Mayayaさんの投稿一覧

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221 - 230件目/全952件
  1. 評価:5.000 5.0

    カルチャーギャップにやられました(笑)

     自身が高校生だったのは、遥か昔…日本の高校も、ここまで来たか〜と、感無量?です。
    ①制服じゃない!
     おしゃれは楽しいけれど、洋服代、大変だろうなぁ、親。
    ②髪形、髪色自由!
     前髪の長さ、及び肩にかかったら黒ゴムで結ぶ、あの屈辱は、今何処…
    ③学年越えた単位制!
     憧れの先輩と、授業で机を並べるチャンスが、高校でもあったのかも!?
    ④スマホ持ち込み自由!
     そもそも、んなもん存在してなかったし…
    まるで、アメリカン・ハイ・スクール?そんな中で繰り広げられる、才南と奏人先輩との恋の?わちゃわちゃが、とても楽しい作品です。見ようによっては、鬱陶しいほど「顔好き」の才南だけれど、その熱量が、少しずつ奏人先輩の心に伝わり、彼の行動を変える力になっていきます。悪意をもって絡んでくる登場人物はいないので、そこも安心ポイント。最新の?高校生活を追体験している気分になれること、請け合いです!
     一つ気になるのは、めちゃコミさんサイトでは、ずぅ〜〜〜〜〜っと更新されていないこと…一体、どんなウラ事情が?!課金の準備は整っています。才南と奏人先輩の恋のわちゃわちゃ、続きを早く拝ませてくださいませませ…

    • 2
  2. 評価:3.000 3.0

    ご都合主義多めのシンデレラストーリー

     ざっくり感想を言わせていただければ、「この話にもっていくために、いろいろご都合主義なところはあるものの、正直者が馬鹿を見なくて済んで、取り敢えずはよかった話」でしょうか。
    ご都合主義①…「動かぬ証拠を掴んでから、殴り込んでこい」
    名前判明は、真相解明のきっかけ。自分の婚約者の浮気相手が、本当に「白川陽香」かどうか、動かぬ証拠を集めなきゃですよ、ヒステリックモブ婚約者さん。
    ご都合主義②…「なぜ名誉毀損で、訴えない?」
    今回、陽香が会社に居づらくなったのは、常務の婚約者が、人違いをして騒ぎ立てたから。ならば、名誉毀損で、訴訟を起こせるはず。何?費用がない?そんなもん、勝訴してからの、後払いよ〜(を、潔しとしないヒロインなんだろうなぁ)
    とまあ、そもそも序盤から、ツッコミどころ満載。陽香と貴文が、憎からず想い合うようになるところは、仕方がないにしても、その後もいろいろ「都合の良い事実」が判明していきます。
    「香道」という切り口は、面白かったのに…。ご都合主義の上に成り立ったシンデレラストーリーという感じが、ちょっと勿体無かったかな。

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    ヒーロー目線の匂わせ転生回帰物語?

     この手のお話のパターンって、大体知り尽くしたつもりでいたけれど、そっかー、まだこの切り込み方があったかーって感じ…ヒーロー目線で語られる物語、新鮮です。
     そのヒーローのレイヴンに関しても、ネタが小出しにされるせいで、飽きない、興味が尽きない。冒頭で、ん?現代人既婚者からの転生者?と匂わせ、途中エステレラの記憶の中に登場するあたり、回帰者?と匂わせ、百戦錬磨の遊び人という触れ込みだったのに、エステレラとのちょっとした触れ合いで、顔を赤らめ…う〜ん、レイヴンよ、どっちなんだいって、ツッコみたくなります。ま、あれほど回避し続けた結婚を、妹を犠牲にするよりはと受け入れたり、自分が去った後の、部下たちのことを慮ったりと、クズ公子らしくない行動なんだよね…。
     一方、ヒロインのエステレラも、訳あって悪女のふりをしている、実はお嬢様。こちらも、どうも回帰者らしいし、それどころか最強の「聖女」の可能性?エリアヒールができるのは想定の範囲内だとしても、魔物をビンタ?!当たり前だけれど、素手で!こりゃ、新しい…です。
     タイミングよく匂わせたり、ネタを小出しにされたりしているので、美しい画とともにストーリーにも惹きつけられ、興味の尽きない展開になっています。帝国一のクズ遊び人と冷血悪女カップルかと思いきや、実は、狼の毛皮を被ったワンコと真面目聖女との純愛物語かも…?!二人の行く末が、とても気になります。

