3.0
立ち上がれ、水野七海!
最初にヒロインが、どん底であればあるほど、そこから這い上がり、ざまぁする気分の良さは、なかなかに代え難いものがある。その意味で、水野七海が置かれた状況も、不自然なほど異常で、ざまぁのしがいがあります。
まず異常その1、それは、「水野」→「氷野」呼び。社会人が働いている、会社だよね?ここ。びっくりしすぎて、なんも言えね〜。それでも、勤務態度に問題があるのだったら、陰口たたかれることもあるかもしれない。けど、営業成績2位で、どうしてこの扱いになるのか、誰か説明してください。
次に異常その2、それは、自分からぶつかっておきながら「ぼんやり突っ立っていて、邪魔」呼ばわりする後輩女。普通は「ごめんなさい」「すみません」だよね?こんな娘に育てた、親の顔を見てみたい。
おまけの異常その3、それは、我が子に経済的支援を強要する七海毒親。親の風上にも置けない「親」もどきよ、いい加減子離れしたら?あ、無理だから、七海にたかっているんだった…(笑)
こんなとんでも設定の七海だけれど、ヒーロー風沢寛人だけは、彼女を正当に評価していての偽装婚約話?それとも…。七海よ、風沢相手に悔しがっている暇があるならば、会社内での不誠実な扱いに、もっと強く声を上げるべき!そして、さっさと寛人を取り込んで、見事腐れ会社の面々に、ざまぁしてくれる展開を期待しています。
-
0
偽装婚約を、苦手な君と。