Mayayaさんの投稿一覧

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231 - 240件目/全997件
  1. 評価:3.000 3.0

    ポーション師の下克上物語…多分

     う〜ん…大病院を舞台とした医療系ドラマの弊害?医師が、看護師、薬剤師、事務員等を下に見ているってイメージ…。確かにそういう側面が、「まだ」すっかりは、なくなっていないわけではないと思うけれど、個人病院なんかは、そんなことやっていたら、立ち行かないよ〜💦
     だから、ガイアックを大病院の院長、ヒナタを薬剤師的な位置付けで、このお話を進めようとしているのなら、ちょっと旧態依然的なネタの扱いかなぁと思ってしまいます。
     それでも、下克上+勧善懲悪的なストーリーは、嫌いじゃない。ヒナタの周辺が、タイプの違う、でも、みんな可愛い女の子ばかりなのは、さすが少年漫画!という感じだけれど、それも折り込み済み。「薬品調合」「素材活性」「素材鑑定」のスキルをフル活用して、まずは、ガイアックたちの鼻っ柱を、ボッコボコにへし折ってくれることを期待しています。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    お見事!壮大な愛の物語

     ユジンだ、カインだ、ヘレイスだ、銀黒金の揃い踏み、赤毛のラビロフ、栗毛のダニエル、タイプの異なるイケメンぞろぞろ大行進!って、これだけハイレベルのイケメンを並べて、とっ散らかっちゃって、どーするのっ?!という印象でした、途中までは…。でも、後半以降、話が進むにつれて、これが壮大な愛の物語だったということが見えてきます。
     振り返ってみれば、「ルペルシャお姉様」の中に召喚された「彼女」…あまりにも、ルペルシャ愛が強すぎました。いくら「推し」であっても、ここまで自分を後回しにして、尽くすことができるものなのか…その「違和感」の正体が明らかになったとき、それまでの伏線が一気に回収され、この物語が、単なるご都合主義の転生もの、召喚ものではないことが分かってきます。もし、全話課金する余裕がなくても、97〜100話だけは、読んでみてください。最初の頃の印象が、がらりと変わりますので…。
     ルペルシャなのに、愛称がリシャであったこと、「ヒロイン」が一貫して「ルペルシャお姉様」と呼び続けたこと、そして冒頭、ルペルシャが「ヒロイン」に語った「好きに生きろ これはお前の人生なのだから」という呼びかけ…全て重要な伏線でした。あまりにも大きな愛に、胸が締めつけられる思いです。
     ところで、タイトルの「悪女が恋に落ちた時」ですが、恋のお相手は…?諸説あると思いますが、自分は「アナ雪」風に解釈します。つまり、「ヒロイン」←→ルペルシャが、「真実の愛」で結ばれていても、いいんじゃない?

    • 45
  3. 評価:2.000 2.0

    女性漫画?少女漫画の間違いでしょ!

     ヒーローの気持ちを勘違いして、ヒロイン大暴走!という話は、よくあるけれど、中でもこちらは、いろいろかなり緩め。ま、一般人だったら、前日当日に結婚式キャンセルも可能でしょうけれど、王族だよ?お妃教育を受けてきたはずのキャロルさん、無理ゲーということに、何故気付かない?そもそも、政略結婚ってことは分かっていたはずだから、前日に「本当に愛する人と…」と思考が飛ぶことも、変。どうしても結婚したくなかったら、十二夜目に薔薇を受け取らなきゃ、いいじゃん。揚げ足取りになるけれど、レオンに追いかけてほしくて、ワザと逃げている?って、勘繰りたくなる…
     と、これだけ突っ込みたくなるのも、女性漫画らしからぬ、設定の甘さ、都合の良さが目立ってしまっているから。多分、少女漫画だったら、このユルさも許容範囲。ギャグ漫画にカテゴライズして、このドタバタコメディーを楽しめたはず。でも、女性の生き方を描く、女性漫画としては、どうなのかな…。
     公爵令嬢と円満に婚約破棄をして、可哀想な王太子を演じ、身分の低い恋人と結ばれるための、全てレオンの策略!な〜んてことになれば、そして、実はヒロインはキャロルじゃなかった!だったりしたら、ブラックで面白いかもかも?