    • 102
  4. 評価:5.000 5.0

    開き直りの美学

     流されるまま受け身で生きるか、目標を定めて主体的に生きるか、どちらの生き方でも構わないと思う。ただ、もし同じ人物が、二つの生き方をどちらも経験できるとしたら…きっとその二つの生は、大きく違ったものになるだろう…「千鶴の夜明け」これは、そんな物語。
     1周目の千鶴は、自分が「育ててもらった」引け目から、全て周囲の意のまま、流されるままに生き、その結果、大きな後悔を残して、愛する人藤四郎を失った。
     対する2周目の千鶴は、自分が生贄となる運命は受け入れつつも、そこに後悔を残さないよう、能動的に生きることを選択する。人間は、経験を重ねることによって、賢くなり、主体的に動くことによって、相手に先んじることができると、千鶴の行動から学ばされる。そして、千鶴が変わることによって、1周目では本音で向き合えなかった藤四郎との関係も、新しい局面を迎えることは、想像に難くない。何せ本当は、「一途な旦那さま」ですから。
     そもそも「生贄」とか「人柱」とかは、ときの権力者たちが、自分の都合の良いように、状況を変えるために利用したもの。ましてや、たかが村長程度の娘の香織某とやらに、大きな顔をさせる程度の低レベル集団。「山神」が本当に望んでいることなのか、甚だ疑わしい。
    「もういっかい きて」…1年後に迎える千鶴の夜明けは、1周目同様、生贄としての悲しい結末を迎えるのか、それとも、文字どおり千鶴と藤四郎にとっての新しい夜明けとなるのか…後者であることを、かたく願いつつ、次の配信を待ち遠しく思う自分がいる。

    • 347
  5. 評価:4.000 4.0

    「元カレの息子と付き合えるか」考

    「元カレの息子と付き合えるか」…多分、今の日本では「元カノの娘と付き合えるか」より、更にハードルの高い命題。
     まず、その息子が生まれたタイミング。付き合っている最中の、浮気の果ての存在なら、かなり複雑。今回のケースは、付き合う前から存在していたってことで、セーフ?
     でも、恋人としても、父親としても、恭平氏はかなりのクズ。てへぺろ遺影は、葵なりのブラックユーモアか?親と子は、全く別な存在ということ、頭では理解しているけれども、ふと頭をよぎるクズ男DNA…
     そして、一番のネックは、歳の差15歳。おまけに、美咲は資産家一族の出身で、社会的にも認められている。若いツバメの逆玉カップルなんてふうに、色眼鏡で見られること、覚悟しなくちゃです。
     それでも、「元カレの息子」という枠を越え、葵という一人の男性として見た場合でも、彼のことを愛しく思うのなら、別にこの関係、受け入れてもいいんじゃない?友人の母親と結婚した、かの国の大統領もいることだし、二人に信念があれば、それが正義になる。結局最後は、人対人。
     さて、美咲と葵の選択は…?ついに、日本もここまで来たぞ(笑)

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    ヤンデレが二人?!

     普通の女子が、悪女に転生して性格が激変、原作を改変すべく、あの手この手を繰り出して…という流れは、よくある話。でも、琴子先生にかかると、これ、面白いんです!
     まず、「ヒロイン」が、ふくよかちゃんという設定が、普通に面白い。前世で、家族や健康に恵まれなかった彼女が、健康な体を手に入れた今世、全てのことに感謝しながら、前向きに生きようとする姿に共感できます。座学、剣術、魔術、そして、ダイエット…努力の甲斐あって、家族と和解、体型はスレンダーに、親しい友人もできて、セリーヌの人生、そりゃもう順風満帆!!おまけに、聖女みたいな女神みたいな、すごい力も発現しちゃって、バッドエンド回避は確定事項?!
     このまま、ほんわか話が進んで、ヤンデレ化した第二王子ウィルさえ(第1話でネタバレ済み)何とかすればいいのかなと、高を括っていたのに、何とヤンデレが、もう一人!?そう、あの美しく完璧な第一王子ルイスも、何とヤンデレ化してしまったのです!さすが琴子先生、斜め上いく展開だわさ。
     さて、真のラスボス王子は、ウィルなのか、ルイスなのか、そして、おデブじゃなくなったセリーヌの運命は…?ということで、予測不能の前半コメディー&後半シリアスな異世界転生ファンタジー、星5で、超お薦めです。

    • 169
  7. 評価:2.000 2.0

    ヒロイン空回りのドタバタ劇

     推し活に興味がないので、余計そうなのかもしれないけれど、ヒロインに全く共感できず、冷めた目で見てしまっています。
     まず、転生前のヒロイン…推し活を否定するつもりは、毛頭ございませんが、推しの死にショックを受け過ぎて、そんでもって自分が事故に遭って、どーすんのっ!推しに失礼でしょ💢
     それから転生後、ルーになってからのヒロイン…前世、推しができるくらいやり込んでいたストーリーなのに、うろ覚えって、どーゆーこと?その結果、自分の首を絞め、シャルの足を引っ張り、ドタバタドタバタ…こんな自分本位な思考回路に陥ってしまうのが推し活なら、やらなくてもいいな。「推し活」のイメージ、ダダ下がりです⤵️
     残念ながら、主要キャストたちも、今一つカッコよく見えないし、むしろ不気味さのほうに気を取られてしまう…ヒロインのルーに至っては、三白眼風で、鼻がないっ!?坊主憎けりゃ袈裟まで憎いじゃないけれど、こんな推し活娘、ご勘弁〜っ。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    元日本人による、ユートピア建国物語

