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作品レビュー
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221 - 230件目/全619件

  1. 評価:5.000 5.0

    DT魔法使い伝説のはじまりは…

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    「宮越和草先生の画の雰囲気に似ているなぁ」というのが、第一印象。関係者さんだったら、物知らずでごめんなさい。でも、ヒロインララのモノローグ感やギャグテイストのぶっ込み具合が、いい意味での既視感があって、テンポよく読ませてくれます。
     逆年の差モノって、そのままの年の差を肯定する、異世界を往復しているうちに年の差が逆転する等、いろいろなパターンがありますが、今作はいわばハインラインの「夏への扉」タイプ、寝ているうちに年の差の壁を越えるってやつですねー。ま、ララは20年ほど石になっていただけの話ですが…。
     そして、年齢逆転モノの最大の魅力は、ヒーローの青田刈り!何せ幼いときに、好きになっちゃってくれているので、そのままヒロイン一筋のまま、パーフェクトイケメンヒーローに成長してくれちゃうもんね〜(笑) もちろん今作のヒーローアリステアも、もれなくララ一択です!何せ30過ぎてもDTのままで、国一番の魔法使いになったくらいだかんねー。あの有名な都市伝説の出どころは、アリスだった説?
     家族に恵まれず、苦労してきた二人。ここから先は、ぜひぜひ幸せになって、二人のイチャイチャぶりをわたくしたちに見せつけてくださりませませ。

    • 1
  2. 評価:3.000 3.0

    どうして30歳まで拗らせるかなぁ…

     ヒロインの由姫、トラウマもちの事情は理解できないでもないけれど、どうしてここまで人間関係拗らせちゃったかなぁ…と、極端な設定に逆に疑問。会社内で好き勝手言われているけれど、そもそもその状態で、よくこの会社に採用になったよね。面接、大丈夫だったのかな?ということで、一人の女性の成長物語かなと思って読んでいると、そうでもなかったぁー!
     何と、ヒーロー羊司サンへの吸血鬼疑惑発生!これも、読者とあずちゃんには匂わせるけれど、由姫本人には、全く気付かせない…気になり過ぎる…作者さんの作戦勝ち?
     その上、ここに由姫と羊司のお見合い問題や、由姫にちょっかいを出すモブ男子なども絡んできて、ちょっととっ散らかった感が否めない…。
     ヒロインのブラッシュアップストーリー?空想ファンタジー?それとも、不器用男女のピュア恋物語?18話の中に、いろいろぶっ込んだ印象で、個人的にはちょっと残念。それでも、きちんとまとめるあたりは、さすがの吉岡先生ですわなー。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    天下無双のお化粧掛姫!

     異世界転生モノって設定が自由だけれど、実在の人物を登場させる場合は、ちょっと注意が必要。だって、「史実」っていう「事実」と、ある程度擦り合わせなくちゃならないから…。まあ、どうしても有名人を死なせたくないときは、タイムリープさせて、実は現代で幸せに暮らしました、チョンチョンという必殺技もあるけどねー。こちらの作品は、if山内一豊サン夫婦の娘与祢が長らえて、美容部員として寧々(「おね」じゃないんかーい)に仕えたら…という、まさに「そうだったかもしれない」劇場です。
     ところで、中の人が美容オタクの与祢姫サマ、表向きは一国一城のお殿様の溺愛娘なもんだから、ほんっと権力を傘にきて?好き放題!?でも、それらが全てツボにハマるんだから、爽快です。一豊パパと千代ママの全てを許す感も(笑)
     気になるのは、寧々さまの御化粧係となってからのストーリー展開。寧々は大局的に見ると「勝ち組」ですが、秀吉の女好きっぷりからすると、現代女性感覚では、ちょっと残念な感じ。そこを、どのように完全「勝ち組」にもっていくのか、作家チームの腕の見せどころかと…。戦国末期の「もしも」劇場、与祢姫の天下無双ぶりを、しばらくの間楽しみたいと思います。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    どうして「梨本くん」なんだろう…

