Mayayaさんの投稿一覧

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251 - 260件目/全866件
  1. 評価:4.000 4.0

    「公侯ラブ」のパラレルワールド(笑)

     タグはまだないけれど、「異世界ファンタジー」「パラレルワールド」、そして「恋愛」+「コメディー」?!真面目で重々しい場面と、はっちゃける場面(主にヒロインとヒーロー以外が)とのギャップがかなりあって、肩肘張らずに読むことができます。そもそも「公侯ラブ」ってあたりからして、遊びすぎだよ〜。
     物語のキモは、ズバリ「並行世界」。ヒロインロレリアの弟ベルフォースが、今でいうファクシミリ的なゴートーク箱(笑)を作ったはいいけれど、何と並行世界の「ロレリア・フェリエル公爵夫人」から、手紙が届いてしまった…ここから、俄然物語が動き始めます。リアの両親の死の真相、フェリエル公爵家の秘密、皇家を巡る陰謀…あちらの世界とこちらの世界でそれぞれ起きた事件が、複雑に絡み合いながら、リアとエドガーを翻弄します。大公ジンは、やっぱり悪役顔だった〜。
     結果的に、あちらの世界とこちらの世界とでは、人の生死を含め随分様相が違ってしまいますが、変わらないものは、ロレリアひと筋LOVE のエドガーくん。さて、あちらの世界同様、無事ロレリアを娶ることができるのか、それとも…。全話課金はキツいから、無料分増えるまで、待ってみる?

    • 6
  2. 評価:4.000 4.0

    レイモンドとサマンサに捧ぐ

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    「逆行令嬢の復讐計画」というタイトルそのままに、逆行・回帰したソフィアは、1周目よりも賢く、強くなって、アレクシスとともに、レイモンドとサマンサの陰謀を阻止していく…ざっくりまとめると、そういうお話です。
     それにしても、どうしてヒロインの逆行は、いつも分岐点の直前あたりなのでしょう。どうせだったら、レイモンドとサマンサの幼い頃まで遡ればよかったのに。罪は罪、悪役は悪役なので、本編での彼らの末路は、当然です。でも、幼い頃の屈託のない二人の様子が、どうにも気にかかるのです。
     性善説の盲信者ではありませんが、もしレイモンドが、母王妃にあれほどプレッシャーをかけられなかったとしたら、もしサマンサが、両親にあれほどソフィアと比べられなかったとしたら、もし二人が、自分自身を肯定して生きられるような環境で育っていたとしたら…そう考えると、二人を不憫に思うと同時に、彼らの親たちに対して、怒りを禁じ得ません。ソフィアとアレクシスとブルーノにあって、レイモンドとサマンサになかったもの…それは、無条件に認めてくれる親の愛でしょ?
     ソフィアができたのなら、レイモンドとサマンサも逆行できないのかな?その際は、無条件に愛されて育つ子ども時代が、彼らに待っていますように…。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    木野咲カズラ先生の画で、良かった…

     ヒロインとヒーロー同士の契約結婚から始まるお話は多々ありますし、そのうちの何%かは、ヒーローに恋人・愛人つきだったりします。その場合、ヒーローがヒロインとの「真実の愛」とやらに目覚めるまで、しばらくモヤッを感じるものですが、このお話はそれがほとんど…というか、多分全くない!!誰かこの状況を説明してください…。

     多分それは、作画の木野咲カズラ先生ののほほ〜ん、失礼、ほんわかした画風のおかげかと…。もちろん、ヒロインヴィオラが、夫サーシスのことを「同じ敷地内の別館に住む衣食住を保障してくれる人」程度にしか認識しておらず、恋愛感情にも疎いというシナリオ設定の力もあります。でも、他の作画先生のドラマチックな画やシリアスタッチの画だったら、このまったりした雰囲気は作り出せないはず。本来、超モヤモヤスタートであったはずのものを、(笑)たっぷりのあるあるコメディーにまで昇華させたのは、やっぱり木野咲先生の画によるところが大きいでしょう。サーシス様なんて、およそ浮気男に見えないもんね〜。
     それにしても、各エピソード毎に「誰かこの状況を説明してください」と言いたくなる状況が、ヴィオラを待ち受けているって、一体どういうことでしょう。タイトルに込められた並々ならぬ思いと、原作のパワーを感じます。どんな状況に陥っても、ポジティブ思考及びチェンジリングで、逞しく生きてきたヴィオラと、この年にして「真実の愛(笑)」に目覚めたサーシス様が、それぞれに変化していく様子、これからも楽しく追っていきたいと思います。

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    悪役顔オンパレード!(笑)