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    アラサーくらいぢゃないと、無理なので…

     常々思っていました。特に訓練を受けてきたわけではない、一般人の10代、20代が、突然チートな能力を得たその瞬間から、地球や人類のために闘うヒーローとして、命をかけられるものかと…。
     その疑問の隙間を、ある程度埋めてくれた作品が、コレです!そうだよね〜、普通、無理だよね〜、やりたくない人は、やりたくないよね〜。神様とやらの存在に、勝手に異世界転移させられて、「救世主」の任を押し付けられた3名。三者三様とは、よく言ったものです。
     その中で、ヒロイン月奈の「救世主」能力に関する細かい指定が、いかにもアラサー日本人女性らしくて、笑えます。そうよ、おばちゃんたちは、日々平穏に、楽しく、心地よく生きることに、心血を注いでいるのよ。33歳は、おばちゃんカテゴリーとは、ちょっと違うけど…。それでも、国民として、納税者として、いざとなれば、きちんと義務を果たそうとしてしまうのよ。
     それにしても「この世界」は、「神様」とやらが遊んでいる「ゲーム世界」か?と思えるような、この「救世主」設定。神様なんぼのもんじゃい💢と思いつつ、ま、ツキナとイルが、まったり幸せなら、それでもいいか…
    「救世主」の意味を問いかける、ひと味違った異世界召喚物語、美味しいお茶と食事付きで、五つ星カフェ間違いなしです!

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    あぁ?めんどくせぇ💢

     神田由良くん、君にも君なりのプライドと事情があるのは、よく分かる。気になる女の子を、ちょっと突き放してみて、こっちに関心をもたせたいという潜在意識も、よく分かる。でもね、巨人大鵬玉子焼き、地震雷火事親父が幅を利かせていた昭和でもあるまいし、男は黙ってサッポ◯ビールを飲んでいれば、全てわかってもらえた時代は、歴史の教科書上の出来事。今は、陽キャで、優しくて、自己主張できる子のほうが、ウケがいいんだよ〜。
     って、ヒロイン結佳以外には、いい顔してるんだっけ?結佳に対してだけ、塩対応?あ、こりゃ、ダメだ。普通の女の子だったら、絶対離れていくわ。結佳だって、「幼馴染み枠」がなかったら、どうだったか分かんないし…
     いろいろツンデレものを見てきたけれど、由良くんぐらい面倒くさいツンデレは、なかなか珍しいかも。そして、負けず劣らず激ニブで少女漫画的に困ったちゃん?の結佳。ジレきゅんは大好物だけれど、度を過ぎると、ちょっとお腹いっぱいで、はばけ気味だよ〜。
     作者先生方、この面倒くさい二人を、早く何とかしてくださいませませ〜。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    バタフライエフェクトの先の崎

     湖に投げられた石ころによって生まれた波紋…バタフライエフェクトと、同様の意なのでしょう。地球の反対側で起きた大地震の影響で、海面が隆起し、大津波となって日本沿岸に押し寄せる…二度目の人生で、ヒロインイボールの生み出した「変化」は、大きなうねりとなって、彼女と彼女を取り巻く人々の運命を変えていきます。
     逆行前もその後も、イボール自身の本質は、多分変わっていません。どちらも、愛する異母弟デュランに、強く安定した地位を与えたいがための行動。ただし、コミュニケーション不足?不器用?独り善がり?故の、一度目の失敗を教訓に、二度目は悪女ばりの権謀術数。そして、目に見えて分かる溺愛姉っぷり。その賢さ、美しさ、強さ、優しさ、一度目でさえ、王太子シディスを虜にしていたのに、二度目はどうしてくれようか!って感じです。失敗は成功の母、とよく言うけれど、この手の逆行回帰モノって、やっぱり一度は大失敗して死を迎えないと、ダメなもんかしらね…。
     ところで、「湖に投げられた石ころ」というのは、湖に身を投げたイボール自身のことでしょうか。石ころのように何も考えずに生きてきたイボールが、自らの意志で行動を開始したとき…きっと、掛け違えたボタンは、あるべき場所に落ち着いていくのでしょう。波紋の届く涯てを、見届けたいと思います。

    • 24
  7. 評価:4.000 4.0

    巨大ハーレム誕生の予感…?

     一夫一妻制の日本にあって、自分の記憶上、初めて「一夫多妻」を公然と表明したアニメは、「いなかっぺ大将」。花ちゃんと菊ちゃんの両方と「結婚」して?旅立っていく風大左エ門の姿は、かなりインパクトがあった。さすがに、「タッチ」や「みゆき」では、踏み止まっていたが、以来、少年誌や青年誌の中に、「男のロマン」?を追い求める設定が、少なからず存在することは否めない。
     多分、この「災害級使徒の花嫁探し」も、そのカテゴリー。幸か不幸か、「お色気」方面にはあまり走っていないものの、出てくる女の子出てくる女の子、み〜んな主人公のヨルを好きになる。ヨル自体は、全然クズじゃないんだけれど、何せ無双で、その上普通に優しいから、どの子も快くヨルを送り出し、再会を期待する。その数、あまりにも多過ぎて、おまけに顔もみんな似ているから、どの子が本命か、ようわからん状態…。多分、アリサが頭一つ抜け出しているんだろうけれど、カールや、その他の女の子たちも、家柄、能力等遜色なく、どんぐりの背比べ?
     このまま「花嫁探し」を続けると、ヨル個人の意思と関係なく、巨大ハーレム誕生の予感が…。作者先生方、そろそろ花嫁候補、絞りませんかぁ?

