5.0
ジェンダーレス時代の適材適所夫婦
冒頭で、SSランクの「氷の竜帝」が登場!誰?このイケメン、ヒーロージルベールの他の姿?それにしては、あまりにも雰囲気違いすぎるし、え?三角関係??と、しばし困惑…でも、10話前後で事実が判明、なんて素敵な落とし所なんでしょう!なるほど、その手があったか〜というナイスな設定です(笑)
適材適所って言葉があるように、男だから〜とか、女だから〜とかというのは、もう過去の過去。一人一人が、自分に合った技能を伸ばしていけば、世の中もっと生き易くなる。そして、レティシアとジルベールのように、それを認め合える相手が、一人でもいたならば、心は満たされる。「レティシアの武力&ジルベールの頭脳」の組み合わせは、まさに比翼連理の最強夫婦!二人のこれからが、楽しみでなりません。
ギャップ萌えを楽しめるのも、このお話の醍醐味。見た目はベル・プペー=人形姫のレティシアが、実利主義のおっさん思考というのは、良い意味で新鮮だし、素行不良?の第二皇子ジルベールが、実はワンコで料理上手というのは、まさにギャップ萌え!そんな二人のわちゃわちゃが、いい感じにスパイスになっていて、意外性のある展開を、無理なく楽しめます。
さて、あっという間に夫婦となった二人。皇家と公爵家の結び付きを疎ましく思う勢力を、無事退けられるのか、そして、ジルベールは、呪われた赤目の汚名を返上できるのか、まだまだ課題は山積みです。でも、この二人なら、きっと大丈夫、この先も、スカッと展開を期待して、星5です。
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ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)