     アリエノールの元婚約者レアンドルは、その弱っちい性格のとおりボケナス顔だし、その恋人の日和見クラリスは、性根の悪さが滲み出ている悪女顔…ここまでは、よくあること。でもこの作品、ヒロインのアリエノールとヒーローのクロヴィスも、微妙に悪役顔。表紙のイラストからは、そんな印象受けないんだけれどねー。他の作品に比べて、目が小さめ?黒目の比率が少なめ?だからかなぁ…コマによっては、完全にワルい顔になっています。ま、好みの違いだと思うけれど…。
     ストーリーは、よくある「ざまぁ」モノかと思いきや、スッキリとざまぁできていない感があったり、間髪を容れず、次のライバル令嬢(この子も綺麗に見えて、悪役顔)が、邪魔張りを始めたりで、割とモヤモヤが続きます。ヒロインたちも、悪役たちも、どちらも悪役顔になることがあるので、顔の一部分のみがアップになった場合、ん?これは、ヒロイン側?それとも悪役令嬢?と、混乱するときがあるのも、マイナスポイント。面白くないわけではないけれど、ちょっとストレス多めかな…?

    • 2
  5. 評価:4.000 4.0

    ロマンスは生まれそうにないけれど…

     ジェンダーフリーを意識してのことか、ヒロインが、ロマンスを成就させて、幸せになりました…ではない選択をする流れが増えています。今作のヒロインカリナも、このタイプ?まあ、カリナに転生憑依する前、物語中のローランドとメリッサに、とても同情的だったから、ある意味「ママ」として、使命感に燃えているのかも…。今のところ、トルス公爵クロードとの間に、ロマンスが生まれる兆しは感じられません。まあ公爵も、見かけによらずヘタレだもんね。
     タイトルが「ママになります」だから、ローランドやメリッサが、さぞかし活躍すると思いきや、そうでもない。にわかママであるカリナ中心に、物語が回っていきます。そして、カリナの一番の目的は、子どもたちを無事守り通すこと。お金儲けも、トルスの立て直しも、全てそのための手段で、転生前の前職は何だったんだ?ってくらい、経済の仕組みに精通し、母親業が板に付いています。クロード、つけ込む隙がないね〜。
     まあこの二人、「夫人」「閣下」と呼び合っているうちは、まだまだ距離感ありますわ。ここからロマンスにシフトチェンジするのか、それとも、このままカリナ一家の自立と成長が中心なのか、作者さまのお気に召すまま……あれ?そういえば、悪玉レンケ、どうなっている?

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    その「お見合い」は、如何なものかと…

     ヒロインとヒーローが知り合いではなかった場合、いかに出会いを印象づけるかが、その後の展開において重要になるけれど、う〜ん、この「お見合い」は、つっこみたくなるなぁ…。まず、「人の命を預かる」仕事をしているはすの看護師と教師が、人を騙そうとする姿勢が嫌。そんな不誠実な看護師に命を預けたくないし、どの面下げて、子どもに道徳を教えるんですか、月島蛍先生?
     そもそも、お見合いといいながら、仲介役も同席せず、二人っきり?釣書も写真もないのなら、それ、形を変えた合コン、もしくはブラインドデートでしょ。その程度のことなら、竹内サン、ちゃんと自分で断ろうねー。佐倉伊織先生の作品は、好きな部類にシフトしているのですが、今回の出会い方だけは、いただけなかった…。
     それでも、竹内看護師と月島教諭の「お見合い」に対する不誠実さにさえ目を瞑れば、王道の契約結婚もの、佐倉先生の創るお話が、面白くないわけがない。直秀サン、本当に1年でいいの?まずはお付き合いから…が普通でしょうに、あえて期間限定結婚を提案したのは、それなりの考えがあってのことだよね?この先、どんな邪魔や横槍が入っても、溺愛を貫いてくれることを、信じてまっせ〜。

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    ヘタレ皇帝だから子供は隠してもいいかな

     基本、子どもは、自分の出自を知る権利があると思います。でも、今回はないなー。6年前、新婚初夜に「愛していない」のひと言で、一方的に離婚を言い渡されたアステル。確実に政争に巻き込まれると分かっているのに、場合によっては、命を狙われる可能性があると分かっているのに、テオールの出自を明かすのは、愚の骨頂。我が子の人生を守るために、知恵と勇気を振り絞って闘う母親としての姿、カッコいいです!
     それにしても、アステルとカイゼンの温度差が、おもろーです。少なくとも現時点で、カイゼンとどうこうなろうという気持ち、アステルには微塵もない。そりゃ、そうだ、一人でテオールを育てようと決めた時点で、女は元パートナーを、物理的にも精神的にも排除するものです。
     一方、カイゼンのほうは、未練たらたら?彼なりの理由なり、正義なりがあって、アステルと別れたのでしょうが、完全に説明不足で、伝わっていないって!「加害者」のほうが、ことの重大さを認識していないって、本当だね。
     このままだったら、どうしようもなくストレスが溜まるお話だったけれど、テオールの可愛さ、素直さ、天然さが、全ての救いとなっています。アステルが皇后の地位に復帰するには、父レストン公爵の絡みなど、めちゃくちゃ問題が山積みだけれど、テオールのために、丸く収まるんだろうな。
     さあ、ヘタレ皇帝のカイゼンよ、アステルを含め、ほぼ全ての女性読者から総スカンをくらっているこの現状、巻き返しの道のりは容易ではない。でも、父として、夫として、這いつくばってでも、家族の信頼を取り戻して、見せてくれ!