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    「あしながおじさん」同様、幸せな結末を

     あしながおじさんモチーフで思い浮かぶのは、往年の名作アニメ「キャンディ♡キャンディ」かな?養護施設育ちのバネッサと、支援者の「先生」との書簡のやりとりで話が進むあたりは、確かに「あしながおじさん」風。ジュディほど、夢見がちではないものの、善良でポジティブなバネッサの性格は、ヒロインとして推せます。名前のアルファベットにこだわるあたりは、「赤毛のアン」のアン=シャーリー似かも?
     ただし、あくまでモチーフであって、「あしながおじさん」や「赤毛のアン」には、「魔法がかかったような」描写は登場しても、「魔法」は登場しません。でも、こちらの作品では、まずバネッサが通うバムベルクアカデミー自体が、魔法について学ぶ魔法学院。そこでヒロインは、魔法に関するスパルタ教育、もとい英才教育を受けることになります。何故に…ってことですが、龍にも懐かれてしまうバネッサ、彼女自身気付いていない秘密が、隠されていそうです。
    「あしながおじさん」では、ジュディになんやかやと絡んできた「ジャーヴィス坊っちゃま」が、あしながおじさんその人だったという幸せな結末でしたが、本作でのその役回りは、バルデル公爵で、特殊戦闘部隊隊長でもあるギドゥ?要所要所で、バネッサを不思議案件に引き込む「謎の少年」のことも気になるし、まだまだ予測不能です。
     願わくば「キャンディ♡キャンディ」のように、悲しいこと多めではなく、ハッピー増し増しの展開を期待しています。

    • 8
  9. 評価:3.000 3.0

    選択の自由度を欲すの件

     正直、「悪役令嬢」モノは、もう飽きています。だって、大体どの子も「悪役」なんかじゃなく、ほとんどが普通以上のバランス感覚をもっている、社会性まともな子たち。そして、俗に言う「原作のヒロイン」たちのほうが、とんでもなくお馬鹿ちゃんか、そっちが悪女じゃん!と描かれることが多く、大抵逆転「ざまぁ」されて、おしまい…だいたい、このパターンじゃありませんか?
     長崎出身のトークの上手い、眼鏡をかけた語り部さんの歌にもあります。「自分の人生の中では、自分が主人公…」悪役令嬢モノを読んでいると、ホントそう思います。
     ただ、アンソロジーの良いところは、5話前後で完結しているので、いつまでもイライラせずに済むところですよね。その分、玉石混交なので、課金してみないと画の感じが分からず、好みのものを引き当てられるかどうか、ちょっとした宝くじ気分。
     願わくば、「試し読み」で第1作目の冒頭を紹介するのではなく、それぞれの作品のダイジェストにしてくだされば、選択しやすくなるのではないでしょうか。執筆陣に、これからの作家さんが多そうなので、ぜひ検討していただければと思います。

    • 13
  10. 評価:5.000 5.0

    砂時計の砂は落ち切った…

     めちゃコミさんの作戦?初回配信時点で、100話分全話無料という大盤振る舞い!これは何かある!と思ったら、やっぱり「何か」ありました。
     アリアが「砂時計」によって?逆行したのは、自分と母親を陥れ、命を奪ったロースチェント伯爵家への、そして、その求心力であったミエールへの復讐が、強い思いとしてあったから…。その復讐が、100話までで、一応の区切りを見ます。どのような結末を迎えたかは、ぜひ本編で楽しんでください。逆行モノあるあるですが、はっきり言って、階級の違うボクシングの試合を見た気分。アリア、なかなかの悪女っぷりです。
     で、ここで終わらなかったから、100話無料だったんだろうな…。クロア編?それとも、アーステロペvsローハン編?とでも申しましょうか、アリアの実の父親の国や、それぞれの国の王族たちを巻き込んでのすったもんだが、新たに始まりそうな予感。「ミエールの微笑み」も気になるところです。
     ひっくり返された「砂時計」…砂が落ち切った先に、一体何が待っているのか。もう一度、ひっくり返す?100話無料と、喜んでいる場合ではなさそうです。
     これでこの後、あっさり完結したら、ほんとお得なんだけどなぁ…

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