     人の心の中なんてぐっちゃぐちゃで、聞くに耐えないことも多いでしょうに、ヒロイン小春がここまでピュアで、真っ直ぐで、気遣いができる子に育ったのは奇跡!人間不信になって、心を閉ざしてもおかしくなかったのにね。罪滅ぼしにしても、自分の心を守るためにしても…です。梨本くんは、外見だけではなく、そんな小春の強さと優しさにも惹かれたのかな。
     心の声が聞こえる設定の作品は、それこそ古今東西星の数ほどあれど、触れると心の声が聞こえなくなるというパターンは初めてかも?!よかったね、梨本くん、これで堂々と小春に触れる大義名分ができたぞ。直接的には多くを語らない梨本くんだけれど、その分小春がフォロー(別名:大きなお世話)をしてくれるから、案外この二人、破れ鍋に綴じ蓋の名コンビかもしれません。
     気になるのは、どうして「梨本くん」だったのかということ。小春を好きになる男の子だったら、誰でも「聞く」ことを止められたのかな?二人の関係の行く末とともに、そこんとこ、興味があります。星5の滑り出しかと思ったのですが、ギャグシーンの小春の顔の崩れかたが、あまり好みじゃなかったので、星マイナス1で。

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    あったまにきたぁーっ💢

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    「この人のどこが 好きだったんだっけ」
    そうだ!ちか、こんな見てくれだけのマウント女にあっさり手を出すような、そして、思いやりのかけらもない男のどこがよかったの?付き合っているときは、分からなかった?それとも、結婚してから孝輔が変わった?せめて言わせてくれ、「子どもができる前でよかった」…子どもに罪はないけれど、浮気男の遺伝子を感じながら、毎日笑顔で子どもの相手をできるほど、菩薩になりきる自信はない。
     さあ、ここからが、あなたの新たなステージ!幸い手を差し伸べてくれる、イケメン同期の有望株もいらっしゃる。お友達ポジから脱却しようと、朝比奈くんも本気で活動し始めたみたいだから、一度立ち止まって考えてみたら?
     ところで、孝輔が「(離婚のこと)上司以外に話すな」と、変ないちゃもんつけていたけれど、それに従っちゃ駄目だよ。(そもそもそれなら、どーやって再婚すんだ?)不倫男との離婚は、全然恥ずかしいことぢゃない。情報を制する者に利があるのだから、堂々と「浮気夫とは暮らしていけないので、相手に差し上げました」と、三行半を突き付ければいい。こんな不誠実な奴、いずれ営業でもボロを出して、会社に不利益をもたらす可能性大だから、今のうちに腐った芽は摘みとっておこう!

     ヒロインちかに対する孝輔の仕打ちが、あまりにも酷くてあったまにきたので、ちかのモブお友達目線で、思いっきりグダめいてみました。社会人、会社人としての自覚や責任が、これっぽっちもない奴らに、ぜひ正義の鉄槌を!!と願ってしまうのは、私だけでしょうか。

    • 225
  6. 評価:5.000 5.0

    説明可能な異世界(転生)歴史ファンタジー

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     異世界転生や憑依、タイムリープものって、話の展開の自由度が大きい分だけ、どんな力が働いて、主人公の身にそんなことが起きたのかってことを、十分説明しないまま話を進めがち…。でも、こちらの作品は違います。ヒロイン唯の弟で、理数の天才尊クンが作ったタイムマシン(その設定も、どーよ)があれば、すべてを説明できてしまう?!いやいや、森本センセ、さすがです。
     実はファーストコンタクトは、原作漫画ではなく、◯HK制作の連続TVドラマ。若君にキャスティングされていたのが、当時「健太郎」こと伊藤健太郎クンで、誰?この子〜♡って感じでした。でも、原作はさらにその上をいくイケメンで、そんないい男が、想う気持ちの強さと足の速さ以外、特に取り柄もない唯にベタ惚れになるのだから、漫画って最高ですね。
     ヒロイン16歳、ヒーロー18歳で始まり、妊娠・出産を経て、7人の子持ちになる少女漫画も森本作品ならでは。荒唐無稽ながら、ギャグテイストもしっかりぶっ込んで、初めから最後まで読者を楽しませてくれます。こりゃ、星5をつける人が多いのも頷けるわ…。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    ついにフルカラー♡

     いずれフルカラーになるんだろうなぁと、覚悟していたのですが(フルカラー苦手)、予想を超える出来具合にびっくり!この作品、多分フルカラー大成功です。
     主演二人が黒髪だから、そのまま表現したら、絶対画が重ったるくなる。でも、藤子さんを紫基調で、仁科さんを栗色で塗ったことで、ぐっと画が明るく、かつ締まって見えます。この色指定、ナイスです!
     それにしても、改めて読み返してみると、最初の頃は偶然の上に偶然が重なって、「藤子さーん、恋のチャンス到来だよー。」と、少女漫画チックに応援したくなる内容。それが、途中から大どんでん返しのサスペンス?仕立てに。そしてラストは、ちょっと急いだ感はあるけれど、ヒューマンドラマ風へ…と、起承転結どころか、ここまでテイストがコロコロ変わる作品も、ある意味珍しいかも?!
     フルカラーとして、なかなかの水準を保ってのスタートですので、この作画のレベルのまま、この後も続いてほしいかなぁ。あ、ストーリーをお知りになりたい方は、ぜひモノクロ版へどうぞ。