    • 18
  8. 評価:4.000 4.0

    これ、少年漫画でしょ?

     ジャンルは「女性漫画」になっているけれど、これ、ぜぇったい少年漫画でしょ?だって、ここで描かれているヒロインのエレナって、可愛い、優しい、家事スキル完璧のメイドルック、ボンキュッボンのスタイル良しで、どんな悪事を働こうとしても、その遥か斜め上を行く包容力で、全てを安全着地させてしまう…おまけに、好きな相手(アイゼン)にひたすら一途で、エロのほうもそれなりに〜とくれば、もうそれは神の領域、全ての男子憧れの女神様です。キャスパーぢゃなくても、アイゼンに取って代わりたいと願う男子読者、少なくないんじゃないかな?
     一緒に転生したエレナの兄弟たちは皆、チート能力を発現させているけれど、それって彼女にも当てはまったりして…。さしずめエレナの権能は、「全人類を虜にする」あたり?それほど、どんな強敵が立ちはだかっても、どんな危機に陥っても、必ず突破口が開かれ、最終的に「エレナ大好き♡」で幕を閉じます。そこまでの過程がちょっと長めだから、モヤっとすることはあるけれど、ドロっとまではしないので、気軽に読めます。
     サザ◯さん、ちび◯子ちゃん、◯ラえもん、クレヨン◯んちゃん同様、いつ終わってもよいし、いつまで続けても大丈夫な内容ですが、サッカーチームができるくらい子どもが生まれて、大団円?!終わり方を予想するのも、それなりに楽しきです。

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    「香水」部分が特色化かな?

     ん〜、どう評価したらいいんだろ…面白いには、面白いんです。多分、核となる要素は「香水」なのだろうけれど、それにしても、異世界転生、ハイスペ男子との恋愛、悪役令嬢、女性の自立、魔界、魔呪術etc…と、物語の要素が多すぎて、ややとっ散らかった感は否めない。
     はじめは、物語の世界に転生した悪役令嬢「アリエル」が、調香師としての夢を叶えながら、ロマンスも…という流れかと思っていましたが、そのうち、セドリックにかけられた人体実験の後遺症とか、魔界の花アクニシアとか、ファンタジーの要素も強くなっていきます。そこに、元商売敵で現当て馬の第五王子アゼキアンが、カッコよくなってアリエルに接近するもんだから、我らがセドリックも、気が気ではない…という構図、良い意味で?カオスです。だって、肝心のアリエルは、商売第一、もとい香水第一で、色恋沙汰は二の次ですから…。このとっ散らかった状態から、どうやって「たった一人の」まで想いを高めていくか、興味深々です。
     ちなみに、物語の節目節目で紹介される「香水レシピ」は、香水好きなら興味が惹かれるところ。でも、アリエル、いくら天才調香師といっても、あなたの新作香水発売ペースは、ちょっと異常なまでの速さです。香水って、もっとじっくりと調合されるものよ〜。

    • 1
  10. 評価:3.000 3.0

    時代錯誤…

     執愛婚〜契約花嫁ってワードな時点で、内容は推して知るべし、緻密に描かれたコマと、あっさりした線画のみのコマとのギャップが大きく、今のところ星3と、評価は微妙…。この先、ストーリーか画か、あるいはその両方で、強く読者を惹きつける展開を期待しています。
     そもそも、設定が時代錯誤なことが気になり、なかなか内容が頭に入ってきません。まず、ヒロインの澪サン、元武家華族ってからには、大名家出身てことなんでしょうけれど、令和のこの時代に今さら?殿様商売かどうかはさておいて、倒れそうな商事会社を無理に立て直すよりも、有利な条件で手放すほうが、社員のためかもよ?
     ヒーローの魁斗サンは、西園寺財閥の次期総帥ってことですが、韓国でもあるまいし、そもそも現代日本に「財閥」って概念、実態ある?華族制度も財閥も、80年ほど前に日本から消えたと思っていました。漫画って、フィクションだけれど、ある程度のリアリティは欲しい気がします。
     因みに「成金上がり」は、現代ならベンチャー企業?それでいったら、あの世界的自動車メーカーも、あの有名家電メーカーも、そしてあの大手通販会社でさえ、み〜んな「成金」!成金、舐めんなよ…です(笑)

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