     もし、資本主義と共産主義のいいとこ取りで、資金の心配なく存分にインフラ整備を進め、みんな違ってみんないい国を造ることができたなら…そんな発想から、このお話は生まれたのかもしれません。
     主人公のヴァンは、出来損ないの烙印を押されて、実家の侯爵家から追放された8歳の少年。でも、中身は社畜リーマンのアラサー日本人男性。日本国憲法の下で育ち、いい意味で、勤勉で公平な日本人の良さを携えていた青年のようです。
     そんな彼が、ハズレ魔法である「生産魔法」を駆使して、インフラ整備を爆速で進め、適材適所で有効に人材活用しながら、誰もが安心して暮らせる領地経営を目指します。だから、とにかくヒーローのヴァンが、カッコいい!気持ちいい!よっ、人たらしって感じ。前世で受けた教育と経験を生かして、良きリーダーであろうとする「少年」の姿は、とっても素敵なんです!
     単なる理想話とみる向きもありますが、差別によって起こる社会構造の歪みや、特定の産業だけに頼る弊害、経済の不均衡、果ては国境・移民問題まで、さりげなく?現代社会に対する警鐘もぶっ込んでいるところが、この作品の隠れ推しポイント。
    「楽しい領地経営」ならぬ「楽しい領地防衛」なので、次から次へと難題が襲いかかりますが、それさえも、涼しい顔で?解決していくヴァン。理想的なリーダーによる、理想的な国造りの行く先が、ますます楽しみなユートピア建国物語、星5で絶賛お薦めです。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    番認定なんぼのもんじゃい?

    「番認定」なるものの概念が、よく分からないんだけれども、巷で言われていることに照らし合わせてみるならば、出会った、或いは触れ合った瞬間に、ビビッとくるもんぢゃないの?それを、たかが髪色とベール程度で見抜けないとわ、番認定なんぼのもんじゃい!と、序盤の感想…。一途に思い続けてきた割には、そしてその後の溺愛っぷりと比較しても、整合性がとれていないよ、アンドレアさま。
     それでも、侍女のミリアが王女の身代わりとして、王室黙認で輿入れしてくる環境としては、このくらいの緩さが必要なのかも…。細かいことはあまり気にしないで、ベイビー聖獣の可愛さに癒されつつ、アンドレアさまの豹変っぷりを楽しめば、よいのかもしれません。
     コンスタンシア様命の鈍チン侍女ミリアと、彼女を振り向かせたい不器用王子アンドレアの恋の駆け引き?これから、肩肘張らず読んでいけそうです。それにしても、アンドレア父のジェフリルド王、なかなかの策士でんな〜。

    • 5
  10. 評価:5.000 5.0

    復讐のその先にあるものは…?

     最恐の悪魔をも驚かせた三つの願い「汚い血の半分を抜き取って」「お母様を助けて」「奴らをズタズタに引き裂く」…それらを全て自分の手で行うために、イザベラは「時間を巻き戻す」ことを選択し、3年という時を遡ってきました。
     既に1周目で得ている情報の他に、彼女が使える強力な武器は、ブレイク公爵令息で半人半魔のカイドゥン。溢れんばかりの魔力を自在にコントロールしながら、イザベラの願いを叶えるべく、手を貸していきます。彼の母親でもある悪魔ヘラ=ルッチフェルと約束した時間は、わずか1年。その1年で、父コリンス伯爵、その愛人キャサリン、そして、本丸である第2王子アスターらを全て排除できるのか、ヒリヒリした展開が繰り広げられそうです。
     そして、一番気になるのが、イザベラのあの言葉「地獄で会いましょう、お父様」…既に第1話でネタバレしているように、裏切り者の浮気男イザベラ父が「地獄に落ちる」のは、決定事項、でも、イザベル自身も地獄行きということなのか…。比喩的な意味で使っているだけで、決して彼女自身が、自分の幸せを諦めていないことを願いたいと思います。
     イザベラの復讐は成功するのか、カイドゥンは完全な悪魔となり、魔王への道を歩み始めるのか、そして、二人の1年の契約の、その先にあるものは…?美しくも苛烈な物語の終末が、予想できません。

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