    • 34
  8. 評価:4.000 4.0

    多少既視感はありますが…

     この作品の第一印象は、「私と上司の内緒の事情」と「鬼神課長は甘さでできている。」を足して2で割ったような…???直属上司と部下の「秘密」ネタという基本設定に加えて、ヒロインはるかのキャラが、「私と〜」のひなや「鬼神課長〜」の萌と、重なるところがあるからかもしれません。もちろん、この3人の中では、今作のヒーローはるかが、一番仕事ができますが…。(あとの二人は、結構ポンコツ💦)誤解されがちな、でもよく見るとイケメンだった!中間管理職ヒーロー設定も、似ているかもです。
     上司と部下だから、元々のスペックも人生における柵もパワーバランスも、上司、つまりヒーローのほうが断然上!そこからドジっ子ヒロインが、どうやって難局・障害を乗り越え、ヒーローを攻略?していくかが、この手のお話のキモですね〜。出来の悪い子ほど、かわいい的な?はるかと司も、その流れにしっかりと乗っかって、毎度ハラハラさせつつ、甘々に向かって絶賛爆進中です。
     多少既視感はあるものの、安心・安全な煙たがられ上司とポンコツ部下モノ、星4つは堅いかな〜。(でも司さ〜ん、新入社員を早々に退職させたら、いかんぜよ〜。)

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    拗らせ合戦、愛が重いのは?

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     異世界ファンタジーのむずキュン女王(勝手に命名)琴子先生作、究極のすれ違いラブファンタジーです。どこがすれ違いかって?それは、ヒロインシェリーが「大好きです!」と伝えている間は、ヒーローノエルはそれに応えることができず、ノエルが婚約を申し込んだときは、シェリーはそれを喜ぶことができず(制約魔法のせいですが)…この焦れ焦れ感、琴子先生、さすがです。
     お話は、シェリー目線で語られるターンとノエル目線で語られるターンとで、交互に構成されていますので、読者は二人の気持ちを見誤ることなく、安心して読み進められます。ときには、二人の悩みや苦しみに、胸が締め付けられそうにはなりますが…。
     それでも、この物語のキモは、やっぱり制約魔法後のノエルの溺愛っぷり。それまでの想いが一気に溢れたかのように、冷たくされても、すげなくされても、シェリーに想いを伝え続けます。まさに女の子の夢!
     押して駄目だったわけではなく、引いて効き目があったわけでもないけれど、この制約魔法がきっかけで、お互いへの想いが深まったとしたら、結果オーライかな、シェリー?でも、より愛が重かったのは「君の一生を見届けたら すぐ、俺も後を追いますから」なんて真面目な顔をして言ってくる、ノエル様のほうかもしれませんね。星は楽々5超え、お勧めです!

    • 10
  10. 評価:5.000 5.0

    必ず最期に愛は克つ!

     3話までの憎しみに満ちたプレタと4話以降、つまり6年前の愛らしいプレタと、何故にこうも違うのか…それはひとえに、「愛」のある無しの違いでしょうか。人は愛によって変わるのか…この永遠の命題を、異世界ファンタジーの舞台を借りて取り組んだ意欲作です。
     第3皇女でありながら、その出自と風貌のせいで、「呪われた子」として、虐待を受けながら育ったプレタ。そんな「妹」のことを気にかけつつも、勇気を出せず、結果的にプレタを見捨てることになってしまった第2皇女セザンヌ。命が尽きる最後の瞬間に、二人が交わした「約束」から、新しい物語が始まります。
     プレタが救い出されて以降、ダリアン太公キリア(プレタの実母の弟)とセザンヌとの絡みは、どちらかというとほのぼの〜。なんやかやで、溺愛のにおいプンプンです。一方、獅子やらドラゴンやら「召喚獣」も登場して、異世界スペクタクルファンタジーとしての側面も楽しみ♡
     でも、この物語の一番の柱は、「愛されて育つことの大切さ」ではないでしょうか。子どもに対する虐待、大人としての責任、声を挙げる勇気、手を差し出す行動力…現代社会でも目を背けてはならない事実が、この物語の中に散りばめられている気がします。
     60ptはちょっとお高めですが、ボリュームからすると十分満足。やり直しのチャンスを与えられたセザンヌが、様々な妨害と闘いながら、プレタを守り抜くことを期待して、星5です。

    • 75
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