけてみました。
     それにしても10年も両片想い同士の二人、もう少し早く何とかできなかったんでしょうかね。お互いどこかで一歩踏み出していれば、ここまで拗れることもなかったように思います。でも、大人になってからもこのとーり、どうにも間合いの詰め方が?なので、中高生のうちに何とかしろよーは、ハードルが高すぎた…このタイミングを待つしかなかったのでしょう。結局勇気を出したのは、佳奈。拓海、イケメンでモテるのに、根っこのところではヘタレだね。
     ただ、隠れヘタレの拓海も、想いを確かめてからの甘々っぷりでは、ばっちり合格。まだ佳奈を意識する前の高校時代、女の子を食い散らかしていたことについては、目を瞑りましょう。前半は、佳奈にとって切ない展開が多いので、焦れイラが苦手な方は、後半中心に読むことをお勧めします。か〜な〜り、甘ったるい二人の関係が楽しめますよ。

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